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#1 組織を健全に運営していく上で重要なことは、権限の適正な配分と、合理的なチェック機能を持つことである。(参考:FEDERALIST
【なし】 (なし) (1999.01.28)

#2 合理的なチェックとは、必ずしも「正しい決定を下す」ことではなく(正しいにこしたことはないが)、与えられた情報だけを元に、論理的かつ迅速に判断し、その上で下した判断に責任を持つことである。 (参考:日本道路公団第13回経営改善委員会議事録
【なし】 (なし) (1999.01.28)

#3 ところで、チェック機関をチェックする必要ってないの? 無限連鎖になりそうだけど。 (参考:日本総合研究所「行政活動に対する政策評価機能の充実を」)
【なし】 (なし) (1999.01.28)

#4 失敗したやつをクビにすることは、経験の価値を無にするに等しい。
【ジョン・デバーン(マイクロソフト副社長)】 (出典:ジュリー・ビック『私がマイクロソフトで学んだこと』 アスキー出版局) (1999.02.07)

#5 その日のうちに仕事が終わり、朝に新しい仕事が渡される。それが理想。
【C.Abe】 (なし) (1999.02.07)

#6 情報公開は単に今ある文書の公開ではなくて、見た人がよくわかる文書形式の整備が同時に伴わなければ無意味である。
【岩谷宏】 (岩谷宏 『パソコンを疑う』 講談社新書) (1999.02.07)

#7 スポーツは公明正大に勝つことを教えてくれるし、またスポーツは威厳をもって負けることも教えてくれるのだ。
【ヘミングウェイ】 (なし) (1999.02.07)

#8 信じる者は足をすくわれる。
【M.Matsubara】 (なし) (1999.02.09)

#9 海は広いな 大きいな。ちなみに私は遭難者。
【M.Matsubara】 (なし) (1999.02.09)

#10 必要なのはマンマシン・インターフェイスと通信プロトコルの情報公開。(今後のコンピュータ関連技術について)
【K.Watanabe】 (なし) (1999.02.09)

#11 複雑になりすぎるぐらいだったら、何もないぐらいすっきりしていたほうがいい。
【Cameron Newham & Bill Rosenblatt】 (出典:Newham & Rosenblatt 『bash入門』 アスキー出版局) (1999.02.09)

#12 支配体制を作れば、政治を動かすのに、名君賢臣に期待する必要はない。支配体制を確立して、それを自ら機能せしめることが政治の要諦であって、すべて。
【安能務】 (出典:安能務『始皇帝』 文春文庫) (1999.02.11)

#13 日本はトータルに遅れている。(日本のコンピュータゲーム開発技術について)
【S.Mori】 (なし) (1999.02.16)

#14 日本のゲームは負けたと思った。(DOOMに初めて触れた日の感想)
【R.Shimizu】 (なし) (1999.02.16)

#15 締切りはちゃんと守ってよね。
【C.AbeC.Abe】 (なし) (1999.02.17)

#16 自分でお金を出してはじめて、その物の価値が分かる。
【T.Machitani】 (なし) (1999.02.20)

#17 新しいことを始める最良のタイミングは、8割の人が反対している時。
【K.Watanabe】 (なし) (1999.02.28)

#18 メロンを食べるのはやめろん。
【喫茶店の隣の客】 (なし) (1999.02.28)

#19 建物立たたな景気ようならへん。
【新幹線の乗客】 (なし) (1999.03.01)

#20 時間はお金と同じく、どう工夫してもなくなってしまうばかりか、稼ごうとしすぎるとかえって損をすることがある。
【土屋賢二】 (出典:土屋賢二『われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う』 文春文庫) (1999.05.09)

#21 成功談が教えるのは、何をしなくてはならないかということです。だから成功談を読めば読むほど、すべきことは増える一方です。それに対し、失敗談が教えるのは、何をしてはいけないかということですから、失敗談をたくさん読めば読むほどやることが減っていく、というメリットがあるのです。最終的に、どんなことをしても失敗することが分かれば、はじめから無駄な努力をしないですみます。事実、わたしの経験では何をしても失敗します。
【土屋賢二】 (出典:土屋賢二『われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う』 文春文庫) (1999.05.09)

#22 イギリス人が外国に行っても、ふだんより(1)ゆっくり、(2)大声で、話すだけである。それで通じなかったら相手が悪い、と考えているのだ。
【土屋賢二】 (出典:土屋賢二『われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う』 文春文庫) (1999.05.09)

#23 一般的に、すごいことをやるのは、動機づけが高く、目的を1つにした人たちの小集団だ。関る人たちが増えれば増えるほど、その集団はぐずで間抜けになる
【Jamie Zawinski】 (出典:Resignation and Postmortem) (1999.05.09)

#24 人を2種類に分けることができる。一方は、会社を成功させたいために働きたい人。他方は、成功した会社で働きたい人だ
【Jamie Zawinski】 (出典:Resignation and Postmortem) (1999.05.09)

#25 今のままでは負け戦であると気づいたときに、そこから挽回するよりもフィールドをかえてやり直す方がいい。
【ナンシー関】 (出典:ナンシー関 『聞く猿』 朝日文庫) (1999.05.23)

#26 結婚前、彼女に「君は電気毛布は敷くの?掛けるの?」くらい聞いておいても損はない話だ。
【Kure】 (出典:Kure's homepage) (1999.05.23)

#27 夢想は私の疲れを癒し、私を楽しませるが、反省は私を疲れさせ、悲哀を感じさせる。考えるということは私にとっていつも骨の折れる、魅力のない仕事だった。
【ルソー】 (出典:ルソー 『孤独な散歩者の夢想』 岩波文庫) (1999.05.30)

#28 (音楽)テープを持ってるてことは、自分を完璧に把握しているってことじゃない。自分の好みを知っていて、どうすればハッピーになれるかちゃんとわかってるてことなのよ。
【ニコルソン・ベイカー】 (出典:ニコルソン・ベイカー 『もしもし』 (白水社)) (1999.06.08)

#29 日本人は、ノウハウに逃げようとする。でも、今必要なのはセオリー。
【Kawanishi】 (なし) (1999.07.04)

#30 誰も見向きもしなかった荒れ果てた痩せ地を、やっとの思いで沃土にした途端に「ココはみんなの土地だよね」とか言いながら上がり込んでくるような非人道的ずうずうしさを感じる。
【ナンシー関】 (出典:ナンシー関 『なんの因果で』 角川文庫) (1999.07.04)

#31 非常に効率の悪い笑いの取り方をするコメディアン(江頭2:50を評して)
【小田晋】 (出典:ナンシー関 『なんの因果で』 角川文庫) (1999.07.04)

#32 必要なのは、企画力だけでなく、アイデアを具現化する技術力。それにマネジメント能力
【K.Higashi】 (なし) (1999.07.06)

#33 インスタントは料亭の味
マルコメ】 (CMより) (1999.08.01)

#34 愚者は教える。賢者は学ぶ。
【寺崎裕則】 (なし) (1999.08.04)

#35 彼女は家に残って、何とか折り合いをつけていくべきだったのよ(イプセン『人形の家』のノラを評して)
【マリリー・ケンプ】 (カート・ヴォネガット 『青ひげ』(早川書房 1997)) (1999.08.08)

#36 人生のすべてがジョークなのさ
【ラボー・カラベキアン】 (カート・ヴォネガット 『青ひげ』(早川書房 1997)) (1999.08.08)

#37 神の困ったところは、めったにわれわれの前へ現れないことじゃない。神の困ったところは、その正反対だ−神はきみやおれやほかのみんなの襟がみを、ほとんどひっきりなしにつかんでいる。
【テリー・キッチン】 (カート・ヴォネガット 『青ひげ』(早川書房 1997)) (1999.08.08)

#38 今日、色々気がつくことがあったような気がしていたのですが、もうほとんどは忘れてしまいました。
【なすび】 (なすび 『電波少年懸賞日記(壱)』 (日本テレビ 1998)) (1999.08.08)

#39 わたしの問題点は仕事が嫌ひなことで、何もしないでゐられるならそれが最高
カルロス・クライバー】 (丸谷才一 『青い雨傘』 (文春文庫 1998)) (1999.09.05)

#40 拘置所は立派なものを造らなければなりません。私や貴方がたが一番はいる危険性が多いのであります。(1955年の監獄法改正に際して)
【牧野良三・元法相】 (丸谷才一 『青い雨傘』 (文春文庫 1998)) (1999.09.05)

#41 最初から負けることを考えているようじゃ、その時点でワールドカップを戦う資格がない。(フランス・ワールドカップを前にして)
中田英寿】 (小松成美 『中田語録』 (文春文庫 1999)) (1999.09.11)

#42 負けちゃうかもね。(アトランタ・オリンピックを前にして)
中田英寿】 (小松成美 『中田語録』 (文春文庫 1999)) ()

#43 日本人は感情の表現がヘタであると言われている。しかし、一方では、日本人は仕事に私的感情を持ち込みすぎる、という話もよく聞く。
【ナンシー関】 (ナンシー関 『テレビ消灯時間』 (文春文庫 1999)) (1999.09.16)

#44 いつものように映画終了後に画面に登場した晴郎は、いつものように巨大な福耳を揺らしながら、悪人顔を満面の笑みで崩しつつ、最後の解説をいつもの晴郎節で締めたあと、別れの言葉を述べた。(水野晴郎が金曜ロードショーの解説者を降板する時を再現して)
【ナンシー関】 (ナンシー関 『テレビ消灯時間』 (文春文庫 1999)) (1999.09.16)

#45 映画なら裸になってもいいと思う。テレビで裸を見せる必要はないでしょう。だって、カネ払ってない。家で寝転がってお尻かきかき見ている人に、そこまでサービスできない。
【浅芽陽子】 (週刊現代1989.10.14号) (1999.09.26)

#46 「もしもだよ、わたしがそれとおなじ絵具をおなじローラーで塗ったとしたら、それでもその絵はカラベキアンの作品なのか?」
「まちがいなくそうだ。ただし、きみがカラベキアンとおなじ奥の手を持ってる場合にかぎる」
「というと?」
「たとえば、こうだ」
「すごい! そんなに絵がうまいとは知らなかった!」
「きみの前にいる男には、選択の自由があるのさ」
【ラボー・カラベキアン】 (カート・ヴォネガット 『青ひげ』 (早川書房 1997)) (1999.10.17)

#47 そういうふうにしかできないということと、そういうふうにもできるということとは全然違う。
【なし】 (なし) (1999.10.17)

#48 同じことさ、しようがすまいが、きっともっといいことがあるにちがいない。人生の興味なんて長続きするわけがない。簡単に願いましょう、自分の中の出来事だってぼくは煩わしいんだから!
【アントレ・ブルトン】 (アントレ・ブルトン 『超現実主義宣言』 (中公文庫 1999)) (1999.10.17)

#49 あるものをあるがままに描くのもいいんじゃないか
【K.Higashi】 (なし) (1999.10.17)

#50 今日、数々の愚劣な書物や人を馬鹿にしたような芝居を生み出しているのはこういう現実主義的態度である。このようなしろものが新聞雑誌の紙面でますますはびこり、もっとも低俗な嗜好の面で世論に媚びることに専念し、学問・芸術を阻んでいるのである。言葉をかえていえば愚かさと紙一重のわかり易さ、犬のような暮らし。
【アントレ・ブルトン】 (アントレ・ブルトン 『超現実主義宣言』 (中公文庫 1999)) (1999.10.17)

#51 人生には悲しいことがありすぎる。それは自分が背負わなくてはいけない。その上に劇場に来てまでそんなもの見せる気はない。
【中島らも】 (わかぎえふ 『それは言わない約束でしょ?』 (集英社 1999)) (1999.11.06)

#52 追従がそれを言われた人を不快にするのは、そのような馬鹿気たことを言われてイイ気になる程度の人と値踏みされたことが不快なのである。
【塩野七生】 (塩野七生  『悪名高き皇帝達 ローマ人の物語VII』 (新潮社 1998)) (1999.11.06)

#53 実績のある人は、実績が邪魔になって、新しい方向性を理解するまでに時間がかかってしまい、無難かもしれないが、革新的なものを作り出すことができない。これからは、人をこれまでの実績で判断すべきではない。
【K.Watanabe】 (なし) (1999.11.06)

#54 私が興味をもつのは、建築物を建てることではない。考えられうるかぎりさまざまな建築物の、基礎を透視することである。
【ヴィトゲンシュタイン】 (ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン  『反哲学的断章』 (青土社 1999)) (1999.11.17)

#55 教育の成果とは、教える側の資質よりも教わる側の資質に左右されるものである。
【塩野七生】 (塩野七生 『悪名高き皇帝達 ローマ人の物語VII』 (新潮社 1998)) (1999.11.17)

#56 君がやった仕事は、ほかの人には、君自身にとってほどは重要ではない。
【ヴィトゲンシュタイン】 (ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン 『反哲学的断章』 (青土社 1999)) (1999.11.17)

#57 私は、仲間が貧乏になることを好まない。仲間にはある種の権力をもつことを望むからだ。もちろん、その権力が正しく使われることも、願っているが。
【ヴィトゲンシュタイン】 (ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン 『反哲学的断章』 (青土社 1999)) (1999.11.17)

#58 新しい宗教は、古い宗教の神々に、悪魔の烙印を押す。だが実際のところ神々は、烙印を押される前に、悪魔になってしまっているだろう。
【ヴィトゲンシュタイン】 (ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン 『反哲学的断章』 (青土社 1999)) (1999.11.17)

#59 私にとって大いなる恵みは、今日、仕事ができること。だが私は、どんな恵みもすぐに忘れてしまうのだ。
【ヴィトゲンシュタイン】 (ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン 『反哲学的断章』 (青土社 1999)) (1999.11.17)

#60 糸玉をほどくことができないとき、いちばん利口な態度は、ほどけないと悟ることである。いちばん行儀がいいのは、ほどけないと認めることである。
【ヴィトゲンシュタイン】 (ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン 『反哲学的断章』 (青土社 1999)) (1999.11.17)

#61 欲しいと思ったら手に入れるまで気が済まないB型性格(悪質)
【Kure】 (Kure's homepage) (1999.11.23)

#62 持つべきものは金と暇 買うべきものは心の平和
【A friend of Miro's friend】 (なし) (1999.11.23)

#63 記すに値することがあつてはじめて筆をとれ。書くべきこと、語るべきことがあるとき、言葉は力強く流れるだらう。これこそは人間の精神と文章との極めて自然な関係にほかならない。
【丸谷才一】 (丸谷才一  『文章読本』 (中央公論社 1977)) (1999.11.23)

#64 傾聴するに値しない人達の発言がマスコミでもてはやされているという例は、かなり多い。
【野口悠紀雄】 (野口悠紀雄  『「超」整理日誌』 (新潮文庫 1999)) (1999.12.05)

#65 宿命を口実に自分の責任を免れたいという欲望によるものと、自分をよく深く知ることによってその責任を引き受けたいという欲望によるもの(占いの動機について)
【ソーテ】 (マルク・ソーテ 『ソクラテスのカフェ』 (紀伊國屋書店 1996)) (1999.12.05)

#66 災いが起きたときにも絶望に沈むことなく、運に恵まれているときにもあまりに早く勝利の叫びをあげない。
【ソーテ】 (マルク・ソーテ 『ソクラテスのカフェ』 (紀伊國屋書店 1996)) (1999.12.05)

#67 どんな懐疑論も理に反している。なぜなら、懐疑論は自分自身を否認するから。
【レヴィナス】 (エマニュエル・レヴィナス 『レヴィナス・コレクション』 (ちくま学芸文庫 1999)) (1999.12.12)

#68 本物の哲学の価値は、誰の所有物でもない永遠の中にあるのではない。光り輝く哲学の顔は、われわれ自身がそうであるような現世の存在に向けられている。われわれの苦悩をあれこれ気遣うこと、それは、哲学の崇高な本質の一部である。ある哲学の真に哲学的な側面は、その現代性によって測られる。
【レヴィナス】 (エマニュエル・レヴィナス 『レヴィナス・コレクション』 (ちくま学芸文庫 1999)) (1999.12.12)

#69 ドミノって倒れないね。
【ナンシー関】 (ナンシー関 『テレビ消灯時間3』 (文藝春秋 1999)) (1999.12.12)

#70 全体はその諸々の部分の総和とは異なるある別のものであり、その属性は、それを構成している諸部分の示す属性とは異なっているからである。
【デュルケム】 (デュルケム 『社会学的方法の規準』 (岩波文庫 1978)) (1999.12.20)

#71 社会現象は諸個人の意識から派生するものではない。
【デュルケム】 (デュルケム 『社会学的方法の規準』 (岩波文庫 1978)) (1999.12.31)

#72 技術はその時々において、何が不可能であるか、限界であるかを規定する存在。
【國領二郎】 (國領二郎 『オープン・ァ法 兵キテクチャ戦略』 (ダイヤモンド社 1999))

#73 いいよ、おれにくれよ。隣人なんか地獄に堕ちろ! おれもそいつを隣人の手に入らないようにするのに手を貸すからさ、とにかくおれにくれ!(ソフトウェアライセンスに関するストールマンの考え方)
【ストールマン】 (スウェーデン王立工科大学での講演より, 【原文】) (1999.12.31)

