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このページは、Access で作成された書籍データベース「あれどこ」を Ruby に移植する経過報告用のページです。
「あれどこ」自身の開発経緯は、こんな感じ。
本好きの人がパソコンを購入してまずやろうと考えることって、多くの場合、書籍データベースを作ろうということではないでしょうか。少なくとも僕はそうです。
ただ、これまでの多くの挫折の結果、今出回っている書籍データベースって、
「図書館を対象にしている」
のではないかと思います。
図書館が所蔵する書籍のデータベースを作る大きな理由は、なんといっても「どの本が、今どこにあるか」を把握するためでしょう。
確かに1万冊とか2万冊の蔵書があれば、「どの本が、今どこにあるか」という情報は重要です。しかし、個人の場合はどうでしょうか?
僕の場合、最後まで読む読まないは別にして、購入する本は年間100冊ぐらいです。図書館から借りてくる本をあわせても130冊くらいじゃないでしょうか。おそらく一生かかって1万冊いくかどうかでしょう。
この程度の量だと、本を探すときに、せっかく作った書籍データベースを利用するほどのことはなく、とりあえず本棚とか押入を家捜しすれば、目的の本が出てくるわけです。
また、いわゆる書誌情報の参照ということも個人の場合、それほど必要性があるとは思えません。
結局のところ書籍データベースに何冊もの本の書名とか著者名とか出版社を入力していっても、それを再利用することってほとんどないのではないでしょうか。勿論、ため込むことに意味を見いだす人も世の中にはいらっしゃるのでしょうけれど、少なくとも僕は入力のための入力はしたくないです。
せっかく入力した情報は、再利用したい!
むしろ、僕にとっては、書名や著者の名前等の書誌情報を知りたいという要求よりも、
「あれって、どの本に書いてあったっけ?」
と本の中身の方を調べることの方が多いです。
特に、学生時代にレポートとか論文を書いている時、引用元を探す時間に費やされる時間が多かったような気がします。
ところが、書籍からの引用文を検索できる書籍データベースって案外少ないみたいです。
というわけで、作ってみたのがこれです。