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著者 | ミュノーナ | ||||
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タイトル | スフィンクス・ステーキ ミュノーナ短篇集 |
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出版社 | 未知谷 | 出版年 | 2005年 | 価格 | 1800 |
評価 | ★★★ |
ミュノーナ。英語の「anonym(匿名)」を逆さまにしたペンネームを使った奇妙な作家です。その奇妙な作家の奇妙な短篇集が本書『スフィンクス・ステーキ』です。
表題作「スフィンクス・ステーキ」をはじめ、収められている全21作の短編はどれも童話っぽい感じでいて、寓意が一杯、そんな内容です。行間というか背景を読む楽しみ方をする人にとっては、たまらない作品集です。それぞれは本当に短いお話しなのですが、一つ一つ時間をかけてゆっくりと読んでしまいました。
正直、カバーデザインで買ってしまったので、それほど期待はしていなかったのですが、思わぬ掘り出し物でした(^^
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