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著者 | 西原理恵子、山崎一夫 | ||||
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タイトル | サクサクさーくる | ||||
出版社 | 角川書店 | 出版年 | 2001年 | 価格 | 457 |
評価 | ★★★★ |
確か僕が初めて麻雀というものをやったのは小学生の頃だったと思います。ただ、その時は大人に混じって単に牌を並べているだけの状態で、役なんかさっぱりわからず、なんとなく揃ったような気になったら、周囲の大人に聞いてまわっていました。今から思えば可愛いものです。
その後、中学生になり、高校生になる頃には、悪友に誘われるまま、暇さえあればどこかの誰かの家に上がり込み、麻雀を打っていました。
こう書くと、僕の麻雀の腕前はすごいのではと自分で勘違いしてしまいますが、全然そんなことなくて、実際には
ひけない、つもれない、あがれない
の三重苦。加えて、集中力が持続しない性分。チョンボで自滅していたりします。
とは言うものの、下手の横好き。麻雀は嫌いではありません。勝てないのが痛いところですが……。
さて、本書は西原さんの漫画にだまされて、なんとなく軽めの麻雀本のような錯覚におちいってしまいがちですが、かなりディープです。これから麻雀を始めようかなという人にとって、少なくとも本文に書いてあることは、よくわからない世界の話になっています。
でも、面白いです。
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