システム管理者の眠れない夜

【感想】

　多分、この本を涙なくして読めないシステム管理者って多いのでしょうね。

　幸い、僕はシステム管理者などという仕事はやっていないので、「そう言うこともあるのか」ぐらいにしか感じませんでしたが、それでも一般ユーザー対応に関する記述については、「うんうん、そうだよね〜」と深〜く納得する点もありました。

　本書は、コンピュータと人間との架け橋をどの様にして作っていけばいいのか、ということが書かれています。とは言っても、いわゆる技術書ではなく、雑記になっているので、本書を読んで社内・社外のシステム構築およびユーザー対応に関する体系的な知識を得られるわけではないのですが、それでも学ぶべき点は多いです。

　個人的には、システム管理に携わっている、あるいはこれから携わろうとしている人よりも、一般ユーザーに読んで欲しい1冊です。