新中年手帳

【感想】

　人間五十年　下天の内を比ぶれば〜などと呑気に敦盛を諳んじている場合ではなく。

　30歳。世間ではもう十分中年で通用する年齢。うわ〜、どうするよ、おい。とりあえず、ツクダのPINOを欲しがっている場合でないことだけは確かです。

　ともあれ『新中年手帳』です。

　本書は正しく格好いい中年のあるべき姿についての教科書です。服装から始まり、腹上死のあり方まで、本当に多種多様な範囲に渡っています。

　とは言うものの、面白かったと言えば面白かったのですが、正直、まだ実感のない世界もありました。と言うことは、僕はまだ中年じゃないということか！

かなり現実逃避に走っている冨倉