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著者 | 中嶋秀隆 | ||||
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タイトル | PMプロジェクト・マネジメント | ||||
出版社 | 日本能率協会マネジメントセンター | 出版年 | 1998年 | 価格 | 2000 |
評価 | ★ |
興味があるときは、手当たり次第に買いあさる悪い癖を直そうと思いつつ、プロジェクト・マネジメント関係の勉強第2弾です。
と言いつつ、それほど新しい知識が増えなかったので、ちょっと残念でした。これは本書が悪いというわけではなく、単純に僕が読んだ順番によるものなのでしょうけれど。参考になったのは、各段階でのチェックポイントを整理できたことくらいでした。スケジュール立案の際に手作業で行うという強者には、それなりに有益な内容が書かれているとは思ったのですが、一方で、クリティカルパスを発見したり、期間のシミュレーションをしたりというのは、ある程度以上の規模のプロジェクトに関して手作業で行うのは非効率なのでは? と思ってしまったのも事実です。まぁ、確かにプロジェクト管理ツールソフトって高いんですけどね〜。
1点気になったこと。
最近の XP とかアジャイルとかは、このプロジェクト・マネジメント手法で対応できるのだろうか。特にワークパッケージの設定に関して、最小単位を40時間と設定するのは、わかりやすいと言えばわかりやすいのだけれど、5日も稼働するレベルの中間成果物なしだと、いろんな意味で厳しいのでは? また、設計と実装をかなり短いスパンで繰り返す場合、その進捗状況を管理するのは、この手法だと難しいのでは?
もっとも今の僕に解決策は何もないのですけど。
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