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著者 | L.ウィトゲンシュタイン | ||||
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タイトル | ウィトゲンシュタイン・セレクション | ||||
出版社 | 平凡社 | 出版年 | 2000年 | 価格 | 1300 |
評価 | ★★★ |
一応、法学部卒とはいえ、それはもう本当に名ばかりで、民法とか商法とか社会に出て役立ちそうな法律の勉強はほとんどしておらず、憲法とか刑法なんて基本中の基本もかじった程度。なんちゃって法学部生だったわけですが、当時夢中になっていたものの一つがウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」論でした。若気の至りってやつですね。
ともあれ。
誰の言葉だったのか忘れてしまったのですが、
ある人の考え方について知りたい時は、本人が書いたものを読むのが一番近道
という考え方があります。この考え方が正しいのかどうか、僕にはなんとも判断しようがないのですが、僕自身はなるべく横着したいので、「よく分かる〜」といった類でうだうだするよりは、その方が手っ取り早いような気がしています。と言っても、翻訳されたものでないとダメなんですけれど(^^;
とは言うものの、本書は抄訳になっています。黒田さんの選び方、並べ方は悪くないのですが、ちょっと欲求不満。
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