#74 歴史とは過去に何が起きたかではなくて、何が起こったと人々が信じたかである
【エドワード・H・カー】 (なし) (2000.01.05)

#75 宗教とは、とにかく何かを信ずることだ。何を信ずるかは勝手で、何を信じても差し支えない。ただ拙僧は、心から仏陀に帰依している。しかし他人の宗教には決して口を出さない。
【五空】 (安能務 『隋唐演義(上)』 (講談社 1999)) (2000.01.05)

#76 高邁な理想は得てして軌道から外れて、目的を忘れる。
【塩野七生】 (朝日新聞2000年1月4日) (2000.01.19)

#77 みんなが、真面目に自分の仕事に取り組んだら、ロクなことにならない。もっと手を抜こうぜ。
【Ninomiya】 (なし) (2000.01.19)

#78 小国の独裁者が権力を維持しつづける最善の方法は、アメリカを挑発して自分を非難させ「無法者国家」の指導者とか、世界平和にたいする脅威などと呼ばせることなのだ。
【ハンチントン】 (サミュエル・ハンチントン『文明の衝突と21世紀の日本』 (集英社 2000)) (2002.02.20)

#79 本当に大事なことは、どんなに忘れようとがんばっても頭にこびりつく。
【五木寛之】 (五木寛之 『知の休日』 (集英社新書 1999)) (2000.02.20)

#80 役に立つ女は美しく、聡明な女は可愛い。
【安能務】 (安能務 『隋唐演義(中)』(講談社 1999)) (2000.02.20)

#81 思想に自由あれ。しかしまた行為にも自由あれ。そしてさらにはまた動機にも自由あれ。
【大杉栄】 (大杉栄 『大杉栄全集』第14巻「人生について」) (2000.02.20)

#82 アナキズムに見られる「国家」対「無政府」 「権力」対「自由」 「権威」対「自由のための闘士」等々のおおざっぱな二分法的な考え方の中には、歴史を単純化した非歴史主義的傾向が見られる。
【松尾柏】 (松尾柏 『ネオ・アナキズム論素描』(海鳥社 1995)) (2000.02.20)

#83 
私はあなたに、愛してください、とは望みません。
ただ、あなたがそばにいてくださることを知り、
あなたが時折無言でそっと
手を差しのべてくださることを望むばかりです。
【ヘッセ】 (ヘッセ 「願い」 『ヘッセ詩集』 (新潮文庫 1950)) (2000.03.20)

#84 偉大なテクストは、ほとんど例外なく慣習的な知識への最悪の手引きであるということにある。なぜなら、それらが古典である理由は、多くの場合、それらがその時代の常識に挑戦していることにあるからである。
【スキナー】 (クェンティン・スキナー 『思想史とはなにか』 (岩波書店 1999)) (2000.03.20)

#85 多くの人々は異なった気持ちの状態では、また時期の異なるのに応じて、相容れない複数の理想や信条を意識的に持つことがありうる。
【スキナー】 (クェンティン・スキナー 『思想史とはなにか』 (岩波書店 1999)) (2000.03.20)

#86 ユートピアは幻想を育てるのであるが、それゆえにまた不可避的に幻滅をもたらす。
【ウォーラステイン】 (I.ウォーラステイン 『ユートピスティクス』 (藤原書店 2000)) (2000.03.20)

#87 市民権は特権を与えるのであり、特権はすべてを包摂しないことで守られる。
【ウォーラステイン】 (I.ウォーラステイン 『ユートピスティクス』 (藤原書店 2000)) (2000.03.20)

#88 忌まわしい考えや連想が浮かんできたら、生意気な正義感をふりかざして、即座にはねつけるのではなくて、素直にそれを認め、受け入れ、それに対して責任を持とうではないか。悪魔を追い払おうとすることは良くないことだ。悪魔は我々のものである。
【ロレンス】 (D.H.ロレンス 「平安の本質」 『王冠』 (文化書房博文社 1986)) (2000.03.20)

#89 今日の愚者が明日の英雄であるとは限らない。今日の愚者の多くは明日になっても昨日の愚者のままであろう。
【ハーバーマス】 (J.ハーバーマス 「核時代の市民的不服従」 『近代 未完のプロジェクト』 (岩波書店 2000)) (2000.03.20)

#90 ひとりで働くと働かなくちゃならない。みんなと働くとこっそりぬけだせる。
【クリヴェンドン・サリー】 (R.A.ラファティ 「秘密の鰐について」 『どろぼう熊の惑星』 (早川文庫 1993)) (2000.04.01)

#91 世界がクシュンという泣き声で終わる? いや、世界のはじまりがそうだったのさ。
【R.A.ラファティ】 (R.A.ラファティ 「寿限無、寿限無」 『どろぼう熊の惑星』 (早川文庫 1993)) (2000.04.01)

#92 哲学者にはどんなことでもできる。ただ、なかなか手をつけないだけだ。
【R.A.ラファティ】 (R.A.ラファティ 「コンディヤックの石像」 『どろぼう熊の惑星』 (早川文庫 1993)) (2000.04.01)

#93 言ってないことを引用しないでくれる
【橋本龍太郎橋本龍太郎】 (報道2001(フジテレビ5月7日放送)) (2000.05.07)

#94 魅力的でない 日本の女性がいたとしても 生まれたときに川で始末されているにちがいない。
【ブローティガン】 (リチャード・ブローティガン 『東京日記』 (思潮社 1992)) (2000.05.07)

#95 下手なパロディは真摯な読者心理を逆撫でするような効果しか持ち得ないのである。
京極夏彦】 (京極夏彦 『どすこい(仮)』 (集英社 2000)) (2000.05.07)

#96 インターネットとは「誰が誰と何をやってもいい」というインフラストラクチャーです。
【村井純】 (インターネット革命と日本の役割「週刊東洋経済2000.04.29・05.06合併) (2000.06.11)

#97 人間は他を批判することによって自らの正当化をはかる性癖をもつ生き物でもある。
【現代情報工学研究会】 (現代情報工学研究会 『24時間の知的生活術』 (講談社+α文庫 1997)) (2000.06.11)

#98 全体像をきちんとみること。そして、同じことを2度考えない。
【佐々木かおり】 (現代情報工学研究会 『24時間の知的生活術』 (講談社+α文庫 1997)) (2000.06.11)

#99 本書は、今にかぎらずいつでも、時流に乗らないはずです。
【ブルデュー】 (ピエール・ブルデュー 『ハイデガーの政治的存在論』 (藤原書店 2000)) (2000.06.11)

#100 われわれは皆、他人の不幸には耐えていく力を持っている。
【ラ・ロシュフコー】 (ラ・ロシュフコー  『運と気まぐれに支配される人たち』 (角川文庫 1968)) (2000.07.18)

#101 細かいことにあまり一生懸命になる人は、ふつう、大きなことができなくなるものだ。
【ラ・ロシュフコー】 (ラ・ロシュフコー 『運と気まぐれに支配される人たち』 (角川文庫 1968)) (2000.07.18)

#102 人間、お互いにだまされ合っていなければ、この世に長く暮らしてはいけまい。
【ラ・ロシュフコー】 (ラ・ロシュフコー 『運と気まぐれに支配される人たち』 (角川文庫 1968)) (2000.07.18)

#103 何にでも興味を持ち、何にでもチャレンジするが、結局一番何がやりたいのかわからない
【南原清隆】 (笑う犬の生活 2000年5月28日放映) (2000.07.18)

#104 今日、Good ideaが浮かんだ!! これでぼくも自信を持てるだろう!!
【津田真男】 (山際淳司 『スローカーブを、もう一球』 (角川文庫 1985)) (2000.07.18)

#105 軍人たちはより有能であり誠実であろうと主張するけれど、彼らがより世界主義的であろうとすることは、まずない。
【ギァ曄 兵ツ) (マクファーソン他 「民族の審判」 『国家はどこへゆくのか』(お茶の水書房 1984))

#106 「学問」を志す者は、国が危急存亡の危機に直面すると、死んだように隠れて、その危機が去ると生き還っては大きな顔をするものだ。
【安能務】 (安能務 『韓非子(上)』(文集文庫 2000)) (2000.07.19)

#107 ふつうのひとはだれだって自分だけは特別だって思いたがるものなのよ。
【ミス・ヘーゼルストーン】 (トム・シャープ 『狂気準備集合罪』 (講談社 1985)) (2000.08.09)

#108 ある事実を否定する時には必ず根拠を明らかにしなければならず、ある意見に反対する場合には、代替提案をすべきだ。
【安能務】 (安能務 『韓非子(下)』 (文春文庫 2000)) (2000.08.09)

#109 子供の心はなんでも書けるタブララサではない。
【ケレンスキー】 (アレクサンドル・ケレンスキー 『ロシアと歴史の転換点』 (恒文社 1967)) (2000.08.09)

#110 政治が介入すると公正に振舞うことは不可能である。
【ケレンスキー】 (アレクサンドル・ケレンスキー 『ロシアと歴史の転換点』 (恒文社 1967)) (2000.08.09)

#111 ただいたずらに情勢を分析して批判しても何の役にも立たない。必要なことはリスクを冒して大胆に振舞うことなのだ。
【ケレンスキー】 (アレクサンドル・ケレンスキー 『ロシアと歴史の転換点』 (恒文社 1967)) (2000.08.09)

#112 コンピュータというものは、たいてい、調子が悪いものなのだ。
【いしかわじゅん】 (「だってサルなんだもん254回」 週刊アスキー2000.07.25号) (2000.08.09)

#113 人類というものははっきりとした2つの種族からなりたっているようである。つまり、借りる人間と貸す人間の2つの種族である。(中略)前者を私は「偉大な種族」と呼びたい。
【ラム】 (チャールズ・ラム 『エリア随筆』 (八潮出版社 1978)) (2000.08.09)

#114 理想は高く、意思は弱く。
【亀井よし子】 (ヘレン・フィールディング 『ブルジット・ジョーンズの日記』 (ソニーマガジンズ 1998)) (2000.09.15)

#115 昔っから日本の警察というのは、要人が来日すると妙に力んじゃうのである。
【原田宗典】 (原田宗典 『東京トホホ本舗』 (新潮文庫 1994)) (2000.09.15)

#116 人間には、自らが生きた時代の危機を、他のどの時代の危機よりも厳しいと感じてしまう性向がある。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語VIII』 (新潮社 1999)) (2000.09.15)

#117 平凡な資質の持主は、本能的に、自分よりも優れた資質の持主を避ける。自分にない才能や資質を迎え入れることで、自分自身の立場を強化するなどという思考は、平凡な出来の人には無縁なのだ。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語VIII』 (新潮社 1999)) (2000.09.15)

#118 かわいそうなオレ、神になりつつあるようだよ。
【ヴェスパシアヌス】 (塩野七生 『ローマ人の物語VIII』 (新潮社 1999)) (2000.09.15)

#119 上に立つ者は下位にある者よりも自由はより限られる。
【カエサル】 (塩野七生 『ローマ人の物語VIII』 (新潮社 1999)) (2000.09.15)

#120 悪しき結果に終わったことの多くは、そもそもは良き動機から発していたのである
【カエサル】 (塩野七生 『ローマ人の物語VIII』 (新潮社 1999)) (2000.09.15)

#121 パティはパティで、僕の好きなものがなぜ僕の気に入るのかを熱心に知ろうとしていて、僕の反応を見ては自分の進歩ぶりをテストしていた。こんな風に相手の興味について相互に学ぼうと努力していると、いきおい自分の興味は後回しということになる。
【ベイカー】 (ニコルソン・ベイカー 『室温』 (白水社 2000)) (2000.09.15)

#122 情報洪水の怪物的な恐ろしさとは、それが美によって美を粉砕し、真実によって真実を壊滅させるという点ではないだろうか?
【レム】 (スタニスワフ・レム 『虚数』 (国書刊行会 1998)) (2000.10.14)

#123 いまもわたしは女体のかたちにつきない驚きを感じるし、たぶん墓場にはいるまでおしりやおっぱいをなでたがるだろう。
【ヴォネガット】 (カート・ヴォネガット 『タイムクエイク』 (早川書房 1998)) (2000.10.14)

#124 世のなかにはひまつぶしの方法を知らない人もいる。私は知っている。またたくまに一日がつぶれるんだ。
【ヴォネガット】 (カート・ヴォネガット 『タイムクエイク』 (早川書房 1998)) (2000.10.14)

#125 死に馬に蹴られるのはイヤよ
【小柳ルミ子】 (「割れ目でポン」2000年10月08日放映) (2000.11.17)

#126 貶して損する芸能界、誉めて得する芸能界
【タモリ】 (横澤彪 『とりあえず』 (講談社 1990)) (2000.11.17)

#127 親しい人を失った悲しみに資産を失う悲しみまでもつけ加えるべきではない(相続税について)
【小プリニウス】 (塩野七生 『賢帝の世紀 ローマ人の物語IX』 (新潮社 2000)) (2000.11.17)

#128 ローマ人は、改める必要がある場合は改めるが改める必要はない場合は改めない。
【塩野七生】 (塩野七生 『賢帝の世紀 ローマ人の物語IX』 (新潮社 2000)) (2000.11.17)

#129 大食らいこそ何よりの罪だ
【ヘムリー】 (ロビン・ヘムリー 『食べ放題』 (白水社 1993)) (2000.12.23)

#130 懐疑主義捨てると人生楽よ。
【セアラ】 (ロビン・ヘムリー 『食べ放題』 (白水社 1993)) (2000.12.23)

#131 批評家にならずに、自分ですること。
【古川亨】 (「進藤晶子のえ、それってどういうこと?」第1回 週刊アスキー2000年12月5日号) (2000.12.23)

#132 実行しなければ、失敗も、成功も、ないんですよ。
【盛田昌夫】 (「進藤晶子のえ、それってどういうこと?」第5回 週刊アスキー2001年1月2日号) (2001.01.28)

#133 腹が減らんようになってから学者することにしよう。
【麺通団】 (麺通団 『恐るべきさぬきうどん』 (新潮社 2000)) (2001.01.28)

#134 YES THERE IS! この世の中に、愛情や思いやりや真心があるように、サンタクロースも確かにいるのです。サンタクロースがいなかったら、どんなにこの世の中は暗くて寂しいことでしょう。(バージニアから「サンタクロースはいるの?」との質問に答えて)
【チャーチ】 (ニューヨーク・サン 1897年) (2001.02.25)

#135 トラブルをさけて一律にまず絶対にルールを守る東京。いったん自分でコトのよしあしを考える関西風
【寺島令子】 (寺島令子 「日常の量り売り77都市と良識の巻」 週刊アスキー2001年1月23日号) (2001.02.25)

#136 誰が使ってもパソコンはうまく動かないものなのですよ。じっさい、パソコンがうまくいかないというだけで、非行に走った中学生みたいに口が重くなる人は多い。しかし、うまく動かなくなるたびに、勧めた相手が隣にいたらどうなるだおるか。「責任とってよ!」となるだろう。この場合、間違いは起きたがお互い責任のある大人なんだし、という言い訳が通用するはずもない。
【神足裕司】 (神足裕司 週刊アスキー2001年2月6日号) (2001.02.25)

#137 5と10の間で揺れていた振り子は、何かをあきらめて3と7、1と4と周期を落としていく。いつの間にか、イケたはずの10へは届かなくなっているのである。
【ナンシー関】 (ナンシー関 『何もそこまで』(角川文庫 2001)) (2001.03.27)

#138 これから大学という温室を出て、現実の社会というぬるま湯の中にはいるわけですが、ふやけてしまわないように希望します。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『人間は笑う葦である』 (文藝春秋 2001)) (2001.03.27)

#139 たとえ道に迷っても 「道に迷った」とは認めず 「回り道をしている」といっているのだ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『人間は笑う葦である』 (文藝春秋 2001)) (2001.03.27)

#140 抜群の姿形をしており、気まぐれで聞き分けがなく、ひたむきで傲慢 自分の美しさを、他と比較する気持ちすらない(絶世の美女について)
【王欣太】 (王欣太 『蒼天航路』 (講談社 第130回戦場の美女)) (2001.04.23)

#141 書物はあきらめよ。これにふけるな。
【マルクス・アウレーリウス】 (マルクス・アウレーリウス 『自省録』 (岩波書店 1991)) (2001.04.23)

#142 きちんと整頓された秩序があるか、もしくは雑然たるごたまぜか、そのいずれかだ。
【マルクス・アウレーリウス】 (マルクス・アウレーリウス 『自省録』 (岩波書店 1991)) (2001.04.23)

#143 変化することは物事にとって悪いことではない。同様に変化の結果として存続することは物事にとっ善いことではない。
【マルクス・アウレーリウス】 (マルクス・アウレーリウス 『自省録』 (岩波書店 1991)) (2001.04.23)

#144 まっすぐでいるか、もしくはまっすぐにされるか。
【マルクス・アウレーリウス】 (マルクス・アウレーリウス 『自省録』 (岩波書店 1991)) (2001.04.23)

#145 或ることをなしたために不正である場合のみならず、或ることをなさないために不正である場合も少なくない。
【マルクス・アウレーリウス】 (マルクス・アウレーリウス 『自省録』 (岩波書店 1991)) (2001.04.23)

