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著者 | ディーン・リップルウッド | ||||
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タイトル | バターはどこへ溶けた? | ||||
出版社 | 道出版 | 出版年 | 2001年 | 価格 | 838 |
評価 | ★ |
例のベストセラーのパロディです。30歳。そろそろ、パロディから入るのはいかがな物かと思うのですが……。
ともあれ、原本では小人とネズミが探し求めたチーズを、本書では狐と猫がバターを探し求めるというように変換されています。ただ、パロディになっているのは、そこまで。内容は、正直パロディになっていません。というか、単なる亜流にとどまっています。
どうせパロディなのですから、もっとハチャメチャにしてしまえば良かったのにというのが読後感です。啓蒙とか寓意に走るのではなく、あくまでもスラプスティックに徹すれば、もっと面白いものになったと思います。
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