このお話は、笑い話というよりは、どちらかというと、江戸時代の侍に対して町人の恨みつらみを代弁してくれるといった趣を持っています。
話の筋は、武家屋敷にうどんを売りに行ったところ、支払いを断られたので、今度は汁粉と称して餅の代わりに石を入れたものを売りつけるというものです。
オチは、石を返した行為と「意趣返し」をかけたもの。