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著者 | 金光雅夫 | ||||
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タイトル | Ruby-DBウェブデザイン Oracleなどの10数種類のRDBに対応するRuby/DBI | ||||
出版社 | CQ出版 | 出版年 | 2003年 | 価格 | 1600 |
評価 | ★ |
ちょうど今、僕が Ruby を使ってデータベースを構築できないか考えていたところなので、本書を本屋さんで見つけたとき、思わず、
ナイスタイミング 金光さん!
と小躍りしました。
が、しかし。
家に帰る途中に読んでいて、
そりゃないよ〜、金光さん
とがっかりしました。
がっかりした理由は、
なにもOracleを例にしなくても……
というのもあるのですけれど、それ以上に、
ソースコードが、けっこうやばやばかも
というのがあります。
プログラム関係では、長々と解説されるよりも、実際にソースコードを提示された方が個人的にはわかりやすくていいですし、少なくとも僕にとっては、Rubyのスクリプトは読みやすいので、本書のコンセプト自体は、すごくありがたいです。
でも、そのまま打ち込んでも、
動かないかも!
というのは、ちょっと困ります。
確かに、実際に作っている(間違っている点も含めて)過程が分かるのは、それはそれでありなのかもしれませんけれど、でもそれでお金を取るのはいかがなものでしょう。サイトで公開しているのなら、すごく参考になるとは思うのですけれど……。
あと、Ruby関連のWebサイトを紹介しているのも、実際に中身がどのようなものかではなく、
Google の検索結果そのままなのでは?
なのも、僕的には減点対象です。もうちょっと突っ込んだ紹介文があれば、すごく便利だと思うのですけれど……。
金光さんが、Rubyの普及に貢献されていることは重々承知しつつ、でも、この本については、ちょっと他人に紹介したくない本です。金光さ〜ん。
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