東十条駅北口東側を出て、歩いて1分、薬局の上にあるのが「珈琲画伯」です。
休日の遅い朝、もぞもぞとベットから出て、ボーっとする頭でとりあえずカバンに本とLibrettoを詰め込んで、のこのこと出向く喫茶店の1つが、この店です。
学生時代、裕福だとはお世辞にも言えなかった僕は、狭い喫茶店を転々とする生活を送っていました。そんなある日、当時つきあっていた恋人と、たまにはこぎれいな喫茶店に行こうということになり、いつものようにコーヒーを頼んで馬鹿話をし、さてお勘定という段になったところ、ウェイトレスの美人なお姉さんが、にっこりと微笑んで、
「お二人分で1400円になります」
1400円!
ってことは、1人700円!
うひゃー!
ブルーマウンテンとか、そういう高級コーヒーを頼んだわけではなく、普通のブレンドですぜ。ブレンドが700円。恐る恐る財布の中身を確認すると、入っていたのは100円玉数枚。割り勘もできない! 泣きつく冨倉。デートの時ぐらい、お札を入れとけと腹部に左アッパーを入れながら支払いを済ませる彼女。その後長く、300円でデートに出かけた男として、いじめられることになったわけです。
ということもあって、僕は、いわゆるエレガント系喫茶店は苦手だったりします。
それにもかかわらず、記念すべき第1回として「珈琲画伯」を選んだのは、このお店が、ダベリ系喫茶店の基本を忠実におさえているからです。
ダベリ系喫茶店の基本とは、
以上3点です。
珈琲画伯は、まず第1の「店内が適度に明るい」は、完全にクリアです。窓際の席があるのもポイント高いです。
さらに全席柔らか椅子なので第2ポイントもクリアです。最近、お洒落系の喫茶店で色鮮やかなプラスチックや木の椅子が流行しているようですが、あれは見た目にはいいのですけれど、長時間座っているとおしりが痛くなるので、僕的には不可です。
しかし、上記以上に重要なのが「店員に構われないこと」です。長時間いると嫌な目で見られるというのは論外ですが、それ以外にも店員から「お水はいかがですか」「灰皿お取り替えしましょう」などといろいろと構われるのも、悪いな〜と思います。
適度に構って、適度に放っておく!
これができないと、だべり系喫茶店としては失格です。
加えて、珈琲画伯のウェイトレスが、どういうわけか
美人揃い
というのも第1回目に是非紹介したい理由だったりします。
実際、僕がこの喫茶店に入り浸るようになってから3年経つのですが、その間に4人のウェイトレスが入れ替わっているのですが、びっくりするほど全員美人だったりします。
休日の午後をのんびりと過ごしたいとき、一度、店に入ってみられてはいかがでしょうか。
店名 | 喫茶画伯 |
---|---|
場所 | JR京浜東北線・東十条駅北口 東側の階段を下りて商店街に入ってすぐの薬局の2階 |
営業時間 | 9時〜22時 |
価格帯 | 500円〜600円 |
客層 | 近所のおじちゃん・おばちゃん |
広さ | ![]() ![]() ![]() |
明るさ | ![]() ![]() ![]() |
座り心地 | ![]() ![]() ![]() |
静かさ・音楽 | ![]() ![]() |
店員 | ![]() ![]() ![]() |
混み具合 | 普通 (まれに、おばちゃんの大群がやってくる) |
粘り度 | 2時間ぐらいは大丈夫 |
総合評価 | ![]() ![]() ![]() |
お勧めメニュー | コキールパン |