|Home / 読後感想 | |
著者 | クリストファー・バックリー | ||||
---|---|---|---|---|---|
タイトル | ニコチン・ウォーズ | ||||
出版社 | 東京創元社 | 出版年 | 1996年 | 価格 | 2300 |
評価 | ★★ |
タバコを吸う人は、もちろん僕の友達です。タバコを吸わない人も僕の友達です。しかし、嫌煙家とは仲良くできません。あんまり一方的に自分の好みを押しつけられてもなぁ。 ともあれ。
ハリウッド映画を揶揄するために「ジェットコースター映画」という言い方があります。本書はそうしたジェットコースター映画のように、主人公に災厄が襲いかかり、それを見事に切り抜けたかと思うと、また次のより大きな災厄が襲いかかってくるというふうに展開していきます。
芸術として小説をとらえる人ならともかく、エンターテインメントとしては、結構良くできているのではないかと思います。
また、この手の小説としては、作者が実際にはどちらの立場に立っているのか、煙に巻いているところも、うまいです。
とは言うものの、途中でオチが読めてしまうのは、ちょっと残念でした。
今日は小学生の感想文的に書いてみましたが、いかがでしょうか?
|Home / 読後感想 | |