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「捨てる!」技術

著者辰巳渚
タイトル「捨てる!」技術
出版社宝島社 出版年2000年 価格680
評価

【感想】

 僕の読後感想文を欠かさず読んでくださっている方から、

「冨倉さんって話題の本は読まないのですか?」

という質問が来ました。そんなことないです。ただ、僕は本に限らず、映画とか音楽もそうですけれど、基本的には自分の興味のあるものだけを読んだり、観たり、聴いたりするわけです。別に

世間の評判になっているものを意識的に避けている

わけではありません。

 ところが、どういうわけか僕が興味あるものって、世間ではあまり興味を持たれないものが多いようで……。困ったものです。

 ともあれ、そういう意味では珍しく話題の本を読んでみました。もっとも、話題になっていたのは少し前なので、依然として流行に疎いというそしりは免れえないのですけれども。

 閑話休題。

 この本については、立花隆が噛みついたとか、いろいろと物議を醸しましたが、さて、どうなんでしょう。噛みつくほどの内容ってないよというのが、今の正直な感想です。

 実際、本書は、

各章のタイトルだけで内容が分かってしまう

というある意味では非常にリーズナブルな作りになっています。ということは、目次だけ読めばいいということか。ちょっと毒舌が過ぎますか?

 と言うわけで、とりあえず僕の読書メモを公開しておきます。まだ読んでない方は、買う前に参考にしてもらえれば幸いです。


【冨倉読書メモ】

捨てるための考え方10か条
  1. “とりあえずとっておく”は禁句
  2. “仮に”はだめ、“今”決める
  3. “いつか”なんてこない
  4. 他人の“とっても便利”は、私の“じゃま”
  5. “聖域”を作らない
  6. 持っているモノはどんどん使う
  7. 収納法・整理法で解決しようとしない
  8. “これは捨てられるのでは”と考えてみる
  9. “しまった!”を恐れない
  10. 完璧を目指さない
さあ捨てよう!テクニック10か条
  1. 見ないで捨てる
  2. その場で捨てる
  3. 一定量を超えたら捨てる
  4. 一定期間を過ぎたら捨てる
  5. 定期的に捨てる
  6. 使い切らなくても捨てる
  7. “捨てる基準”を決める
  8. “捨て場所”をたくさん作る
  9. 小さなところから始めてみる
  10. 誰が捨てるか、役割分担を決める

 本当に目次を書きだしただけだった……。


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とみくら まさや (vzx01036@nifty.ne.jp) $ Date : 2001.09.08 $