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著者 | ジョンニ・ロダーリ | ||||
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タイトル | 二度生きたランベルト | ||||
出版社 | 平凡社 | 出版年 | 2001年 | 価格 | 1500 |
評価 | ★★ |
中学生向けのお話しと言うことで、僕が期待していたようなスラップスティックなものではなかったので、少し残念。
「名前を呼ばれている限り生き続ける」との言葉を、比喩ではなく、本当に名前を呼ばれている限り生き続ける(しかも、若返る)主人公という設定で、僕が期待したのは、
だだっ子じじいに周囲が振り回されるドタバタ喜劇
だったのですが、比較的物わかりのいいおじいさんだったので、物語は、比較的穏やかに進んでいきます。甥っ子に暗殺されそうになったり、武装集団に島を乗ったられたりといったハプニングはあるのですが、全体的にいい意味でも悪い意味でも、のんびりとした雰囲気です。
徹頭徹尾、荒唐無稽にしてしまえば良かったのにと思ってしまった僕は、やっぱり心がすさんでいるのかも。
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