Home / 読後感想目次

猫とコンピュータ

著者高沢恭子
タイトル猫とコンピュータ
出版社日本ソフトバンク 出版年1988年 価格1200
評価

【感想】

 出版年を見てもらえればお分かりになると思いますが、まだインターネットというものが一部の研究者の間だけの閉じられた世界で、一般にはパソコン通信が主流だった非常に懐かしい時代のお話です。何しろ登場するのが、MZシリーズ。それだけで時代を感じます。

 本書をコンピュータに関するノウハウ本だと期待して読むと肩すかしをくらいます。かといって、猫に関するエッセーだと期待しても、やはり期待はずれになってしまいます。少し消化不足。

 とりあえず、コンピュータと猫の対比表が唯一面白かった。


ネコとコンピュータの違い

ネココンピュータ
直感で動く×
データで動く×
名前がついている
計算ができる×
命令をきく×
記憶ができる
音が出る
物事を予測できる
オス・メスがある×
RUNができる
中古・下取りができる×
落とすとこわれる×
貸借できる
次々にふえる
行方のわからなくなることがある×
費用がかかる
遊び相手になる
品評会がある
急にキゲンが悪くなる
家になくてはならない

Home / 読後感想目次

とみくら まさや (vzx01036@nifty.ne.jp) $ Date : 2001.10.04 $