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著者 | 古林宏 | ||||
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タイトル | CRMの実際 | ||||
出版社 | 日本経済新聞社 | 出版年 | 2003年 | 価格 | 860 |
評価 | ★★ |
今している仕事と直接関係しているわけではないのですが、全く無関係というわけでもないので、基本的な部分を抑えておこうと思って読んだのがこの本です。文庫本に走っている時点ですでに負けなのではという気がしないでもないですけど、それはさておくとして。
一般論で言えば、リアルなビジネスよりも、ネット上のコンテンツ系ビジネスの方が One to One なサービスを提供しやすいのではないかと思います。多品種少量戦略にしても、場所代がかからない分、在庫リスクが少なくてすみますし、人気商品の把握についても、状況を把握しやすいのはネット上のビジネスの方でしょう。
とは言うものの、コンテンツ系ビジネスでCRMを実践するのは、それほど簡単なことではないのかなとも思います。
第1には、ヒューマンインタフェース部分(Webブラウザ等)が貧弱なこと。
第2には、独自に高機能なヒューマンインタフェースを用意してもそれが広まるのが難しいこと。
第3には、広義の信頼性がリアルよりも脆弱であること。
正直、今の僕は具体的に 有効にCRMを展開する方法はまだ思いついていません。面白そうなことができそうな気はするのですけど……。
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