著者 | 真保裕一 | ||||
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タイトル | ホワイトアウト | ||||
出版社 | 新潮社 | 出版年 | 1997年 | 価格 | 781 |
評価 | ★★★ |
先月は、仕事でバタバタしていたということもあって、結局5冊しか本を読めませんでした。忙しかったということを差し引いても、ちょっと少ないですね。反省。
ともあれ、『ホワイトアウト』です。
映画で観たという方もおられかもしれませんが(ちなみに、僕は映画は観ていません)、冒険小説としてはよくできていますよ、実際のところ。
導入部では、事件の中心人物となるキャラクターが紹介され、それまで全く接点がないと思われていた人々がどのようにして雪山へと導かれていくかが、実にテンポよく展開されていきます。
そして、雪山での事件。ここからは、主人公の超人的な働き、犯人たちとの息詰まる攻防で一気に最後まで読ませます。
とりあえず、『ホワイトアウト』を読んでの教訓。
寒がりは雪山に登ろうとは考えないこと。