リオ

 神保町の古書店街、書泉グランデの並びを三省堂とは逆方向の角を入ったところに、静かに店を構えているのが、ここ「リオ」です。

 東京に出てきてから早くも4年。休日、神保町の古書店詣でをしていたにもかかわらず、意外に思われるかもしれませんが、実は最近まで神保町の古書店街に行きつけの喫茶店を見つけていませんでした。毎回、購入した本をリュックサックに詰め込み、リュックサックに収まらない場合は、小脇に抱えながら、神保町をゾンビのように徘徊していたわけです。

 僕が神保町で行きつけの喫茶店を見つけられなかった理由は、

「古書店に夢中になって、喫茶店を探していなかった」

という実に単純明快な理由だったりします。相変わらず、夢中になると周囲が見えなくなる典型的な亥年生まれ。まもなく30歳になるのだから、もう少し周囲に気を配ろうと思います。

 ともあれ。

 そんなある日、この喫茶店案内を読んでくださった美人のお姉様(既婚)からメールを頂きました。

Subject : 喫茶店ガイド

とみちゃんのHPの喫茶店ガイドを見て、学生の頃バイトしていた喫茶店のことを思い出しました。

神保町の書泉グランデの並び(三省堂とは逆側)で「リオ」というお店です。

古くて、食べ物もあまりおいてなくて(最近はあるらしいが)若い人はあまり寄り付かないような店構えですが本を買って、家まで待てない人が多くやってきます。

平日は空いているので(土日は多少混みますが)いたいだけいて大丈夫です。

何故かあそこはとても落ち着く場所で、当時お付き合いしていた人なんかは、私の仕事がひけるまで、2〜3時間平気で勉強してました。(学生の間に税理士の勉強をしていたえらい人でした)これで、かなり居易いことはおわかりいただけたでしょうか。

わざわざ行くことはないと思いますが、古本屋を覗きにいったついでにでも、寄ってみてください。

ではでは。

 早速行ってきました。感想は、

いいところです!

 典型的な古き良き喫茶店を絵に描いたようなお店です。いわゆる今風のこぎれいさではなく、落ち着いた雰囲気の中に店長の趣味の良さを感じさせる店内。店員も、よそよそしくなく、かといってなれなれしくもなく、理想的なお客との間の取り方を心得ています。

 お客さんが、それぞれ自分の世界を作っている。それを受け入れる喫茶店。誰も互いに干渉せず、かといって冷たい雰囲気もなく。いい喫茶店です。


店名 リオ
場所 神田古書店街 書泉グランデ近く
営業時間 まだ確かめられていません
価格帯 400円〜500円
客層 古書店に来るような人々
広さ ★★★
明るさ ★★★ (窓際席が1席だけあるよ)
座り心地 ★★★
静かさ・音楽 ★★★ (洋楽中心)
店員 ★★★
混み具合 すいている
粘り度 何時間でも
総合評価 ★★★
お勧めメニュー 指定メニューができるほど通えてないので……

とみくら まさや(vzx01036@nifty.ne.jp) $ Date: 2001/04/12 $