著者 | まついなつき | ||||
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タイトル | 東京暮らしの逆襲 | ||||
出版社 | 角川書店 | 出版年 | 1995年 | 価格 | 1000 |
評価 | ★★ |
東京に出てきてから、4年目に突入しました。月日の経つのは早いものです。
さて、では4年が経過して僕の独り暮らしが上達したかというと、どうなんでしょうね。正直、上達よりもどんどん堕落しているのではないかという気がしないでもないです。
本書は、東京での独り暮らしを行っていた女性の生活体験記なわけですが、これを読むと、やはり独り暮らしは男性のするものではなく、女性のするものだと思いました。
確かに、本書は、いわゆる「お洒落な生活」ではなく、いかに自分にとって楽をして生きるかという点に主眼がおかれているわけですが、それでも、今の僕の生活および部屋の状況に比べれば、はるかにお洒落です。というか、まついさんが書かれている「手を抜いた生活」すら、僕にとっては、ずいぶん、まめに生きてるんだなぁと言うことばかりだったりします。
まだまだ理想の独身生活への道は遠そうです。