#146 できるかぎりサーバー構成をシンプルにする。余計なサービス、周辺機器はすべて外してしまう。使用する周辺機器は、デファクトスタンダードなものを選ぶ。
【柳原秀基】 (柳原秀基 『システム管理者の眠れない夜』 (IDG 2000)) (2001.04.23)

#147 機能の豊富さは、すなわちバグの豊富さ
【柳原秀基】 (柳原秀基 『システム管理者の眠れない夜』 (IDG 2000)) (2001.04.23)

#148 ユーザーは一般的に、パソコンは勝手に壊れるものだと信じている。
【柳原秀基】 (柳原秀基 『システム管理者の眠れない夜』 (IDG 2000)) (2001.04.23)

#149 
「ほな、かんがえときまっさ」
この言葉を聞いて、東京のSIベンダーの営業は次のように思う。
「おっ、検討テーブルに乗ったぞ。脈がありそうだ」
実は、これは大まちがいだ。
「あんたのその製品、いらん。はよ、帰って」
【柳原秀基】 (柳原秀基 『システム管理者の眠れない夜』 (IDG 2000)) (2001.04.23)

#150 大阪人はズケズケとものを言う印象があるが、ストレートには話さないことも多い。
【柳原秀基】 (柳原秀基 『システム管理者の眠れない夜』 (IDG 2000)) (2001.04.23)

#151 いくら自家用車を改造するのが趣味だとしても、その知識によって社用車まで改造しようというのは非常識だろう。ところが、パソコンの場合、多くの企業では、この非常識が“常識”になっているユーザーがたくさんいる。
【柳原秀基】 (柳原秀基 『システム管理者の眠れない夜』 (IDG 2000)) (2001.04.23)

#152 「火とは、さわれば熱いものさ」「いや違う。火とは熱く、さわれないものだよ」
【百鬼園】 (内田『新・大貧帖法 勉 (福武書店 1989))

#153 厖大な書物を物すること、数分間で語りつくせるひとつの着想を五百ページにわたって展開するのは、労のみ多くて功少ない狂気のさたである。
【ボルヘス】 (ボルヘス 『ボルヘス「伝奇集」』 (福武書店 1990)) (2001.04.23)

#154 考えるということは、さまざまな相違を忘れることであり、一般化し、抽象化することである。
【ボルヘス】 (ボルヘス 『ボルヘス「伝奇集」』 (福武書店 1990)) (2001.04.23)

#155 猿が王冠を被っても、依然として猿である。
【安能務】 (安能務 『三国演義第1巻』 (講談社 2001)) (2001.05.24)

#156 ある極端なアイデアが世界を本当に変えようとするとき、私たちはその新しい知らせをもたらしたものを敵視して排除してしまう傾向がある。
【Mike Gancarz】 (Mike Gancarz 『UNIXという考え方』 (オーム社開発局 2001)) (2001.05.24)

#157 曹操は初めから「すべてを疑う」知識人である。同時に初めから「疑ってかかる」ことのない政治家であった。
【安能務】 (安能務 『三国演義 第2巻』 (講談社 2001)) (2001.05.24)

#158 禁煙というものは、ミルクのように白い、いい匂いのするクリーム状のものである。
【山村修】 (山村修 『禁煙の愉しみ』 (新潮社 2000)) (2001.05.24)

#159 一度で禁煙できるような男あるいは女にはその精神性においてどこか信用しきれない部分がある。
【山村修】 (山村修 『禁煙の愉しみ』(新潮社 2000)) (2001.05.24)

#160 大人物に見せる手というふのはいろいろあるね。たてへば……不正確な引用をするとか
【清水徹】 (丸谷才一 『男もの女もの』 (文春文庫 2001)) (2001.05.24)

#161 イギリスは美人がゐない、と思ふでせう。ぼくもさう思ひました。男はカツコいいけどね、どうも女はなんて思つた。さうでせう。ところがね。半年イギリスにゐると、急にあれがみんな美人に見えてくるんです。すごく魅力的。まるで化学変化みたいですよ。でもね、半年かかる。
【海老沢泰久】 (丸谷才一 『男もの女もの』 (文春文庫 2001) (2001.05.24)

#162 人さまざまですから、さうでない人がゐても別に気にしませんが、わたしなどはかういう何の役にも立たない知識を得ると、ひどく満足するのですね。
【丸谷才一】 (丸谷才一 『男もの女もの』 (文春文庫 2001)) (2001.05.24)

#163 ああ若さには経験がなくても時間がある。
【Mike Gancarz】 (Mike Gancarz 『UNIXという考え方』 (オーム社開発局 2001)) (2001.06.19)

#164 一度ならば大目に見よう。誰にでも過ちはある。その失敗を肝に銘じることで、同じ失敗を二度とくり返さないでくれればいい。しかし、失敗はくり返されるものなのである。
【ナンシー関】 (ナンシー関 『テレビ消灯時間4 冷暗所保管』 (文藝春秋 2000)) (2001.06.19)

#165 あなたのは劣等コンプレックスじゃない。たんなる劣等です。
【K.ヴォネガット】 (カート・ヴォネガット 『バゴンボの嗅ぎタバコ』(早川書房 2000)) (2001.07.26)

#166 違いの分かる男、しかしどちらを選んでいいのか、その判断力に欠ける。
【立川志ら乃】 (志らく一門会パンフレット「落研生活? 1」) (2001.07.26)

#167 ふだん、ぼくは朝食を0時15分頃たべる。(中略)この時刻に電話が鳴ると、それは親しい人間からか、さもなければ邪悪な運命が突如襲いかかって来たかどっちかだ。
【フェリックス】 (M.ドニュジエール 『めいわく犬』(講談社 1982)) (2001.07.26)

#168 人生でひどい目に会っている男は、つねに犬の目の中に慰めを見出す。
【M.ドニュジエール】 (M.ドニュジエール 『めいわく犬』(講談社 1982)) (2001.07.26)

#169 収集日守って出そうヨあなたの良心
【朝生原町会青朝会】 (久住昌之 『工夫癖』(双葉社 1999)) (2001.07.26)

#170 めちゃくちゃに見えるものから何か法則を引き出すには……少なくとも引きだせる可能性があると確信するには、どんなことでも二度は繰りかえさねばならない。
【C.ノーテボーム】 (C.ノーテボーム 『これから話す物語』(新潮社 1996)) (2001.07.26)

#171 私はすべてのものに不満だ。よしんば選ばれて神になったとしても、私はただちに辞表を提出するだろう。
【E.M.シオラン】 (E.M.シオラン 法 便絶望のきわみで』(紀伊國屋書店、1991))

#172 他者を理性に目覚めさせようとするのではなく、みずから他者の理性に目を開くのでなければならない。
【A.フィンケルクロート】 (A.フィンケルクロート 『思考の敗北あるいは文化のパラドクス』(河出書房新社 1988)) (2001.08.23)

#173 台風報道はNHKが断然他局を圧倒している。大型台風のときなんか、アナウンサーが嬉しそうだもんね。マジメな顔をしつつも「NHKの実力を見せてやる」という気概があり、嬉しさをかみ殺している。目が生き生きしているから、その気分わかる。
【嵐山光三郎】 (嵐山光三郎 『コンセント抜いたか!』(朝日新聞社 2001)) (2001.08.23)

#174 歴史の進行においては、没落していかないような現存在は存在しないのだし、没落を阻止し得るような手立ても存在しないのである。
【ヤスパース】 (カール・ヤスパース 『哲学の世界史序論』(紀伊國屋書店 1985)) (2001.08.23)

#175 勝つ奴は速いから勝つんであって、俺は遅かったから負けたんだ。
【中嶋悟】 (「進藤晶子のえ、それってどういうこと?」(週刊アスキー2001年8月14日号)) (2001.09.22)

#176 まったくいい人ときたらやることが強引なんだから。
【町山広美】 (町山広美 『イヤモスキー』(マガジンハウス 1999)) (2001.08.22)

#177 男ってのは、ただぼんやり座っていることができんのだよ(自作気球で空を飛び、連邦航空局に逮捕されたときの言葉)
【ラリー・ウォルターズ】 (ウェンディー・ノースカット 『ダーウィン賞!』(講談社 2001)) (2001.09.22)

#178 良くなる前にはもっと悪くなるものである。
【グラス】 (ロバート・L・グラス 『情報技術産業失敗物語』(ネクサス・インターコム 2000)) (2001.10.23)

#179 筋肉だけで頭を全然使わないのはダメ。どちらも少しずつ使うつもりよ。
【ヒンギス】 (読売新聞2001.09.06 全米テニス セリーナ・ウィリアムス戦を前に) (2001.10.23)

#180 藤原紀香さまなくしてケータイの普及はなかった。
【神足裕司】 (「デジタル業界の女たち144回」(週刊アスキー2001年9月11日号)) (2001.10.23)

#181 悪は、弱い者には力を貸さない。後を振り返らず、ためらわない決断力が必要なのだ。
【ベン=ジェルーン】 (ターハル・ベン=ジェルーン 『聖なる夜』(紀伊國屋書店 1996)) (2001.10.23)

#182 プロレスはショーじゃない。人生がショーなんだ。
【チャン館長】 (『反則王』) ( 2001.10.23)

#183 堕罪以来思い込まれてきたほど神は好ましいものではなく、悪魔もさほど悪いものではない。
【デュル】 (ハンス・ペーター・デュル 『神もなく韻律もなく』(法政大学出版局 1993)) (2001.10.23)

#184 もし私が他者の存在を疑う懐疑論を本気で主張するなら、それは、私が何事かを伝えようとしている相手も私自身も存在していないということを誰かに伝えようとすることなのだ。
【デュル】 (ハンス・ペーター・デュル 『神もなく韻律もなく』(法政大学出版局 1993)) (2001.10.23)

#185 5万円パソコンにLiuxを仕込めば、今日からキミもスーパーユーザーだい。でも5万円パソコンにWindows2000を仕込んだら、今日からキミはノロマな亀だい。
【arton】 (ただただし/arton 『Rubyを256倍使うための本 網道編』(ASCII 2001)) (2001.10.23)

#186 概して散歩から疲れて帰るまでは新聞を見ないことにしている。散歩の後でなら、世間がどんな騒々しいことをやっているか、みんながどんな新しい自虐的な責め具を、いや、どんな新しい形の無駄な骨折りを、どんな新しい危険と争闘の種を発見したか、ということを知るのもまた一興である。考えただけでも悲惨で馬鹿気たことがらに、朝のすがすがしい気分を損なわれては堪らないと思う。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#187 家庭の第一条件は気安さにある。細部の装飾なぞは金と時間と見る目ができたときにつけ加えればそれですむことである。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#188 人々は、お金では貴いものは買えないという。そういうきまり文句こそ、貧乏を経験したことのないなによりの証拠なのだ。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#189 人類の進歩が周知のようにのろいのは、国民大衆が愚劣に傾きやすいからである。人類がともかくも進歩しているのは、個々の人間がよりよきものへの可能性を持っているからである。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#190 個性の喪失は私には全くの恥辱と思えた。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#191 文章の一節を朗読したくなるとき、だれか側にいてそれを聞いてくれたらどんなに楽しいだろうと思うことがときどきある。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#192 馬鹿な奴らには戦争をやらせるのがよいのだ。かってに好きなようにやらせるのがよいのだ。平和は要するに少数者の悲願にほかならない。今までも常にそうであったし、またこれからも常にそうであろう。
【ライクロフト】 (ギッシング 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波書店 1991)) (2001.11.21)

#193 他人の暮らしを物語る連中がいる。或いは自分たちの暮らしを。なにを手がかりに彼らはそいつをつかまえようというのか? 要するに彼らはなにもかもを要約してしまうまでのことだ。
【アラゴン】 (ルイ・アラゴン 『イレーヌ』(白水社 1989)) (2001.11.21)

#194 過去とは、思い出したい部分と思い出したくない部分がないまぜになった不思議な時間だ。苦しいこと悲惨なことはすべて自動的に忘れ去られていくが、その裏側に不気味なものが常に存在し、首をもたげてこようとしている。
【矢野徹】 (矢野徹 『ウィザードリィ日記』(角川書店 1989)) (2001.11.21)

#195 独裁者がどこかの国を襲撃する場合には、まるで国境線の拡大などは問題ではなく、絶叫の拡大だけが問題であるかのようである。自国以外の国の沈黙、自国以外の国の沈黙の現実を、吠えて吠え倒そうというのだ。
【ピカート】 (マックス・ピカート 『沈黙の世界』(みすず書房 1964)) (2001.11.21)

#196 私の人生ポリシーは「迷った時は両方。」
【919】 (負けいくさ) (2001.12.23)

#197 私の話に耳傾けるものは、自分の待ち望んでいる言葉のみを受け止めるのでございます。
【マルコ】 (カルヴィーノ 『マルコ・ポーロの見えない都市』(河出書房新社 1977)) (2001.12.23)

#198 物事というのは、慣れて呼吸がわかる頃に終わりを迎えるようだ。
【大石内蔵助】 (池宮彰一郎 『四十七人の刺客』(新潮社 1995)) (2001.12.23)

#199 さいわい、着手は得意である。ただ惜しいことに、成し遂げるのが苦手であるため、いつものように着手だけに終わった。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの軽はずみ』(文藝春秋 2001)) (2001.12.23)

#200 人間には、何でも簡単に決めて後悔するタイプと、熟慮の末に決断して後悔するタイプの二種類ある。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの軽はずみ』(文藝春秋 2001)) (2001.12.23)

#201 美人コンテストの水着審査の是非が問題になることがある。わたしは水着姿には何の問題もないと思うが 「審査する」というところに納得いかないものを感じる。世界各国から選りすぐりの美女が集まっているのだ。それだけで十分ではないか。ランクをつけてどうしようというのか、理解できない。もらえるならどれでもいいと思う。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの軽はずみ』(文藝春秋 2001)) (2001.12.23)

#202 わたしは生まれてからこの方、努力することが嫌いだったのだ。
【コンラッドコンラッド】 (コンラッド 『海の鏡』(人文書院 1991)) (2002.01.22)

#203 実のところ人間は、内面的には一人で生きていかざるを得ない。だが、そうだからといって、仲間と打ちとけて話をする見込みをすべて断念するにはおよばないのだ。
【コンラッド】 (コンラッド 『海の鏡』(人文書院 1991)) (2002.01.22)

#204 忘れてしまったことがあるとすれば、それは覚えておくほどのことじゃなかったのさ。
【クルーソー】 (J.M.クッツェー 『敵あるいはフォー』(白水社 1992)) (2002.01.22)

#205 偽作というのはだいたい出来が悪いです。偽作を本物のようにつくるのはものすごい名人しかできない。
【梅原猛】 (吉本隆明他 『日本人は思想したか』(新潮社 1999)) (2002.02.25)

#206 以心伝心でしかわからないというのでは困る。
【梅原猛】 (吉本隆明他 『日本人は思想したか』(新潮社 1999)) (2002.02.25)

#207 結論をしたらたいてい間違えるんじゃないのかなと思います。
【吉本隆明】 (吉本隆明他 『日本人は思想したか』(新潮社 1999)) (2002.02.25)

#208 最後にいなくなるっていうなら、どうしてはじめにいちばん大きくて、次第に小さくなって消えていくいうふうにならないのかね?
【十二月王二世】 (アクセル・ハッケ 『ちいさなちいさな王様』(講談社 1996)) (2002.02.25)

#209 また同じことをやらないって保証はないのだよ。だからどんなことになっても、さっさと忘れることだ。騒ぎたてることはない。
【E.I.ロノフ】 (フィリップ・ロス 『ゴースト・ライター』(集英社 1984)) (2002.02.25)

#210 20年前の常識を次世代の人に教えてる
【大前研一】 (「進藤晶子のえ、それってどういうこと? 第58回」(週刊アスキー2002年2月5日号)) (2002.02.25)

#211 女は孤独になることはできない。たんに、一人になることができるだけである。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『哲学者かく笑えり』(講談社 2001)) (2002.02.25)

#212 インターネットの普及ぶりにはさらに目を見張るものがある。インターネットは急速に進歩しており、数年先を予想するのも困難であるが、無限の可能性(インターネットが消滅するという可能性も含む)を秘めていることはたしかだ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『哲学者かく笑えり』(講談社 2001)) (2002.02.25)

#213 何でもない思い付きを実行して億万長者になった人もいるのです。ただあざ笑うだけの人は絶対に長者になれません。もちろん、アイデアを実行していっそう貧乏になったばかりか、物笑いの種になった人も数多いかもしれません。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『哲学者かく笑えり』(講談社 2001)) (2002.02.25)

#214 それは<創造主>だ。三大基本秘法の一つだよ。その創造主は、雑多な事物がいっぱい並べてある仕事台の前に立つ道化師として現れている。これは君の中に組織者がいることを意味している。彼は無秩序な宇宙と戦い、その宇宙を富の力で支配しようとしている。彼はそれに成功しているようだが、この創造主もまた道化師であって、彼の仕事は幻想であり、彼の秩序は偽りのものであることを忘れてはいけない。不幸にして、彼はそれに気づいていない。懐疑は彼の得意とするところではないのだ。
【ピエル・ファン・デイゼル】 (M.トゥルニエ 『フライデーあるいは太平洋の冥界』(岩波現代選書 1982)) (2002.02.25)

