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著者 | 奥田英朗 | ||||
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タイトル | 延長戦に入りました | ||||
出版社 | 幻冬舎 | 出版年 | 2004年 | 価格 | 495 |
評価 | ★★★★ |
なんともとぼけたエッセーです。僕は好きです。
ジャンル的にはスポーツ・エッセーということになるのでしょうけれど、「ボブスレーの2番目の選手は何をしているのだろう?」とか、「バックネット裏で野球観戦している客と案内係のお姉さんとの静かな戦い」とか「水球の選手の帽子はなんとかならないものか」など、スポーツ観戦の本筋からは全然関係ないところにフォーカスを当てておられます。真面目にスポーツを観戦している方々には申し訳ないのですが、この奥田さんの視線が面白くて仕方ありません。
スポーツを観戦されている方全員には、とてもお勧めできませんが、スポーツを暇つぶしとしてご覧になっている方にはお勧めです。
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