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著者 | 内田樹 | ||||
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タイトル | 子どもは判ってくれない |
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出版社 | 文藝春秋 | 出版年 | 2006年 | 価格 | 629円 |
評価 | ★★★ |
哲学者のエッセー集です。
哲学者のエッセーという点では、土屋賢二先生の一連の作品がありますが、土屋先生が政治的な話題をあまり書かれないのに対して、内田先生は積極的に政治的な話題に取り組まれています。
本書では、おじさんの問題から始まり、メディアの文体問題、軍備問題、戦争責任問題まで、硬軟幅広く扱われています。政治的な陣営としては大学の先生らしく進歩的左派といったところでしょうか。
僕自身は、典型的なノンポリ世代。左右共に極端な考えにはついて行けませんが、内田先生の書かれているものは素直に読めました。
正直ノーマークな方だったので、これからはちょっと注意して探してみようと思います。
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