#215 自分の哲学は、自分の独自の経験から、自分で作り出さなければならない。
【ポウイス】 (J.クーパー.ポウイス 『孤独の哲学』(みすず書房 1977)) (2002.03.25)

#216 神が存在するかどうかを知らなくともわれわれは幸福に生きることができるのだ。
【ポウイス】 (J.クーパー.ポウイス 『孤独の哲学』(みすず書房 1977)J.クーパー.ポウイス 『孤独の哲学』(みすず書房 1977)) (2002.03.25)

#217 趣味というのは浪費しなくていけません。浪費することが誇りなのです。少しでも実益があるものは、趣味の風上にも置けないのであります。健康に良いとか、人間関係が築けるとか、家族も一緒に楽しめるとか、彼女にウケが良いとか、そういう実益があるものは不純です。
【森博嗣】 (森博嗣 『すべてがEになる』(幻冬舎 2001)) (2002.03.25)

#218 パリジェンヌたるもの、危険だとわかっていても、車の隙を見て道に飛びこむものなのだ。
【ガヴァルダ】 (アンナ・ガヴァルダ 『泣きたい気分』(新潮社 2001)) (2002.03.25)

#219 どんな分野でも成熟していけばマニアックになるもの。
【田宮俊作】 (田宮俊作 『田宮模型の仕事』(文藝春秋 2000)) (2002.04.28)

#220 細かい手仕事は気力を一点に集中するので、日常のわずらわしいことも忘れることができます。けっこういいストレス解消になり、没頭する楽しさがありました。
【田宮俊作】 (田宮俊作 『田宮模型の仕事』(文藝春秋 2000)) (2002.04.28)

#221 こだわりというのは、えてして悪いかたちで出てしまうもの。
【田宮俊作】 (田宮俊作 『田宮模型の仕事』(文藝春秋 2000)) (2002.04.28)

#222 人々が現在を越えて未来について強い関心を持つのは決まって調子がくるっていて見通しが暗い時のみである。
【トインビー】 (A.J.トインビー 『現代が受けている挑戦』(新潮社 2001)) (2002.04.28)

#223 特権をすべての人に拡げるということは、すべての人からそれを取り上げるのに等しい。
【トインビー】 (A.J.トインビー 『現代が受けている挑戦』(新潮社 2001)) (2002.04.28)

#224 モノポリにこつなんかない。
【トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『浴室』(集英社 1990)) (2002.04.28)

#225 何事にもマニア道というのは細分化され、道無き道、形なき影を見るようになっていくもの。
【リリー・フランキー】 (リリー・フランキー 『美女と野球』(河出書房新社 1998)) (2002.04.28)

#226 つまらん博愛よりも、大切な人だけが幸せであればいいと思う。
【リリー・フランキー】 (リリー・フランキー 『美女と野球』(河出書房新社 1998)) (2002.04.28)

#227 マニア的な世界はそのどれもが性的に未熟な臭いがする。
【リリー・フランキー】 (リリー・フランキー 『美女と野球』(河出書房新社 1998)) (2002.04.28)

#228 いろんな人が、いるもんです。
【ムッシュー】 (J-P.トゥーサン 『ムッシュー』(集英社 1995)) (2002.04.28)

#229 万事は場合によりけりだ。
【ムッシュー】 (J-P.トゥーサン 『ムッシュー』(集英社 1995)) (2002.04.28)

#230 歴史がヒューマニズムの絶えざる勝利の場として考えられたり、またそのような場として望まれている限り、ニヒリズムは過去の歴史に対しても、未来の歴史に対しても破壊的に作用する。
【ロールモーザー】 (ギュンター・ロールモーザー 『ニーチェと解放の終焉』(白水社 1979)) (2002.05.25)

#231 もし何か嫌なものがあるかと訊かれたら、ぼくとしては“久しく会ったことのない友だち”と答えたい。
【トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『カメラ』(集英社 1992)) (2002.05.25)

#232 この人生、苛立つくらいならば、絶望する方が、よっぽどいい。
【トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『カメラ』(集英社 1992)) (2002.05.25)

#233 全体的に見て、読書人は夜行性の動物に属する。
【チャペック】 (カレル・チャペック 『いろいろな人たち』(平凡社 1995)) (2002.05.25)

#234 政治とは、政治家たちまたは政治家になりたいと望んでいる人たちがしていることである。
【チャペック】 (カレル・チャペック 『いろいろな人たち』(平凡社 1995)) (2002.05.25)

#235 ネコはですね、なんにだって関係してるんです!
【ミャーオ】 (P.ミルワード 『ネコの哲学』(秀英書房 1996)) (2002.05.25)

#236 「はい、チーズ!」って。いざシャッターを切る瞬間には、みんな真顔にもどっちゃうんですけど……。
【ミャーオ】 (P.ミルワード 『ネコの哲学』(秀英書房 1996)) (2002.05.25)

#237 自ら創造した者達をコントロールできない。これこそまさに神の特権なのだから。
【パヴェル】 (T.パヴェル 『ペルシャの鏡』(工作舎 1993)) (2002.06.25)

#238 わしはわるいことをしたのか? おそらく、そうであろう。だが、やったことはやったこと。
【ティフェイン】 (M.トゥルニエ 『夜ふかしのコント』(パロル舎 1996)) (2002.06.25)

#239 世界はつかの間の幻覚だ。
【ドゥヴィル】 (P.ドゥヴィル 『花火』(白水社 1994)) (2002.07.31)

#240 できるだけ笑えない、分かりにくい洒落にしてもらうのが礼儀上望ましい。
【ドゥヴィル】 (P.ドゥヴィル 『花火』(白水社 1994)) (2002.07.31)

#241 「仔猫がかわいそうでね」
「わかるわ」
「でも、関わりになりたくない」
「それもわかるわ」
「きみはなんでもよくわかってくれる」
「ええ、そうよ」
【ロングデンとアイリーン】 (D.ロングデン 『寒い国からやってきた猫』(二見書房 1995)) (2002.07.31)

#242 わたしには天井時計などなくても時間がわかる。手をたたきさえすれば?
【崢??6時にいったい何をやってるの?」とアイリーンが怒鳴ってくれるからだ。】 (ロングデン) (D.ロングデン 『寒い国からやってきた猫』(二見書房 1995))

#243 テレビを見るということは自分に都合の悪くなった時はいつでも口を封じてしまうことのできる話し相手を持つことです。
【デリベス】 (M.デリベス 『好色六十路の恋文』(西和書林 1988)) (2002.07.31)

#244 だれかに発想を盗まれたら、ドロボーと叫ぶまえに、その発想がほんとうに自分のものだったかよく考えてみよう。
【エニグ】 (J-L.エニグ 『剽窃の弁明』(現代思潮新社 2002)) (2002.07.31)

#245 話すべきことを話すという点では勇気に欠けていなかった。欠けているのは、口にしたことの結果にまともに立ち向かう勇気だった。
【カサレス】 (A.B.カサレス 『脱獄計画』(現代企画室 1993)) (2002.07.31)

#246 文句のある人は、どこからでもかかってきなさい。逃げるから。
【横田順彌】 (横田順彌 『明治ワンダー科学館』(ジャストシステム 1997)) (2002.07.31)

#247 何か判断しにくい時は「これは、うれしいことなんだ」という法則を作っておくと、話が早い。悩むこともないし。
【横田順彌】 (横田順彌 『明治ワンダー科学館』(ジャストシステム 1997)) (2002.07.31)

#248 革命家は革命家として生まれるのではない。革命はたくらんでできるものではない。革命はコントロールできるものではない。革命は偶発的に起き……。
【ダイヤモンド】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#249 社会秩序そのものを気にかけるやつはいないよ。みんなが気にかけているのは、その秩序の中での自分の位置だ。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#250 やりたいことがないと、やる気も起こらない。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#251 親は子供に対し、いまのお前があるのは自分のおかげだ、なんて考えるべきじゃないよ。
【ニッケ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#252 答えを出そうとがんばらないからこそ、正解が出てくるんだ。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#253 弁護士が存在する意義というのは、何かを弁護するためだ−言い換えると、他の何かをおとしめる、ということだ。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#254 なんでもかんでも白か黒に分けなければ済まないなんて単純すぎる。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#255 受け入れがたいのは、リーダーであれその支持者であれ、自分の世界観を他人に押しつけること。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#256 暖かな夏の夜、寝そべって星を見上げ、真剣に考えたことはないかい−なぜぼくはここにいるんだろう? ぼくの天職はなんだろう? 人生、何をなすべきなんだろう? うん、ぼくも考えたことはない。
【トーバルズ】 (L.トーバルズ他 『それがぼくには楽しかったから』(小学館プロダクション 2001)) (2002.08.25)

#257 宗教的狂熱には近づかないこと。信仰にとって大切なのは衝動よりも継続なのです。
【プレスブルゲル】 (J.プレスブルゲル 『歯とスパイ』(河出書房新社 1997)) (2002.08.25)

#258 天性の教師がみなそうであるように、ディエネケスも教育者であるまえにまず生徒でした。
【プレスフィールド】 (プレスフィールド 『炎の門』(文藝春秋 2000)) (2002.08.25)

#259 物は豊富でありながら、本当に欲しいものの買えない時代だとも思う。
【串田孫一】 (串田孫一 『文房具56話』(筑摩書房 2001)) (2002.08.25)

#260 人間が機械に任せると、無駄の減るものもあり、逆に増えるものもある。已むを得ないことかも知れない。
【串田孫一】 (串田孫一 『文房具56話』(筑摩書房 2001)) (2002.08.25)

#261 わからないことは誰かが知っている
【こだまさおり】 (週刊アスキー2002年8月13日号) (2002.08.25)

#262 人が優しく振る舞う時は、そっとしておいてほしいからというのが、圧倒的大多数のケースだよ。
【プレテクスタ・タシュ】 (A.ノートン 『殺人者の健康法』(文藝春秋 1996)) (2002.09.28)

#263 説明のつかない事柄を含めて、何でも説明したがるのは、低俗な連中の特性だよ。
【プレテクスタ・タシュ】 (A.ノートン 『殺人者の健康法』(文藝春秋 1996)) (2002.09.28)

#264 低音がズンズン響かないのにレゲエをかけたってなんの意味もない。
【アルビー・スターヴェーション】 (M.ミラー 『ミルクから逃げろ!』(青山出版社 2002)) (2002.09.28)

#265 説明が足りなすぎるかな? みんなついてきてる?
【M.ミラー】 (M.ミラー 『ミルクから逃げろ!』(青山出版社 2002)) (2002.09.28)

#266 なんだかんだ言ったって俺はかなりハンサムだし、世間のやつらもそれを充分に承知していながら、本人に対してはみんなで口裏を合わせてひた隠しにしているにちがいない。くそっ、人がどんな顔してようといいじゃねえか。
【アルビー・スターヴェーション】 (M.ミラー 『ミルクから逃げろ!』(青山出版社 2002)) (2002.09.28)

#267 大衆には新しい驚きが必要なんだ。
【メステク】 (J.ハシェク 『不埒な人たち』(平凡社 2002)) (2002.09.29)

#268 「人は、生まれてない時間と、死んでいる時間と、どっちにより多くの時間を費やすんですかね」
「同じこっちゃないか」
「それは答えとして、ちょっと軽すぎますよ」
「おまえの質問がばかげてるんだよ」
【モロとジョルジュ】 (J.エグロフ 『サン・ジャンの葬儀屋』(角川書店 2000)) (2002.09.29)

#269 私は可能な限り勝負は避けたいと考えている。
【宮沢章夫】 (宮沢章夫 『よくわからないねじ』(新潮社 2002)) (2002.10.31)

#270 何もしないと、まず幸福はやってこない。しかし、何かすると幸福は絶対にやってこない。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『棚から哲学』(文藝春秋 2002)) (2002.10.31)

#271 説明は、納得できないか、理解できないか、苦しいかのどれかである。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『棚から哲学』(文藝春秋 2002)) (2002.10.31)

#272 健全でやましいところのないものは長続きしない。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『棚から哲学』(文藝春秋 2002)) (2002.10.31)

#273 だれかをペテンにかけるなら、相手がこっちをペテンにかけてるんだと思わせる必要がある。
【シルヴェスター・キャッスルメイン】 (J.ホールドマン 『ヘミングウェイごっこ』(福武書店 1991)) (2002.11.24)

#274 経験は重要だが、想像力のほうがもっと重要なのだ。
【ホールドマン】 (J.ホールドマン 『ヘミングウェイごっこ』(福武書店 1991)) (2002.11.24)

#275 大人なんて子どものなれの果てにすぎない。やつらにゃうんざりだ。
【セオドァ曄 弗スース・ガイゼル) (M.ガーバー 『バリー・トロッターと愚者のパロディ』(河出書房新社 2002))

#276 孤独を楽しめるのは、他人に囲まれているときだけなのだ。
【フランシス・オーム】 (E.ケアリー 『望楼館追想』 (文藝春秋 2002)) (2002.12.31)

#277 動いているものにも静止しているものにも、埃は均等に降り積もっている。
【フランシス・オーム】 (E.ケアリー 『望楼館追想』 (文藝春秋 2002)) (2002.12.31)

#278 持ち物というのは、ひとりの人間のアイデンティティを形づくっているもので、持ち主の好みに合わせて家のなかに置いてあるものだ。
【フランシス・オーム】 (E.ケアリー 『望楼館追想』 (文藝春秋 2002)) (2002.12.31)

#279 若さほど恐ろしいものはない。
【フランシス・オーム】 (E.ケアリー 『望楼館追想』 (文藝春秋 2002)) (2002.12.31)

#280 自信のかわりになるものは自信しかないんだ。
【ピーター・バッグ】 (E.ケアリー 『望楼館追想』 (文藝春秋 2002)) (2002.12.31)

#281 水準というものは、一度設定したらあくまで守りぬかねばならぬ。
【M.ボンド】 (M.ボンド 『パンプルムース氏のおすすめ料理』(創元推理文庫 2001)) (2003.01.28)

#282 すぐれた人間は思想を語り、並の人間は現象を語り、けちな人間は人間を語る。
【オーギュスト・ドゥアール) (M.ボンド 『パンプルムース氏のおすすめ料理』(創元推理文庫 2001))

#283 人間、ほんとうにやりたいことがあったら、時間などいくらもつくり出せるものだ。
【M.ボンド】 (M.ボンド 『パンプルムース氏のおすすめ料理』(創元推理文庫 2001)) (2003.01.28)

#284 パンプルムース氏は医者という職業に深い疑惑を抱いていた。彼らは患者に断りもせずになんでも切りたがる傾向がある。しかもまた元どおりにできるかどうかは、ほとんど考えない。
【M.ボンド】 (M.ボンド 『パンプルムース氏のおすすめ料理』(創元推理文庫 2001)) (2003.01.28)

#285 人間には、他者を押しのけたり排除したりまでして昇進することが、死んでもできない人がいる。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語XI』(新潮社 2002)) (2003.01.28)

#286 魂が肉体から離れねばならないときに、それを安らかに受け止めることができたら、何とすばらしいことだろう。だが、この心の準備は、人間の自由な理性によって達した結果でなければならない。キリスト教徒たちのように、かたくななまでの思いこみではなく。
【マルクス・アウレリウス】 (塩野七生 『ローマ人の物語XI』(新潮社 2002)) (2003.01.28)

#287 パトス(情念)の過剰は、政治や軍事においてのみでなく、芸術においても欠点になりうる。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語XI』(新潮社 2002)) (2003.01.28)

#288 盲信は、それが何であろうと自ら墓穴を掘ることにつながりやすいのである。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語XI』(新潮社 2002)) (2003.01.28)

#289 民衆とは、自分たちと似ている指導者には親近感をもつが、似ていない指導者の方に魅かれるものなのだ。この傾向はとくに、危機の到来を感じたときに顕著になるのだった。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語XI』(新潮社 2002)) (2003.01.28)

#290 人間、 「ルビコン」を渡った以上は、突っ走るしかないのだった。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ人の物語XI』(新潮社 2002)) (2003.01.28)

#291 たいていのモノゴトは放っとくとまぬけになる。
【松尾スズキ】 (松尾スズキ 『大人失格』(光文社 1999)) (2003.02.26)

#292 私の統計によると怒っている人間の言っていることは、92パーセントの割合でとち狂っている。
【松尾スズキ】 (松尾スズキ 『大人失格』(光文社 1999)) (2003.02.26)

#293 何もしないとは、うっかり何かをする、あるいは強制されて何かをするということがなく、習慣や怠惰にも流されないという意味である。
【J-P.トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『テレビジョン』(集英社 1998)) (2003.02.26)

#294 計画を実現するより先にそれがもたらしうる喜びをすっかり味わってしまったなら、実行する段になると、もはや創造につきものの苦しみ、重荷、労働しか残っていない。
【J-P.トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『テレビジョン』(集英社 1998)) (2003.02.26)

#295 自ら定めたいささか峻厳な掟に、運用に際し手心を加えるというのが、そもそもぼくのやり方なのだ。
【J-P.トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『テレビジョン』(集英社 1998)) (2003.02.26)

