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著者 | ピーター・ミルワート | ||||
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タイトル | ネコの哲学 | ||||
出版社 | 秀英書房 | 出版年 | 1996年 | 価格 | 1600 |
評価 | ★★ |
ミルワートさんは、根が真面目な人なのだろうなと思います。もっと猫らしく、しなやかで軽やかなものだったら良かったのに。猫が書いた哲学ということで、シニカルな内容を勝手に想像した僕が悪いだけなのですが、予想した以上に真正面から哲学というか人生訓に取り組んでいます。
とは言うものの、猫にまつわる古典を幅広く取り上げているので、それだけでもかなり参考になります。
でも、最初にネタバラシをしてしまうのは、ちょっともったいないです。せっかく、日本に滞在して長いのですから、「吾輩は〜」と最初から最後まで通しても面白かったのでは?
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