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著者 | 後藤正治 | ||||
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タイトル | 牙 江夏豊とその時代 |
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出版社 | 講談社 | 出版年 | 2005年 | 価格 | 695 |
評価 | ★★ |
江夏豊。
といっても、1971年生まれ。本書で扱われている阪神時代よりは、日ハム時代のオレンジ色のユニフォームの印象の方が強いのですが、とにもかくにも江夏です。
本書は、阪神時代の江夏を追ったドキュメンタリーです。当時の資料に丁寧にあたり、当時を知る多くの人々に取材を行うというドキュメンタリーとしてオーソドックスな手法をしっかりおさえているので、安心して読めます。後藤氏自身の当時の回顧については、個人的にはなくてもよかったかなという気もしますが、著者と同時代を生きた人にとっては共感を覚えるのではないでしょうか。
阪神時代ということで、僕の記憶からは若干はずれてしまうのですが、良くも悪くも牧歌的な時代の雰囲気が充分に伝わってきて、それはそれで面白かったです。
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