#296 賛美するときは有無を言わせぬ調子で構わないとしても、悪口を言うにあたっては慎ましくあるべきだとぼくには思えるからだ。何についてであれ、無知や認識不足、あるいは魅了されたり、愛したりする能力の欠如を美徳として祭り上げることはできないだろう。
【J-P.トゥーサン】 (J-P.トゥーサン 『テレビジョン』(集英社 1998)) (2003.02.26)

#297 なにかにつけ、すてき、すごい、すばらしいとほめる女は厭わしい。なにかにつけ、つまらない、平凡だ、ばかげている、くだらない、野暮だとけなす女は厭わしい。
【アウィティア】 (P.キニャール 『アプロネニァ法 弗アウィティアの柘植の板』(青土社 2000))

#298 神がわれわれをみすてたのはいつものことだ。
【P.サウフェイウス】 (P.キニャール 『アプロネニァ法 弗アウィティアの柘植の板』(青土社 2000))

#299 いっさい釈明するな。
【ディズレーリ】 (P.キニャール 『アプロネニァ法 弗アウィティアの柘植の板』(青土社 2000))

#300 彼の言うことはいつも理にかなっていた。というのも、彼は敵にも理があることを想定していなかったから。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『アプロネニァ法 弗アウィティアの柘植の板』(青土社 2000))

#301 思いでは真実ではない。贈り物なのだ。
【ラトロ】 (P.キニャール 『アプロネニァ法 弗アウィティアの柘植の板』(青土社 2000))

#302 知れば知る程、自分が知らねばいけないことが沢山あることに気付くことだ。そして探検は果てしなく続く。
【Dr.K】 (Dr.K 『ハッカー・ハンドブック』(三修社 2002)) (2003.03.31)

#303 懐疑というものは散文でしか表すことのできないものである。
【三木清】 (三木清 『人生論ノート』(新潮社 1954)) (2003.03.31)

#304 知識だけでは足りない。能力が問題である。
【三木清】 (三木清 『人生論ノート』(新潮社 1954)) (2003.03.31)

#305 批評といい、懐疑というも、物の中に入ってゆかない限り、一個の感傷に過ぎぬ。真の批評は、真の懐疑は、物の中に入ってゆくのである。
【三木清】 (三木清 『人生論ノート』(新潮社 1954)) (2003.03.31)

#306 罪深き愉しみ、これに過ぎるものはない。
【D.バーセルミ】 (D.バーセルミ 『罪深き愉しみ』(彩流社 1995)) (2003.05.04)

#307 事態はそんなに悪くないぞ。もっと悪い事態だってたくさんある。もっと悪い事態はいくらでも想像がつく。過去には、もっと悪い事態に耐えたことがあったし、打ち勝ちもした。こんなのは最悪じゃない。最悪なのはまだこれからやってくるんだ。
【D.バーセルミ】 (D.バーセルミ 『罪深き愉しみ』(彩流社 1995)) (2003.05.04)

#308 自分の処理・処断がどのような迷惑を生じ、時には生活破綻を来すような悲劇となっても、一切関知しようとせず、感情を動かすことをしない。(官僚について)
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『島津奔る上巻』(新潮社 2001)) (2003.05.04)

#309 熟練したプロというものは、ルールを守るべきときと、柔軟に原則を曲げるべきとき、そしてルールを破るべきときを知っている。ルールを破っていいのはルールを破っていいのは、「ルールを知っていて、ルールを破るべき理由がある」ときだけだ。
【ニールセン】(ニールセン 『ウェブ・ユーザビリティ』(エムディエヌコーポレーション 2000))(2003.05.04)

#310 技術変化の効果を予測する時に、最も一般的な誤りは、短期の変化を過大評価し、長期の変化を過小評価することである。
【ニールセン】 (ニールセン 『ウェブ・ユーザビリティ』(エムディエヌコーポレーション 2000)) (2003.05.04)

#311 自由はしばしば危険を伴います。
【フライ】 (フライ 『アメリカ式論文の書き方』(東京図書 1994)) (2003.05.04)

#312 パロディを書くことは一般に弁解がつきものである。というのもパロディは文学活動の格付けのなかで、盗作より辛うじてやや上位にある不面目な活動であるからだ。最小限要求されることはパロディの対象が世間周知のものであるということである−いわば17世紀オランダのチューリップ栽培の熱狂的流行のように。これによってパロディストは己のしている仕事は有益なものだという贅沢な実感が得られるのだ。
【バーセルミ】 (D.バーセルミ 『罪深き愉しみ』(彩流社 1995)) (2003.05.25)

#315 自分の処理・処断がどのような迷惑を生じ、時には生活破綻を来すような悲劇となっても、一切関知しようとせず、感情を動かすことをしない。
【官僚について自分の処理・処断がどのような迷惑を生じ、時には生活破綻を来すような悲劇となっても、一切関知しようとせず、感情を動かすことをしない。(官僚について)】 (池宮彰一郎) (池宮彰一郎 『島津奔る上巻』(新潮社 2001))

#317 技術変化の効果を予測する時に、最も一般的な誤りは、短期の変化を過大評価し、長期の変化を過小評価することである。
【ニールセン】 (ニールセン 『ウェブ・ユーザビリティ』(エムディエヌコーポレーション 2000)) (2003.05.25)

#318 人生には複雑なことが多すぎないか?
【ニールセン】 (ニールセン 『ウェブ・ユーザビリティ』(エムディエヌコーポレーション 2000)) (2003.05.25)

#319 自由はしばしば危険を伴います。
【フライ】 (フライ 『アメリカ式論文の書き方』(東京図書 1994)) (2003.05.25)

#320 私には終わりが見え、始まりが見えるが、両者の中間にあるものは見えない。
【ボルヘス】 (ボルヘス 『永遠の薔薇・鉄の貨幣』(国書刊行会 1989)) (2003.07.07)

#321 この世界の外見は、なるほど美しい、だが、それらはやがて消え去るべきものだ、だから、いまのうちに、ひたむきにそれらを愛さなくてはならない。
【カミュ】 (J.グルニエ 『孤島』(筑摩書房 1991)) (2003.07.07)

#322 一つの傷、それはまだしもがまんできる。だが、毎日ちくちく針で刺されるのは、耐えられない。
【グルニエ】 (グルニエ 『孤島』(筑摩書房 1991)) (2003.07.07)

#323 ひろい視野でながめると、人生は悲劇である。近くで見ると、それはばかばかしいまでに卑小なものだ。
【グルニエ】 (グルニエ 『孤島』(筑摩書房 1991)) (2003.07.07)

#324 過去は死にはてていたし、未来は形をなしていなかった。
【グルニエ】 (グルニエ 『孤島』(筑摩書房 1991)) (2003.07.07)

#325 毎日毎日生きている必要もなかろうに。
【クリスチャン・ムニエ】 (ペナック 『子ども諸君』(白水社 2000)) (2003.08.31)

#326 イマジネーションとは、でまかせではない。
【アルベール・クラスタン】 (ペナック 『子ども諸君』(白水社 2000)) (2003.08.31)

#327 真実は新聞のなかにあるのでもなければ、テレビのなかにあるのでもない! 真実は、きみたちを取り巻く言葉のなかにだってありはしない!
【アルベール・クラスタン】 (ペナック 『子ども諸君』(白水社 2000)) (2003.08.31)

#328 真実とは支払うべき借金ではない! 真実とは、常に勝ち取るものなのだ!
【アルベール・クラスタン】 (ペナック 『子ども諸君』(白水社 2000)) (2003.08.31)

#329 子どもは理由なんてどうでもいいんだ! 興味があるのは目的なのさ
【ピエール・ラフォルグ】 (ペナック 『子ども諸君』(白水社 2000)) (2003.08.31)

#330 退屈ほどたちの悪い感情はない。
【ロレンツォ・マルケーゼ】 (マルコ・ロドリ 『のらくらの楽園』(東京書籍 1993)) (2003.09.27)

#331 おれはこのおかしな国で楽しくやってるんだ、であんたはどうなんだい、つまらないことばかり気にしてさ?
【ガベン】 (マルコ・ロドリ 『のらくらの楽園』(東京書籍 1993)) (2003.09.27)

#332 歴史を忘れる人間は、同じ歴史を繰り返して非難を受けるものである。
【ストールマン】 (ストールマン 『フリーソフトウェアと自由な社会』(アスキー 2003)) (2003.09.27)

#333 演壇や街角でなにかを公然と吹きまくること、それは男の仕事である。世の中の半分、ささやいている部分が女たちである。
【チャペック】 (カレル・チャペック 『いろいろな人たち』(平凡社 1995)) (2002.05.25)

#334 海を見ろ。侮辱されたなんて気にしてるか?
【マラカイ・マリガン】 (ジェイムズ・ジョイス 『ユリシーズI』(集英社 2003)) (2003.10.26)

#335 一日中くよくよするな、と彼は言った。おれの言葉はその場かぎりだ。ふさぎこむのはよせ。
【マラカイ・マリガン】 (ジェイムズ・ジョイス 『ユリシーズI』(集英社 2003)) (2003.10.26)

#336 死にかけている、と彼はまた言った。もう死んでいるのでなければね。
【ギャレット・ディージー】 (ジェイムズ・ジョイス 『ユリシーズI』(集英社 2003)) (2003.10.26)

#337 哲学は存在論でなければならない。哲学はそれ以外のものではありえない。しかし本質の存在論はなく、意味の存在論しかない。
【ドゥルーズ】 (ジル・ドゥルーズ 『無人島1953-1968』(河出書房新社 2003)) (2003.10.26)

#338 われわれは上手にふるまうことができないか、あるいは行き過ぎるか、あるいはその両方であるかである。
【ドゥルーズ】 (ジル・ドゥルーズ 『無人島1953-1968』(河出書房新社 2003)) (2003.10.26)

#339 われわれの師とは、われわれが成人に達したときに、ラディカルな新しさでわれわれを驚かせる人であり、芸術あるいは文学のテクニックを発明できる人であり、われわれの現代性に合った、言いかえればわれわれが直面する難問や多方面に広がる情熱に合った思考方法を発見できる人である。
【ドゥルーズ】 (ジル・ドゥルーズ 『無人島1953-1968』(河出書房新社 2003)) (2003.10.26)

#340 雄鳥の歌、夜明け、吠える犬、広がる明るさ、立ち上がる人間、自然、時間、夢、明晰、なにもかも猛々しい。
【キニャール】 (パスカル・キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2003.11.23)

#341 さらに放縦になるための自由という考えは捨てるべきだ。どこまでも逃れるための自由という考えは捨てるべきだ。
【キニャール】 (パスカル・キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2003.11.23)

#342 「はい、息を止めて!」 私は写真屋にいたわけではない。レイキャビックの放射線科にいた。これは社会が市民に向かって言う言葉だ。「はい、息を止めて。」
【キニャール】 (パスカル・キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2003.11.23)

#343 見に行こう。自分の知らないものを見に行こう。この唇は震えるだろう。苦しむだろう。それもまたいいじゃないか。
【キニャール】 (パスカル・キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2003.11.23)

#344 書くことは、どう転んでも政治的だ。
【キニャール】 (パスカル・キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2003.11.23)

#345 鹿のように全速力で逃げるしかなかった。
【キニャール】 (パスカル・キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2003.11.23)

#346 たとえ失うことになっても惜しくはない。それほど持っていたわけではないし、持っていないものまで失うことはないのだから。
【エーコ】 (エーコ 『前日島(上)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#347 皆の衆、政治の力とは、あくまでも人事を尽くすことにあり、しかも、あたかも天命などないかのごとく人事を尽くし、尽くすべき人事がないかのごとく天命を待つことにあるのです。
【エーコ】 (エーコ 『前日島(上)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#348 キリストは死を待ちながら冷や汗を流しすぎた。いったい何を怖れていたというのか。そうでしょ? いくら死んだって、すぐに復活するのだから。
【サン=サヴァン】 (エーコ 『前日島(上)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#349 まるで若さには最高の善も徳もないと言わんばかりに、何かにつけ老いを尊びますが、頭の雪に想像力を凍らせてしまった六十歳の痴呆老人に、自立心があって的確な判断ができる若者よりも家族を養う力があるというのですか。我々が尊敬する年長者の用心深さというのは、単なる周到狼狽にすぎないのです。
【サン=サヴァン】 (エーコ 『前日島(上)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#350 愛が精神的なものになるのは、自分の体が相手の体を欲しているのに、その欲望が抑圧されたときだけで、自分の体が相手の体を欲せないほど萎えている状態では、精神的なものは消滅する。
【エーコ】 (エーコ 『前日島(上)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#351 科学は自分の知識のためだけではなく、それを兄弟達と共有するために追求されるべきもの。
【エーコ】 (エーコ 『前日島(下)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#352 四面馬鹿の状況に耐えられるだけの寛大さと賢明さも努力して身につけた。
【エーコ】 (エーコ 『前日島(下)』(文藝春秋 2003)) (2004.01.31)

#353 政策とは、将来にわたっていかなる影響をもたらすかも洞察したうえで、考えられ実施されるべきものと思う。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#354 外交とは、可能なかぎり少ない「ギヴ」で可能なかぎり多く「テイク」する技能。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#355 権力者は、たとえ憎まれようとも軽蔑されることだけは絶対に避けねばならない。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#356 必要に迫られた場合の最善の策は、「公正」である。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#357 現実主義者が誤りを犯すのは、相手も現実を直視すれば自分たちと同じように考えるだろうから、それゆえに愚かな行為には出ないにちがいない、と思いこんだときなのである。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#358 現代の概念で過去まで律するようでは、歴史を親しむ意味はないのである。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#359 不安に満ちた時代に生きる人々は、寛容でリベラルなものよりも、不寛容で全体主義的でさえある信仰のほうに、より強く魅きつけられるものなのである。
【塩野七生】 (塩野七生 『迷走する帝国』(新潮社 2003)) (2004.03.21)

#360 考え違いは含まれているかもしれないし、事実に反する部分もあるだろうが、意識的に事実に反することを書いたことはない。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ソクラテスの口説き方』(文藝春秋 2003)) (2004.03.21)

#361 よく「あの女はブスだ」とはき捨てるようにいう男がいるが、そういう男は決まって、はき捨てた方がよさそうな顔と体型をしている。美しくないものを見たら、「まだ修行が足りない」と自分の偏狭な美意識を反省しなくてはならない。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ソクラテスの口説き方』(文藝春秋 2003)) (2004.03.21)

#362 健康診断は有害だ。気づかずにすんでいたはずの病気まであばく上に、生き方にまで悪影響を及ぼすことがある。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ソクラテスの口説き方』(文藝春秋 2003)) (2004.03.21)

#363 男女の間でも世代の間でも、自分と違うグループに好かれようと努力する人間を軽蔑する傾向がある。グループの間に友好関係が成り立つはずがないのだ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ソクラテスの口説き方』(文藝春秋 2003)) (2004.03.21)

#364 素早く消費した者がこつこつ備蓄している者をハゲタカのように襲うのは世の常だからだ。
【土屋幹雄】 (土屋賢二 『ソクラテスの口説き方』(文藝春秋 2003)) (2004.03.21)

#365 一人で何でも兼ねるとなると、どんな職業でも今なおひどい未開状態にとどまっているだろう。
【カント】 (カント 『道徳形而上学原論』(岩波書店 1960)) (2004.06.20)

#366 分からないことを分かってみせるのが探偵の見せどころ。
【円田】 (クラフト・エヴィング商會 『クラウド・コレクター』(筑摩書房 2004)) (2004.06.20)

#367 パッションは似ているが、ディテールはそうでもない。
【寒空はだか】 (阿呆が列車でやって来る) (2004.06.20)

#368 リズム・セクションがその仕事をできないなら、もう自分ひとりの力でやるしかないんだ。
【ベン・ウェブスター】 (N.ヘントフ 『アメリカ、自由の名のもとに』(岩波書店 2003)) (2004.06.20)

#369 お前では話にならない、ボスと話をつけさせろと言って、わたしの前を通り過ぎようとしたってダメよ。だって、わたしのボスはわたしだけだから。
【フランシス・スウィーニー】 (N.ヘントフ 『アメリカ、自由の名のもとに』(岩波書店 2003)) (2004.06.20)

#370 アメリカ人のほとんどは自由の意味を理解していない。その自由とは、つまり、政治的なものにせよ、審美観にせよ、自分の思想や信条では公共の福祉の害だと判断されるものに対してでさえ、敬意を払わなくてはならない、ということだ。
【ウィリアム・O・ダグラス】 (N.ヘントフ 『アメリカ、自由の名のもとに』(岩波書店 2003)) (2004.06.20)

#371 侮辱されたとき、その毒牙は無視すれば簡単に抜ける。
【N.ヘントフ】 (N.ヘントフ 『アメリカ、自由の名のもとに』(岩波書店 2003)) (2004.06.20)

#372 あなたたちに言いたいことは、自分が正しいと信じるもののために立ち上がるのを恐れるな、ということではありません。そうではなくて、誰ひとりとして味方がいなくても、自分だけはいつも自分の味方なのだ、ということなのです。
【キャスリン・シンクレア】 (N.ヘントフ 『アメリカ、自由の名のもとに』(岩波書店 2003)) (2004.06.20)

#373 政治には正誤は存在するが、善悪は存在しない。現実の要求より道徳が上位に立つことなど、あってはならない。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『信長新記』(徳間書店 2004)) (2004.06.20)

#374 3回に1回の割合で、会議は本来の目的から逸脱してしまう。
【大勝文仁】 (大勝文仁 『差をつけるメモ術・手帳術』(こう書房 1999)) (2004.07.24)

#375 ジャンプをすれば、バランスを失う危険性が出てくる。
【フロワサール】 (フロワサール 『アイルトン・セナ』(文藝春秋 2004)) (2004.07.24)

#376 人はいつも同じことを聞きたがるものですね。
【ラファエル・ガルシァ曄 弗セラノ) (ラファエル・ガルシァ?

