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著者 | 田中啓文 | ||||
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タイトル | 蹴りたい田中 | ||||
出版社 | 早川書房 | 出版年 | 2004年 | 価格 | 700 |
評価 | ★★★★ |
つかまんさん、tikotiko さん、コメントありがとうございました m(_ _)m
さて、『蹴りたい田中』です。
『銀河帝国の弘法も筆の誤り』ほどの爆発力(?)ではなかったものの、でも、やっぱり面白かったです。地口に次ぐ地口という感じで話は進んでいき、落ちもほとんどが地口になっています。この辺は、関西出身に加えて落語好きという田中さんの面目躍如といったところでしょうか。
確かに、根っからの SF 好きな方の中には、
「こんなの SF じゃない!」
と思われる方もおられるかもしれませんし、
「ふざけてる!」
とお怒りになられる方もおられるのだろうなと思いつつ、他方で SF を知らないと、元ネタが分からないわけで、ホント、困った本だなぁというのが正直な感想です。とりあえず僕は田中啓文から目が離せなくなっています。
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