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著者 | アダム・スミス | ||||
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タイトル | 法学講義 |
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出版社 | 岩波書店 | 出版年 | 2005年 | 価格 | 1100 |
評価 | ★★★ |
きっとこの講義を聴いていた学生さんの何人かは眠っていたんだろうな〜と、ついついニヤニヤしながら読んでいましたが、アダム・スミスの講義録です。
内容的には、今となっては古さを感じてしまうものもあるのですが、条文解釈ではなく、法の成立を歴史的に説明している内容は、僕自身すごく共感を感じます。ただ、やっぱり学生さんにとっては、ちっとも実用的ではないわけで、この講義、あんまり人気なかったんだろうなと、余計なことを考えながら読んでいました。
ともあれ、古典だからといって構える必要は全然ないと僕は思います。古典に書かれていることすべてが正しいわけでも、間違っているわけでもないはずです。どの部分が現代でも通用して、どの部分が時代的な限界なのか考えながら読めば、それなりに楽しい読書になるのではないかと思いますよ > 某方面関係の皆さんへ
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