#377 馬鹿はどう扱おうと馬鹿なのだ。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『信長新記2 天下普請』(徳間書店 2004)) (2004.09.05)

#378 迷信ぶかくある必要などありません。それにしても、何か悪いことで一日がはじまったら、その日一日用心することです。だって不愉快なことというのは後を引きがちですからね。私は予言なんてものは信じませんが、電車のことやそのほかの現象は神聖なる事実です。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックのごあいさつ』(青土社 2004)) (2004.09.05)

#379 何かちゃんとしたことを考える代わりに、窓の外をご覧なさい。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックのごあいさつ』(青土社 2004)) (2004.09.05)

#380 誰もが自分の意見をもちたちと思っています。それは結構、反対するいわれはありません。ところが、この自分の意見はひとつの全く困った性質をもっています。つまり、通常それは声に出しても言われるということです。私は隣人が何についても自分の意見をもっていることをうれしく思います。しかし、それを拝聴しなきゃならないということになると、どうも私は気が重くなるのです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックのごあいさつ』(青土社 2004)) (2004.09.05)

#381 私は毛皮が禁止されることは望みませんが、そのなかにシラミを放ってやりたいとは思います。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックのごあいさつ』(青土社 2004)) (2004.09.05)

#382 趣味は遊びにとどまります。それにたいしてマニアは恐ろしく真面目で主義主張的です。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックのごあいさつ』(青土社 2004)) (2004.09.05)

#383 私の場合、人生そのものを運だけで生きてきたようなところがあるので、特別、ついている日というのを感じたことはない。
【群ようこ】 (群ようこ 『ヒヨコの猫またぎ』(文藝春秋 2004)) (2004.09.19)

#384 苦労して自己啓発のための学問を自覚的にやった人というのはどうもいけません。人間が傲慢になるようです。そのくせいざというときにはすぐ崩れてしまう。それくらいならまだ、自己弁護のための学問、他を攻撃するための学問をやった方がいいようです。何よりも苦労なしに、いつの間にか多くの知識が蓄えられる。自己を向上させるのはそのあとでもかまわないんですよ。まあ、学問というのは動機はどうであれ、結局のところ自覚的でない方がいいようですなあ。無自覚的に、無我夢中でやるべきです。
【筒井康隆】 (筒井康隆 『天狗の落とし文』(新潮社 2004) (2004.09.19)

#385 なんであれ、集中と徹底こそが問題解決への近道に他ならない。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『真珠湾の暁』(徳間書店 2002)) (2004.10.23)

#386 歴史が証明しているように、現実は常に未来を占う指標となるわけではない。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『真珠湾の暁』(徳間書店 2002)) (2004.10.23)

#387 指揮官の判断は決断することであり、実務にかまけることではない。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『真珠湾の暁』(徳間書店 2002)) (2004.10.23)

#388 統制によらず協調によってまとめあげるためには、経済的・非経済的なインセンティブの設計の巧拙が正否を分ける。
【國領二郎】 (國領二郎 『オープン・ソリューション社会の構想』(日本経済新聞社 2004)) (2004.12.23)

#389 男は物が消えたあとに残るかすかな余韻を愛するような、そんなちょっぴり悲しい人間だった。
【ベアリュ】 (ベアリュ 『奇想遍歴』(パロル舎 1998)) (2004.12.23)

#390 人生はおとぎ話ではない。栄光もあればぬかるみもある。
【ベアリュ】 (ベアリュ 『奇想遍歴』(パロル舎 1998)) (2004.12.23)

#391 いちばん簡単な選択がいちばん複雑な問題に解決を与える。
【ベアリュ】 (ベアリュ 『奇想遍歴』(パロル舎 1998)) (2004.12.23)

#392 仮に世界がたった一つの感情に支配されたとしたら、どんなに恐ろしいことが起こるだろう。
【ベアリュ】 (ベアリュ 『奇想遍歴』(パロル舎 1998)) (2004.12.23)

#393 夢は大きい方がいい。現実に負けて未来像が小さく固まってしまうと、夢が萎み、人生がつまらなくなる。
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『平家1』(角川書店 2004)) (2005.01.21)

#394 権限を得た者の最も謹む事は、前言の撤回である。
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『平家1』(角川書店 2004)) (2005.01.21)

#395 人が不運と思ったとき、逆らってあがいてみても、運はなかなかに転回するものではない。
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『平家2』(角川書店 2004)) (2005.01.21)

#396 男は−生来の愚直さから言っても−専門家なのです。自分の職業に食らいつき、情熱的にのめり込む。そのあげく右も左も見えなくなってしまいます。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの日曜日』(青土社 2004)) (2005.01.21)

#397 今日は、無為でいたい。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの日曜日』(青土社 2004)) (2005.01.21)

#398 私は夜に多くの面で優れた点を認めます。たとえば夜は昼の三時よりもはるかに詩的だと思います。夜は深い神秘に満ちていますし、地上にも天上にも美しい光をちりばめています。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの日曜日』(青土社 2004)) (2005.01.21)

#399 私有の本は反対に、絶対に自分の場所はないという特殊性をもっています。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの日曜日』(青土社 2004)) (2005.01.21)

#400 役所はわれわれ人間のように、不可解であったり、気まぐれだったり、一貫性を欠いていたりすることは許されないのです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの日曜日』(青土社 2004)) (2005.01.21)

#401 危機の状態から脱しようとするときには、最も本源的な命題にもどったうえで策を立てる必要がある。これは、最優先事項からはずれないためにも有効なやり方だ。
【塩野七生】 (塩野七生 『最後の努力』(新潮社 2004)) (2005.02.19)

#402 権力とは、それを持つ者を堕落させるが、持たない者も堕落させるという性質をもつ。
【塩野七生】 (塩野七生 『最後の努力』(新潮社 2004)) (2005.02.19)

#403 人間とは、一つの組織に帰属するのに慣れ責任をもたせることによって、他の分野からの干渉を嫌うようになるものなのである。そして、干渉を嫌う態度とは、自分も他者に干渉しないやり方につながる。自分も干渉しない以上は他者からの干渉も排除する、というわけだ。この考え方が、自らの属す組織の肥大化につながっていくのも当然であった。干渉、ないしは助けを求める必要、に迫られないよう、いかに今は無用の長物であろうと人でも部署でも保持しておく、であるのだから。
【塩野七生】 (塩野七生 『最後の努力』(新潮社 2004)) (2005.02.19)

#404 需要とは自然に生まれてくるものとは限らず、喚起することによっても生まれてくるものである。
【塩野七生】 (塩野七生 『最後の努力』(新潮社 2004)) (2005.02.19)

#405 権力を取り上げれば役割も、そして役割があるからこそ生まれる自負心も、自然に消滅していく。
【塩野七生】 (塩野七生 『最後の努力』(新潮社 2004)) (2005.02.19)

#406 小才子の常として世情を甘く見て身の程知らぬ出世欲を持つ。
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『平家3』(角川書店 2004)) (2005.02.19)

#407 史書というものは、往々にしてこういう誤りを犯す。執筆する者はおのれの器量で人物を憶測する。ために人物が卑小化する。
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『平家3』(角川書店 2004)) (2005.02.19)

#408 無能者が権力を得ると、往々にして規律主義に陥り、過去の定法や慣習に固執する癖がある。
【池宮彰一郎】 (池宮彰一郎 『平家3』(角川書店 2004)) (2005.02.19)

#409 細かいところで妙に技巧へ走った行動を取る性癖を持った日本人の集団である。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『対立要因』(徳間書店 2004)) (2005.02.19)

#410 狐というものは、頭さえ入れてしまえば、後はなんとか全身を潜り込ませてしまうものなのだ。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『対立要因』(徳間書店 2004)) (2005.02.19)

#411 理想と現実は明確に区別されねばならない。その辺りの区別がつかない人間の事を愚か者だと思っているのだ。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『対立要因』(徳間書店 2004)) (2005.02.19)

#412 僕という人間が自分の言葉や態度にどう反応するのかを見極め、それに応じて自分の言葉や態度も変えようとする、長く役場に勤めている人間ならではの用心深さ、というもののようであった。
【三崎亜記】 (三崎亜記 『となり町戦争』(集英社 2005)) (2005.02.19)

#413 日本人は物事を数量化することが苦手なのかもしれない。得点を競うゲームを何ひとつ生み出していないし、明確な採点も好まない。
【奥田英朗】 (奥田英朗 『延長戦に入りました』(幻冬舎 2003)) (2005.03.20)

#414 いったい正月のめでたい朝に日本人は何が悲しくて駅伝なんぞをテレビ観戦しておるのか。
【奥田英朗】 (奥田英朗 『延長戦に入りました』(幻冬舎 2003)) (2005.03.20)

#415 とりあえず「高いものはみんなすごい」という考えは捨てる。その逆の「安けりゃいい」というのも間違いだ。自分にとって必要なモノといらないモノをはっきり分けることだ。
【喜国雅彦】 (喜国雅彦 『本棚探偵の冒険』(双葉社 2005)) (2005.03.20)

#416 あの頃を思いだすと感傷的な気分になる。だが時間は元には戻らない。それは残念なことだが致し方ない。
【ブルーベア】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(上)』(河出書房新社)) (2005.03.20)

#417 若ければ若いほど、退屈は耐えがたい。
【ブルーベア】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(上)』(河出書房新社)) (2005.03.20)

#418 一般的に言って危険の最大の原因は軽はずみな性格にある。
【ブルーベア】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(上)』(河出書房新社)) (2005.03.20)

#419 人生には、世界中の生き物が奥まった薄暗い部屋に集まって、ぼくらに対する反抗を誓い合ったとしか思えないときがあるものだ。
【ブルーベア】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(上)』(河出書房新社)) (2005.03.20)

#420 現実との関係について述べようとする言葉の試みは、どれも劇的進行の喪失を代償にしています。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの童話の作り方』(青土社 2005)) (2005.03.20)

#421 私たちは静止しているものだけを観察しているのです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの童話の作り方』(青土社 2005)) (2005.03.20)

#422 童話的なものとは神秘的なものでも、超自然的なものでもなく、ただ、ほんの少しの信じられないことにすぎません。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの童話の作り方』(青土社 2005)) (2005.03.20)

#423 他者を通すことで、自分自身がいっそうはっきり見えるようになるのだ。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#424 精を出しすぎるな、利口に学べ。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#425 哲学とは「知る」ことではなく「する」ことに関する学問である。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#426 哲学では人生は常に不条理であると考える。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#427 不条理とは、自分の人生が無意味であるという事実を理解することから始まるのだ。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#428 結局のところ、我々が人生に何か意味を感じることが出来るのは、自分の目標をいまだ達成していない時期に限られるということなのである。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#429 知識とは真実を知ることであり、真実かどうか分からないことを知ることではないのだから。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#430 我々は自分を取り囲む世界について懐疑的でなければならない。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#431 たとえば、『スター・トレック』の熱狂的ファンが30歳に達し、突然、最高のTVシリーズは実は『スター・トレック』ではなく、『アリーmy ラブ』だと考えたとする。こういった場合をどう考えるべきなのだろうか?(「死んだほうがいい」という言葉が心に浮かぶが、今はそのことは考えまい)。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#432 神を拠り所にすると、基本的に、道徳的理由は打算的理由に変わってしまう。
【ローランズ】 (ローランズ 『哲学の冒険』(集英社 2004)) (2005.03.20)

#433 誰も死なず、誰も傷つかないならば、戦争程楽しいゲームはない。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#434 現実は創作よりも常に奇妙だが、同時に、創作など及びもつかない程、陳腐でもあった。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#435 犬はいつでも主人に忠実だ。そうでない様に思える時は、常に主人が悪い。犬には犬の理屈があるということを、忘れてはならない。粗略に扱ってはならない。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#436 やれる事はなんでもやる、そして、勝つ。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#437 頭の良い怠け者は司令官に、
頭の良い働き者は参謀将校に、
頭の悪い怠け者は連絡将校に、
そして
頭の悪い働き者は銃殺にせよ
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#438 あの高みに昇ることが出来るのならば、昇進が何だというのだ。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#439 官僚達が不必要なまでに忙しさを好む理由は、それは彼らの存在意義であるからなのだ。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#440 病院という場所は、病人をより病人らしくしてしまうために存在しているのではないか。
【佐藤大輔】 (佐藤大輔 『征途(中)』(徳間書店 2003)) (2005.04.25)

#441 野球選手はあくまで野球選手だった。問われるのはグラウンド内における技量のみ。それ以外のことは世間の関心事ではなかった。
【後藤正治】 (後藤正治 『牙』(講談社 2005)) (2005.04.25)

#442 自分が歳をとることが信じられない。人生にはそんな時期がある。
【後藤正治】 (後藤正治 『牙』(講談社 2005)) (2005.04.25)

#443 野球の腕は自身で勝手に磨き、より技量の優れたものがゲームに出る−それが言わずもがなの黙契であり、タイガースの伝統的しきたりであった。
【後藤正治】 (後藤正治 『牙』(講談社 2005)) (2005.04.25)

#444 己の技術を持った奴の完璧な個人事業種の集まり
【後藤正治】 (後藤正治 『牙』(講談社 2005)) (2005.04.25)

#445 良きマイホームパパをしたいんだったらサラリーマンになればいい、ワシらは良き家庭人である前に良きプロ野球選手なんだ、人の出来ないことをするのがプロじゃないのか、と。
【後藤正治】 (後藤正治 『牙』(講談社 2005)) (2005.04.25)

#446 だれにも消せることなら消したい過去があるだろう。消しゴムで消せるものならそれを消し去りたい。でもそれは、実は消すべきものではなくて、そこに大切なものがあるんだよということでしょうか。そこにこだわりつつ、試練を受け止めて新たな出発をするなかにあなた自身があるんですよということでしょうか。うまくいえませんが……
【池田純一】 (後藤正治 『牙』(講談社 2005)) (2005.04.25)

#447 真実とは子供と青年だけのものだ。彼らにのみ、それを追い求める特権があたえられている。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#448 あたしは、何もかも無理矢理かたづけちまうというのはどうにも面白くない。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#449 つねに自信に満ちて生きている人間はさほど多くはないよ。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#450 なにもかもが思い通りにならない状況で、その人物がとる行動。それによって彼がどんな男であるかわかる。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#451 経験則からいって、優秀な人間はつねに全体の10パーセント以下である。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#452 組織の能力は(個人と同様に)、混乱あるは危機と呼ばれる事態をどれほど短期間で収拾できるかで示される。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#453 彼も官僚化が必然であること、そしてそこに利点が存在していることは認識している。手順さえふめば、たいていの問題に解決がつけられる−あるいはバランスがとられるというのは、日常を大過なくすごす基本条件だ。
【佐藤大輔】 佐藤大輔 『想定状況』(徳間書店 2005) (2005.04.25)

#454 モノを書いたりする人や銀行てえものは、信用がなくちゃァいけない。
【古今亭志ん生】 (古今亭志ん生 『びんぼう自慢』(筑摩書店 2005)) (2005.04.25)

#455 こんな具合で、貧乏人というものには、どこまでも貧乏がついて回るようにできているのであります。
【古今亭志ん生】 (古今亭志ん生 『びんぼう自慢』(筑摩書店 2005)) (2005.04.25)

#456 うまいとか、うまくねえとか、他人のやってるのをきいて、そういうことを言うについちゃァ、別にモノサシがあるわけじゃァありませんが、まァ、他人のはなしィきいてみて、「こいつァ、オレよりまずいな」と思ったら、まず自分と同じくらいの芸ですよ。人間にゃ誰だって、多少のうぬぼれがありますからね。
【古今亭志ん生】 (古今亭志ん生 『びんぼう自慢』(筑摩書店 2005)) (2005.04.25)

#457 憲法だか法律だか、むずかしいことァ知りませんが、戦争やっちゃァいけねえ。
【古今亭志ん生】 (古今亭志ん生 『びんぼう自慢』(筑摩書店 2005)) (2005.04.25)

#458 報復をどこまで引き延ばせるかが気高さの証。
【イェイツ】 (イェイツ 『エンツォ・フェラーリ』(集英社 2004)) (2005.04.25)

#459 イタリア人はいつでも自分の生活をいちばん大事にするしたたかな生き方をしてきた。
【イェイツ】 (イェイツ 『エンツォ・フェラーリ』(集英社 2004)) (2005.04.25)

#460 裸であろうがなかろうが王様は王様なのである。
【イェイツ】 (イェイツ 『エンツォ・フェラーリ』(集英社 2004)) (2005.04.25)

