【文体が内容に与える影響に関する考察 または パロディですよ】

【修正例3】

【ですます調で】
 私は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしています。小学校にいる時分、学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かしたことがあります。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかもしれません。別段深い理由ではありません。新築の二階から首を出していると、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りることはできないでしょう。弱虫、と囃したからです。小使いに負ぶさって帰ってきた時、父が大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす人がいるかと言いましたので、この次は抜かさずに飛んでみせますと答えました。

解説

 どうでしょうか。ここでは「ですます調」で統一してみました。

 さて、この文章から先ほど挙げたような主人公の性格は出てくるでしょうか。あるいは、次の例はどうでしょう。


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とみくら まさや(vzx01036@nifty.ne.jp) $ Date: 1999/01/05 $