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著者 | Brian W.Kernighan、Rob Pike | ||||
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タイトル | UNIXプログラミング環境 | ||||
出版社 | アスキー出版局 | 出版年 | 1985年 | 価格 | 4796 |
評価 | ★★★★★ |
巷にはパソコンの使い方に関する本がたくさんあります。ただ、個人的に不満なのは、そうした本の多くがあくまでも操作方法の説明に終始していて、実際の利用方法の説明がほとんどないということです。
もちろん、パソコンの使い方は人それぞれだということは分かります。利用する目的も人それぞれでしょうし、利用の仕方も人それぞれでしょう。
ただ、コンピュータリテラシーと考える上で、効率的なパソコンの使い方について、もうちょっと踏み込んだ議論をする必要がそろそろあるのではないかと思います。
確かに、パソコンの利用目的は個々バラバラかもしれませんが、それでも一定の類型に分けることは可能なのではないかと思います。その上でOSやアプリケーションの操作方法ではなく、日常的な利用の効率的な方法を考えていくことが必要だと思います。
本書は確かにUNIXでなおかつプログラムに関する本なので、今の僕のパソコンの使い方とは全くかけ離れた存在なのですが、それでも本書の前半の章はかなり参考になりました。こういう方向性でWindowsの本(できれば一般事務職向け)のもの誰か書かないかなぁ。
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