アフリカの土着神話を元にした小説。
前後の脈絡が矛盾しているとか、話がご都合主義だとか、荒唐無稽とか、日本の緻密なプロットに慣れた読者にとっては、困惑することが多いかもしれません。
しかし、とにもかくにも、不思議な魅力と活力にあふれた作品です。
技術的に良くできているにしても、なんとなくおとなしくなってしまった小説にちょっと飽きている人は、ぜひ、一度お読み下さい。