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著者 | 土屋賢二 | ||||
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タイトル | 簡単に断れない。 |
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出版社 | 文藝春秋 | 出版年 | 2006年 | 価格 | 467円 |
評価 | ★★★ |
立て続けに土屋先生の本。
日常ありがちなちょっとしたことを元に論理は明確、でもどこか脱線気味な例の土屋節が随所で楽しめます。
日々これほどまでに小難しいことを考えて生活していると気が休まる時間がないのではないかと、いらぬ心配をしてしまうほど、いろんなことを論理的に分析し、あくまでも筋道をただした議論を展開した結果、なんだかへんてこりんな結論になるのが土屋先生の特徴です。爆笑ではなく、ニヤニヤ笑い。くすぐりの連続。そんな感じのエッセーです。
個人的にお気に入りなのは、助手の方とのやりとり、奥様とのやりとりで、虐げられてると憤慨されている土屋先生だったりするのは、僕自身と重ね合わせてのことなのかもしれませんけれど。
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