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著者 | クラフト・エヴィング商會 | ||||
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タイトル | クラウド・コレクター手帖版 雲をつかむような話 | ||||
出版社 | 筑摩書房 | 出版年 | 2004年 | 価格 | 950 |
評価 | ★★ |
やさしい本だなというのが、最初の読後感。ここで言う「やさしい」は、「優しい」という意味ももちろんあるのですが、「易しい」という意味もあります。
本書は、図版もふんだんに使い、様々な仕掛けを組み込んでいます。
とはいうものの。
そうした仕掛けをぜーんぶ、語り手が種明かししてくれるんですね。深読みすれば、種明かしだって信用おけないと言うことになるのかもしれないのですけれど、そこまで疑う必要はないように思います。素直に種明かし部分は、種明かしと納得すればいいんじゃないかなぁと思います。
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