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著者 | 喜国雅彦 | ||||
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タイトル | 本棚探偵の冒険 |
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出版社 | 双葉社 | 出版年 | 2005年 | 価格 | 762 |
評価 | ★★★ |
本書は本にまつわるエピソード集です。
僕自身は、典型的な活字中毒。完全に乱読状態です。喜国さんは逆に蒐集する人のようです。いずれにしても、行き着く先は古本屋さんです。
ブックオフを悪いとは思わないのですが、やっぱり古書店といえば、狭い店内にうずたかく積み上げられた本の山。その奥の方に店長が面白くなさそうな顔をして座っている。こちらの方が僕には落ち着きます。
それよりもなによりも、ブックオフタイプの新古書店の場合、今でも店頭に売られている本が定価よりも安く買えることが売りなのに対して、昔ながらの古書店の場合、安く買えることももちろん大切なのですが、それよりも本屋さんでなかなか見かけることができない本を見つけてラッキーということの方が、より大きなウェイトを占めているのではないかと思います。
ともあれ。古いミステリー好きの人にはお勧め。
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