#461 近代の悪徳から目をそむけるあまり、かれは時として古代の悪徳からも目をそむけることをしなかったでしょうか。
【グレーヴズ】 (グレーヴズ 『この私、クラウディウス』(みすず書房)) (2005.05.28)

#462 歴史記述には二つの異なった方法のあることを。ひとつは読者を説いて美徳に近づかしめるもの、そして他方は読む者をあえて真実にちかづけるもの。
【グレーヴズ】 (グレーヴズ 『この私、クラウディウス』(みすず書房)) (2005.05.28)

#463 あのころの学者は、当代の学者たちのように些細なことまであれこれ心配する小心者ではなかった。書斎から一歩も足をふみだすことなく、あらゆる問題を堂々と机の上で解決したものだ。
【イシュトヴァーン】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#464 流行の基本原則は、常に「新しいもの」を追い求めることにある。そして、新しいものが生まれると、またたく間にその「模倣者」が現れる。だが、それもやがては廃れ、新風は古風と化し、飽きられてしまうというのが、これ世の常。
【イシュトヴァーン】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#465 所有欲というもの、人間の心の奥底に根をはった本能ながら、ときとして、その根は腐った水から養分を吸い上げる。
【イシュトヴァーン】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#466 人文主義者スカリゲルは、図書室の入り口の上に次なる言葉を掲げた。「汝ら、本屋に行くがよい!」
【イシュトヴァーン】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#467 本の中身を頭に入れるより、本を手元に置いておく方がはるかに容易です。
【オーレリアン・ショル】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#468 すでに書かれている内容ならば、あっても無駄。新しいことが書かれているのであれば、危険。よってすべてを焼き捨てよ。
【オマール】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#469 パリで火あぶりにあっていたときほど、寒い思いをしたことはありませんな。
【エチエンヌ】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#470 文学が禁断の知的養分を吸収して太りすぎ、検閲のズボンに入らなくなると、ズボンをゆるめるかわりに肉体の方を切り落とす。
【イシュトヴァーン】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#471 強引な弾圧は煙を押さえ込むことはできても、残り火を完全に消し去ることはできない。
【イシュトヴァーン】 (イシュトヴァーン 『書物の喜劇』(筑摩書房 1995)) (2005.05.28)

#472 もういいかげんに大人になったらどうだ! 事実を受け入れるのは早ければ早いほどいい。
【バルドゥアン】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(中)』(河出書房新社 2005)) (2005.05.28)

#473 自分の好きな色や値段に合わせるのではなく。似合うものをちゃんと着てこそ文化度が上がったと言えるんではないだろうか。
【わかぎゑふ】 (わかぎゑふ 『いかん。あかん。よう言わん!!』(角川書店 2005)) (2005.05.28)

#474 子供の世界は家の中と周囲500メートルぐらいしかない。
【わかぎゑふ】 (わかぎゑふ 『いかん。あかん。よう言わん!!』(角川書店 2005)) (2005.05.28)

#475 知っていることに優劣をつけて「たいしたことはない」と言いたがる人種。
【わかぎゑふ】 (わかぎゑふ 『いかん。あかん。よう言わん!!』(角川書店 2005)) (2005.05.28)

#476 何かを否定することで自分の立場を固めていくなんて不幸なことだ。
【わかぎゑふ】 (わかぎゑふ 『いかん。あかん。よう言わん!!』(角川書店 2005)) (2005.05.28)

#477 男たちは泣きながら落ち込んでいき、壊れていく。それが辛いことで、立ち直るのが大変だと知っている。しかし、女は泣きながら回復していく。泣いている自分がちょっと好きだったりもする。
【わかぎゑふ】 (わかぎゑふ 『いかん。あかん。よう言わん!!』(角川書店 2005)) (2005.05.28)

#478 誰かに見つめられないかぎり、人はそこに存在しない。
【J.コジンスキー】 (J.コジンスキー 『庭師ただそこにいるだけの人』(飛鳥新社 2005)) (2005.05.28)

#479 生きることについて語ろうじゃありませんか!
【J.コジンスキー】 (J.コジンスキー 『庭師ただそこにいるだけの人』(飛鳥新社 2005)) (2005.05.28)

#480 庭には成長にふさわしい季節があります。春と夏がありますが、秋と冬もあります。そしてまた春と夏がやってきます。根が切り離されていないかぎり、心配はいりません、すべてうまくいきます。
【チャンス】 (J.コジンスキー 『庭師ただそこにいるだけの人』(飛鳥新社 2005)) (2005.05.28)

#481 結局、彼らの求めているのは“罰してくれる神”であって、自分と同じ弱点を持つ人間ではありませんよね?
【ボークラーク】 (J.コジンスキー 『庭師ただそこにいるだけの人』(飛鳥新社 2005)) (2005.05.28)

#482 新聞の世界は野生動物の世界と同様に、現在においてのみ存在するのです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#483 新聞には何か文学と共通するものがあります。たとえば、科学的認識と違って文学も新聞も現実にはいささかも左右されないという事実です。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#484 頭をひねって本当らしい事件を考え出すよりも、本当の事件をそのまま再生するほうが楽だからです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#485 新聞における匿名は筆者が仮面を付けているというのではなく、もともと顔がないということなのです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#486 民族をだれがどのように定義したか私は知りません。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#487 人間はなにか「長」のつく人間になると、とたんになんとなく重苦しい威厳とやらを備えてくるものなのです。偉い人はいつの間にか楽しむことを止め、庶民は自分たちだけで勝手に楽しむ。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#488 素晴らしい展望なんてものにこだわっていないで、荒れ放談に雑草のしげる地帯を少しさまよってみましょう。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#489 結論は自分でつけて下さい。いくつか考えられますが、自分で選んで下さい。私に関するかぎり、なにごとであれ意見の押し売りは好みません。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#490 もちろん、善意だけでは善い文学は生まれませんけどね。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#491 私は他の人びとを批評してきましたので、今度は皆さんが私を批評してもいいのです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#492 「大衆」はエリートよりも悪いもの、低いものを求めているという前提からいつも出発しています。それにたいして、大衆はより健全ですぐれたものを求めているという前提をもう一度具体的に検討することがあってもいいのではないでしょうか。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#493 文学は大衆を作り出さなければなりません。現実そのものにたいして影響力をもつよう努力しなければならない。気の長い教育的影響を信じるくらいなら、新しい現実を一瞬にして生み出す魔術的な、創造的影響力のほうを信じます。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#494 小話は作者をもたず、語り手をもつのみです。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#495 一般に女性たちは短い理性を持っていると言われています。つまり一貫性がない、お喋りで、他愛もないというのです。私だったら、もっとひどい罪名を着せます。彼女らにはユーモアが欠けているとね。彼女たちがよく笑い、楽しむのが好きだというのは本当ではありますが、冗談に対する彼女らの態度はアクティーヴというよりはパッシーヴです。それは多分、楽しみを作るにはある程度の攻撃精神を必要とするからでしょう。さらに言えば、自分のメンツを危険にさらす必要があります。しかし女性は神経質なまでにメンツにこだわります。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの新聞讃歌』(青土社 2005)) (2005.05.28)

#496 何かを語り始めようとする者のすべてが、語るべき物語を本当に持っているとはかぎらないということである。
【サバテール】 (サバテール 『物語作家の技法』(みすず書房 1992)) (2005.07.04)

#497 作家というものは誰にせよ秘密を持っているものである。秘密なしに、何を語ることができるだろう。
【サバテール】 (サバテール 『物語作家の技法』(みすず書房 1992)) (2005.07.04)

#498 諸君は発明家が好きですか? ぼくは大好きだ、かりに何も発明しなくても。たいていの発明家がそうだけど。
【アレー】 (アレー 『悪戯の愉しみ』(みすず書房 2005)) (2005.07.04)

#499 浅薄な人間を相手に北極の話をしてみたまえ、諸君はまあざっと次のようなばかげた文句を聞かされるだろう。「北極地方は大変寒いから、膨大な氷がある」ところが実際に生じているのは、全く逆の現象なのだ。だからその浅薄な人間の言葉を次のように言い直すことにしよう。「北極地方には膨大な氷があるから、大変寒いのである」と。
【アレー】 (アレー 『悪戯の愉しみ』(みすず書房 2005)) (2005.07.04)

#500 ぼくは前々日にりっぱに出来たであろうことを、いつも翌々日にのばしてきたのである。
【アレー】 (アレー 『悪戯の愉しみ』(みすず書房 2005)) (2005.07.04)

#501 ぼくはぼくの物語の主人公ではない。
【ペレック】 (ペレック 『Wあるいは子供の頃の思い出』(人文書院 1995)) (2005.07.04)

#502 歴史を変化するものとしてはとらえずに、過去のどこかに完成点があって、それをそのまま守り伝えようとするのが日本の伝統主義の特徴である。
【遠藤哲夫】 (遠藤哲夫 『汁かけめし快食學』(筑摩書店 2004)) (2005.07.26)

#503 小市民は他者を想像する能力のない人間である。
【バルト】 (バルト 『神話作用』(現代思潮社 1967)) (2005.07.26)

#504 政治家を別にすれば、作家こそ一流の嘘つきだ。
【メアス】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(下)』(河出書房新社 2005)) (2005.07.26)

#505 人生は短い、と人は言う。それは見解の相違だ。ある人にとっては短く、ある人にとっては長く、そして多くの人にとっては中くらいなのだ。
【メアス】 (メアス 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生(下)』(河出書房新社 2005)) (2005.07.26)

#506 所有がないかぎり、統治というものはありえないのであり、その目的はまさに、富の安全を保証し、貧者にたいして富者を防衛することなのである。
【A.スミス】 (A.スミス 『法学講義』(岩波書店 2005)) (2005.08.28)

#507 この地上に現れた最初の人類は住居をもたなかった。ために、一人残らず、けものに食われてしまった。
【ガレッティ】 (『象は世界最大の昆虫である』(白水社 2005)) (2005.08.28)

#508 古代ギリシアの滅亡は次の命題と関係する。すなわち―「これ、静かにしなさい!」
【ガレッティ】 (『象は世界最大の昆虫である』(白水社 2005)) (2005.08.28)

#509 教師はつねに正しい。たとえまちがっているときも。
【ガレッティ】 (『象は世界最大の昆虫である』(白水社 2005)) (2005.08.28)

#510 放っておきましょう。バカにつける薬を調剤するひまなどないのです。
【ガレッティ】 (『象は世界最大の昆虫である』(白水社 2005)) (2005.08.28)

#511 本にとって、読まれないということはおそらく最悪の結末だ。
【A.ケルバーケル】 (A.ケルバーケル 『小さな本の数奇な運命』(晶文社 2004)) (2005.08.28)

#512 ああ、哲学、哲学! 哲学はせっかくの味をだいなしにしてしまうわ。哲学はデザートにはなりません。
【ベーム夫人】 (ミュノナー 『スフィンクスステーキ』(未知谷 2005)) (2005.08.28)

#513 ときどき、いいことをしようとしたつもりで、わるいことをしちゃうこともある。
【エレノア・ウィンスロウ】 (ベイカー 『ノリーのおわらない物語』(白水社 2004)) (2005.10.02)

#514 いつかは世間がわかってくれる。そうかもしれない。ただ、君の死よりそれが早いとは限らない。
【唐沢俊一】 (唐沢俊一 『ダメな人のための名言集』(幻冬舎 2005)) (2005.10.02)

#515 酒の味は、一緒に飲んでる人間で決まるんだ。だからこの銘柄が一番だよなんてことは言えないね。
【赤塚不二夫】 (赤塚不二夫 『人生これでいいのだ!!』(集英社 1999)) (2005.10.02)

#516 作家は作品で判断してあげよう。
【赤塚不二夫】 (赤塚不二夫 『人生これでいいのだ!!』(集英社 1999)) (2005.10.02)

#517 オレはできないことでも引き受けるが、最後にツジツマを合わせる。それが人間だろ。
【野坂昭如】 (赤塚不二夫 『人生これでいいのだ!!』(集英社 1999)) (2005.10.02)

#518 大体、笑声の大きさだけを、受けているかどうかのバロメーターにはできないのである。ニヤッと笑う。声のない笑いの方が、実は安定した受け方である場合がある。
【阿佐田哲也】 (阿佐田哲也 『無芸大食大睡眠』(集英社 1988)) (2005.10.02)

#519 私の若い頃、戦争で、年をとった権力者が、国民皆兵を唱えて、さかんに威勢のいい檄を飛ばした。しかし、そう叫んでいる本人は、もう老齢であるから、兵隊にとられて死んでいく心配はない。本人がそう思っているかどうか知らないが、自分にふりかかる運命ではないから、まことに無責任に威勢よくひびく。
【阿佐田哲也】 (阿佐田哲也 『無芸大食大睡眠』(集英社 1988)) (2005.10.02)

#520 新聞に出てくる犯罪は、外装は今日的特徴があるけれどもいずれも何等かのパターンにはまっていて、昔も今も、また将来も、さほど内容は変らないといっていい。
【阿佐田哲也】 (阿佐田哲也 『無芸大食大睡眠』(集英社 1988)) (2005.10.02)

#521 もし、実力を出し切れていないと思ったら、理由は二つしかない。それだけの実力だからか、あるいは力を発揮できるポジションを見つけていないからだ。
【クライフ】 (フリーツ・バーランド他 『ヨハン・クライフ「美しく勝利せよ」』(二見書房 1999)) (2005.10.02)

#522 他人を妬むのは醜い。しかし嫉妬せずにいられない人々もいる。
【クライフ】 (フリーツ・バーランド他 『ヨハン・クライフ「美しく勝利せよ」』(二見書房 1999)) (2005.10.02)

#523 死はいつか必ず訪れる。日頃から死について考えていればその時に役立つのだろうか、あるいは死が避けられたりするのか? そんなことはありえない。それなら考えてみたって仕方ないじゃないか。
【クライフ】 (フリーツ・バーランド他 『ヨハン・クライフ「美しく勝利せよ」』(二見書房 1999)) (2005.10.02)

#524 ひとは追い詰められると優先順位が狂う生き物なのではないか。
【穂村弘】 (穂村弘 『本当はちがうんだ日記』(集英社 2005)) (2005.10.30)

#525 考えるのも結構だが、人生は楽しまなくては。
【アントワーヌ】 (パージュ 『僕はどうやってバカになった』(青土社 2004)) (2005.10.30)

#526 振り落とされるんだ。悲しいが、それが人生だ。
【レオナール】 (パージュ 『僕はどうやってバカになった』(青土社 2004)) (2005.10.30)

#527 本当の答えはわからない。成功への渇望と意志があるか、ないか。『だめ』とはじかれた時に、その評価を受け入れた人をたくさん知っているけど、私はそうではなかった。
【マドンナ】 (asahi.com) (2005.11.23)

#528 賢者は自分の国より外国で敬われる。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#529 人は偉大な人の欠点を探すが劣った人の欠点は探さない。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#530 劣った者は些細なことを秘密にし、秘密を用もなく漏らしてしまう。立派な人は用もないことを隠したりせず、秘密は命がけで守る。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#531 知恵があり過ぎ仕事が多すぎるとだめになる。考えすぎる国王が国を滅ぼしたためしは多い。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#532 未来のことは考えないで起きたときに努めて対処する。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#533 知恵のある者は小さなことでも常に相談して行う。うまくいけば何もいうことはなく、うまくいかなくても素晴らしい。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#534 人には知っている仕事を任せて出来ないことをさせてはいけない。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#535 両親が子供を可愛がった末、両親が年老いると子供は軽蔑する。
【サキャ】 (サキャ 『サキャ格言集』(岩波書店 2002)) (2006.01.22)

#536 笑いは俺たちのはい上がる手段なんだよ。
【品川祐】 (アメトーク) (2006.01.22)

#537 1クールのレギュラーより、1回の伝説
【江頭2:50】 (アメトーク) (2006.01.22)

#538 男たちはとてもおもしろい。雄が支配するオオカミの群れを見せて、男が支配するのは自然の理だと言う。いいでしょう。でもハチの巣は女王バチの支配のもとに作られ、雄は僕として使われるわ。すると男たちは異議を唱える。人間は虫ではない。
【イリヤ】 (D.メイン 『ノアの箱船』(ソニー・マガジンズ 2005)) (2006.01.22)

#539 凄いことは誇張しないでも、わかる人はわかる。誇張しなければならないようなことは、事実として語るに当たらないことなんだ。
【板垣恵介】 (板垣恵介 『板垣恵介の激闘達人列伝』(徳間書店 2005)) (2006.01.22)

#540 映画のモチーフとしての世界。それがアメリカ映画のドラマツルギーなのである。
【チャペック】 (チャペック 『カレル・チャペックの映画術』(青土社 2005)) (2006.01.22)

#541 時代の転換期に生きることになってしまった人でも、選択の自由ならばある。流れに乗るか、流れに逆らうか、流れから身を引くか。
【塩野七生】 (塩野七生 『キリストの勝利』(新潮社 2005)) (2006.02.20)

#542 排他的な組織は、自らを守るためとはいえ、スパイ網に転化しやすいのだ。
【塩野七生】 (塩野七生 『キリストの勝利』(新潮社 2005)) (2006.02.20)

#543 自分に自信をもつ人だけが、他者に対しても公正になれるのである。
【塩野七生】 (塩野七生 『キリストの勝利』(新潮社 2005)) (2006.02.20)

#544 いかなる場合でも責任は、指令を出した側に帰されるのである。
【塩野七生】 (塩野七生 『キリストの勝利』(新潮社 2005)) (2006.02.20)

#545 前任者のデメリットは、すでに何かをしたことにあり、新任者のメリットは、まだ何もしていないことにある。ゆえに、新任当初の好評くらい、あてにならないこともない。
【塩野七生】 (塩野七生 『キリストの勝利』(新潮社 2005)) (2006.02.20)

#546 失敗から学べるものならそうしたいが、世の中には二度めがないことが多すぎる。
【デイヴィス】 (デイヴィス 『ほとんど記憶のない女』(白水社 2005)) (2006.02.20)

#547 技法はしばしば才能の模倣です。
【イエネー・ヴァルガ】 (マウレンシグ 『狂った旋律』(草思社 1998)) (2006.02.20)

#548 人生とは不公平なものよ。
【ウィニク】 (ウィニク 『お弁当箱クロニクル』(白水社 1999)) (2006.02.20)

#549 語るにせよ、書くにせよ、行動するにせよ、決断するにせよ、そのたびに私たちは不安な賭けにうって出る。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『アルブキウス』(青土社 1995)) (2006.03.21)

#550 たえず熱に浮かされて行動している者には、内心の声は聞こえない。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『アルブキウス』(青土社 1995)) (2006.03.21)

#551 自分が何を愛しているかを示すことには喜びがある。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『アルブキウス』(青土社 1995)) (2006.03.21)

#552 終わりのない沈黙を始めるのだ。
【アルブキウス・シルス】 (P.キニャール 『アルブキウス』(青土社 1995)) (2006.03.21)

#553 絶望した人は片隅で生きる。恋におちた人はみな片隅で生きる。書物を読む人はみな片隅で生きる。
【モーム】 (P.キニャール 『ローマのテラス』(青土社 2001)) (2006.03.21)

#554 怒りにかられると、われわれの耳は聞くのをやめてしまう。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『ローマのテラス』(青土社 2001)) (2006.03.21)

#555 雄鳥の歌、夜明け、吠える犬、広がる明るさ、立ち上がる人間、自然、時間、夢、明晰、なにもかも猛々しい。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『ローマのテラス』(青土社 2001)) (2006.03.21)

#556 肉欲のイメージ、あるいは肉欲を育む不意の想起を閉め出してはならぬ。
【テレーサ】 (P.キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2006.03.21)

#557 現代では、クリエイターと呼ばれる人々は過剰評価されている。作品は過小評価されている。
【P.キニャール】 (P.キニャール 『さまよえる影』(青土社 2003)) (2006.03.21)

#558 いちばん実用的で有益な予言は当たらない予言である。
【G.K.チェスタトン】 (G.K.チェスタトン 『求む、有能でないひと』(国書刊行会 2004)) (2006.03.21)

#559 くりかえしはまちがいを見えなくする。
【G.K.チェスタトン】 (G.K.チェスタトン 『求む、有能でないひと』(国書刊行会 2004)) (2006.03.21)

#560 パニックにおちいっているときはかならず無意味なことをしている。
【G.K.チェスタトン】 (G.K.チェスタトン 『求む、有能でないひと』(国書刊行会 2004)) (2006.03.21)

#561 長く生きてきて分かったことはいくつかあるけれど、その中の一つは「正しいこと」を言ったからといって、みんなが聞いてくれるわけではない、ということである。
【内田樹】 (内田樹 『子どもは判ってくれない』(文藝春秋 2006)) (2006.11.19)

#562 彼が興味を持っているのは「正論を述べる」ことであって、その正論が「聞き届けられるべき人に聞き届けられる」ということにはそれほどには興味がない。
【内田樹】 (内田樹 『子どもは判ってくれない』(文藝春秋 2006)) (2006.11.19)

#563 正論家の正しさは「世の中がより悪くなる」ことによってしか証明できない。したがって、正論家は必ずや「世の中がより悪くなる」ことを無意識に望むようになる。
【内田樹】 (内田樹 『子どもは判ってくれない』(文藝春秋 2006)) (2006.11.19)

#564 正論は正しい。だが正論を武器にする奴は正しくない。
【堂上篤】 (有川浩 『図書館戦争』(メディアワークス 2006)) (2006.12.17)

#565 生命は模索する。
【伊藤整】 (伊藤整 『小説の認識』(岩波書店 2006)) (2006.12.17)

#566 芸術は科学と違って、前人の歩いた所は完了しているわけではなく、それぞれの人の第一歩から芸は芸であり得る。
【伊藤整】 (伊藤整 『小説の認識』(岩波書店 2006)) (2006.12.17)

#567 二つの秩序が対立している世界にあって、一方の秩序の行うことは、殺人から侵略から陰謀にいたるまで悉く善であり、他方の秩序の行う同じことは悉く悪であると断定できる人は幸福である。私にはもうそのような「幸福」な人間の仲間入りをする資格はない。
【伊藤整】 (伊藤整 『小説の認識』(岩波書店 2006)) (2006.12.17)

#568 宮沢賢治の名作から着想を受けといて、自分の作品からの「インスパイヤ」には目くじらを立てる人もいるわけで。
【Matz】 (Matzにっき 2006-11-28) (2007.01.20)

#569 深い恨みを買わずに恐怖心だけを与えなければ、トップの地位を守るのは難しい。
【ホランド】 (ホランド 『ルビコン』(中央公論社 2006)) (2007.01.20)

#570 人間社会とは、活力が劣化するにつれて閉鎖的になっていくものでもある。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ世界の終焉』(新潮社 2006)) (2007.01.20)

#571 情報とは、何かを感じたということが端緒になり、磁石でもあるかのようにそこに集まってくる性質をもつ。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマ世界の終焉』(新潮社 2006)) (2007.01.20)

#572 勝負ゆうもんはな……勝ち負けや。
【笑酔亭梅寿】 (田中啓史 『ハナシにならん』(集英社 2006)) (2007.02.18)

#573 師匠や先輩からつけてもらったネタを、何度も何度も繰りかえし稽古しているあいだに、それが血となり肉と化し、「覚えているものを出す」状態から「自分の言葉でしゃべっている」状態になっていく。
【田中啓史】 (田中啓史 『ハナシにならん』(集英社 2006)) (2007.02.18)

#574 東京が粋(いき)なら、大阪は粋(すい)や。
【笑酔亭梅寿】 (田中啓史 『ハナシにならん』(集英社 2006)) (2007.02.18)

#575 落語ゆうのは基本的には聞き手をリラックスさせる芸や。
【林家猿右衛門】 (田中啓史 『ハナシにならん』(集英社 2006)) (2007.02.18)

#576 たいていの人の場合、学習意欲がピークに達するのは、入学前です。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤ学部長の弁明』(講談社 2006)) (2007.02.18)

#577 大学の4年間は貴重です。金になるかどうか、役に立つかどうかと言ったケチくさいことを考えずに、知りたいことを自由に追求できる夢のような時期です。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤ学部長の弁明』(講談社 2006)) (2007.02.18)

#578 この世からゴキブリがいなくなったら、そのときが男がお払い箱になるときである。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤ学部長の弁明』(講談社 2006)) (2007.02.18)

#579 昔の人は、あらゆるこだわりを捨てようと努力したのだ。こういう高尚さを見習ってほしいものだ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『簡単に断れない。』(文藝春秋 2006)) (2007.02.18)

#580 緊張するのは、実際以上の力を出そうとするからだ。自分の実力の半分しか出さないようにしよう。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『簡単に断れない。』(文藝春秋 2006)) (2007.02.18)

#581 両手はポケットのなか、すくめた首は肩のなか、足はスリッパのなか、そして心は哀しみのなかにあった。
【G.フロベール】 (G.フロベール 『フロベールのエジプト』(法政大学出版局 1998)) (2007.03.22)

#582 われわれにとっては、所詮、自分の感ずる歓びだけが真の歓びで、自分の愛するものだけがまさに愛するにふさわしく、自分自身の苦しみだけが真に同情に値すると感じられるということなのだろうか。
【G.フロベール】 (G.フロベール 『フロベールのエジプト』(法政大学出版局 1998)) (2007.03.22)

#583 ああ、要するに、なるようにしかならないということか! 僕自身、為すべきことを、ただ為すしかないということなのか。
【G.フロベール】 (G.フロベール 『フロベールのエジプト』(法政大学出版局 1998)) (2007.03.22)

#584 何の犠牲も払ったわけではないのにやたらに感謝されるというのは、有り難がっている者に対して何か負い目があるような気分にさせられるものだ。
【G.フロベール】 (G.フロベール 『フロベールのエジプト』(法政大学出版局 1998)) (2007.03.22)

#585 幸せというものは、なぜ、過ぎ去ってからでないと、わからないのだろう?
【イザベル】 (C.グルニエ 『水曜日のうそ』(講談社 2006)) (2007.03.22)

#586 苦しみの記憶は苦しみのまま残るとしても、幸せの記憶は、もはや幸せはないんだよ。
【コンスタン】 (C.グルニエ 『水曜日のうそ』(講談社 2006)) (2007.03.22)

#587 ある日、人は、自分が下降しはじめたことに気がつく。下り斜面にいることに。頂上に気づくのは、そこを過ぎてしまってから、人生のもう一方の側に行ってしまってからななんだ。
【コンスタン】 (C.グルニエ 『水曜日のうそ』(講談社 2006)) (2007.03.22)

#588 ようなものが私からはぎ取られていくとき、私は書くことができ、私は確かに存在できるのである。
【N.ブロサール】 (N.ブロサール 『レズビアン日記』(国文社 2000)) (2007.03.22)

#589 私の人生がどのようになるのかは聞かないで欲しい。それがどのようだったのかは聞かないで欲しい。何も話すことはないだろう。
【N.ブロサール】 (N.ブロサール 『レズビアン日記』(国文社 2000)) (2007.03.22)

#590 批評なら読んでいるものの意味を推測したり夢想したり想像したりしているところを、翻訳は証明しようとする。
【N.ブロサール】 (N.ブロサール 『レズビアン日記』(国文社 2000)) (2007.03.22)

#591 夜は空白。でも私は存在している。まあ、なんてことか……。
【N.ブロサール】 (N.ブロサール 『レズビアン日記』(国文社 2000)) (2007.03.22)

#592 目は記憶を終わりなく新しくする、記憶にとっての障害物である。
【N.ブロサール】 (N.ブロサール 『レズビアン日記』(国文社 2000)) (2007.03.22)

#593 そもそも小説とは、読むよりも作るほうが気分がいいものである。
【T.ゴーチェ】 (T.ゴーチェ 『若きフランスたち』(国書刊行会 1999)) (2007.04.21)

#594 パシャは虎を好むが、私は猫を愛する。猫は哀れな貧乏人のための虎である。
【T.ゴーチェ】 (T.ゴーチェ 『若きフランスたち』(国書刊行会 1999)) (2007.04.21)

#595 記憶とはなにかと定義すれば、それは事物ではなく……記憶である。
【J.バーンズ】 (J.バーンズ 『イングランド・イングランド』(東京創元社 2006)) (2007.06.23)

#596 過去は単なる過去ではなく、現在は過去とともに暮らしている。
【J.バーンズ】 (J.バーンズ 『イングランド・イングランド』(東京創元社 2006)) (2007.06.23)

#597 なんにせよ、もう遅すぎるというときになってはじめてわかるものだ。
【マーサの母】 (J.バーンズ 『イングランド・イングランド』(東京創元社 2006)) (2007.06.23)

#598 よほどのばかでないかぎり、セックスが単純な楽しみだなどとは考えまい。
【J.バーンズ】 (J.バーンズ 『イングランド・イングランド』(東京創元社 2006)) (2007.06.23)

#599 天才とは変容させる才能のことだ。
【J.バーンズ】 (J.バーンズ 『イングランド・イングランド』(東京創元社 2006)) (2007.06.23)

#600 もし人生が生きるに値しないものなら、選択肢は絶望しかない。
【マーサ・コクラン】 (J.バーンズ 『イングランド・イングランド』(東京創元社 2006)) (2007.06.23)

#601 旦那様がたご自身は侵略者じゃございませんけれども、御身にはつらつらと流れるご立派な赤い血は、侵略者どもの血統を引いておられるのですから、みなさまがたご自身は盗人とならずして盗みをしでかしておられるわけでございます。
【フォガーディ】 (W.トレヴァー 『聖母の贈り物』(国書刊行会 2007)) (2007.06.23)

#602 現状維持では満足できず、もっとすてきな現在を求め、将来も変わらない愛を無理強いされては、男は尻尾を巻いて逃げ出してしまう。
【W.トレヴァー】 (W.トレヴァー 『聖母の贈り物』(国書刊行会 2007)) (2007.06.23)

#603 はげているんじゃない、剃っているのさ。これは大きな違いだよ。はげてるのは出口なしってことだけど、そり上げは自尊心の表出だからね。
【ロミオとコイーバ】 (V.ペレーヴィン 『恐怖の兜』(角川書店 2006)) (2007.06.23)

#604 芸術というのは私たちを喜ばせるもので、悲しませるためにあるんじゃないんだから。
【ナッツ・クラッカー】 (V.ペレーヴィン 『恐怖の兜』(角川書店 2006)) (2007.06.23)

#605 無神論者は宗教の代わりに謀略説を信じるものですね。
【ウグリ666】 (V.ペレーヴィン 『恐怖の兜』(角川書店 2006)) (2007.06.23)

#606 私は力が藁を断ち切ることは信じるが、言葉は信じない。
【ジョージ・オブライエン】 (ロープシン 『蒼ざめた馬 漆黒の馬』(未知谷2006)) (2007.06.23)

#607 いまだ生まれいでざるもの、すべての純真無垢な、ほかと区別のつかない無のひとひらに告ぐ――人生にご用心。
【ルドルフ・ウォールツ】 (K.ヴォネガット 『デッドアイ・ディック』(早川書房 1998)) (2007.08.19)

#608 人生というものは、こんなふうにある日突然、おぞましく一変しうるものなのだ。
【B.ユアグロー】 (B.ユアグロー 『たちの悪い話』(新潮社 2007)) (2007.08.19)

#609 ユーモアというのは、いってみれば恐怖に対する生理的な反応なんだと思う。
【K.ヴォネガット】 (K.ヴォネガット 『国のない男』(NHK出版 2007)) (2007.10.08)

#610 わたしは、死んだら――死にたくはないが――天国に行ってそこの責任者にこう尋ねてみたい。「何がいい知らせで、何が悪い知らせでしたか?」
【K.ヴォネガット】 (K.ヴォネガット 『国のない男』(NHK出版 2007)) (2007.10.08)

#611 この地球はいまやひどい状態だ。しかしそれはいまに始まったことではなく、ずっと昔からそうだったのだ。「古きよき時代」など、一度たりともあったためしがない。
【K.ヴォネガット】 (K.ヴォネガット 『国のない男』(NHK出版 2007)) (2007.10.08)

#612 たいていの悲惨なことがそうであるように、それは一見幸せに見えることから始まった。
【M.ズーサック】 (M.ズーサック 『本泥棒』(早川書房 2007)) (2007.10.08)

#613 群衆はつかみどころがないひとつの生き物のようだった。群衆を揺らすことも、あいだを縫っていくことも、なにかをいってきかせることもできない。群衆と一体になって息をし、彼らの歌を歌うしかなかった。
【M.ズーサック】 (M.ズーサック 『本泥棒』(早川書房 2007)) (2007.10.08)

#614 わたしは言葉を憎み、言葉を愛してきた。その言葉を正しく使えていればいいのだけれど。
【リーゼル・メミンガー】 (M.ズーサック 『本泥棒』(早川書房 2007)) (2007.10.08)

#615 私たちは何かがあれば、もう前のことは忘れている。
【K.チャペック】 (K.チャペック 『カレル・チャペックの警告』(青土社 2007)) (2007.11.25)

#616 美は模倣することも横取りすることもできない。
【K.チャペック】 (K.チャペック 『カレル・チャペックの警告』(青土社 2007)) (2007.11.25)

#617 政治を耳だけで判断しないこと。
【K.チャペック】 (K.チャペック 『カレル・チャペックの警告』(青土社 2007)) (2007.11.25)

#618 何を書くかが決まれば、九割がた目標に近づいたようなものだ。その後は切り立った崖を登るだけでいい。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『妻と罰』(文藝春秋 2007)) (2007.11.25)

#619 打つ手のない状況に陥ったとき、打つ手は二つある。一つはあきらめる、もう一つはあきらめない、だ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『妻と罰』(文藝春秋 2007)) (2007.11.26)

#620 国民的ブームになるものは、健康にしてもダイエットにしても英会話にしても、ほとんどの人が失敗しているように思う。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『妻と罰』(文藝春秋 2007)) (2007.11.25)

#621 子どもを苦しめるのは我が国の教育の基本である。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『妻と罰』(文藝春秋 2007)) (2007.11.25)

#622 人間には、本番で実力を存分に発揮できるタイプと、本番で実力が出てしまうタイプがある。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『妻と罰』(文藝春秋 2007)) (2007.11.25)

#623 人生には、二つの時期がある。最初は、災難を待ち受ける時期。次は、災難が実際にやってくる時期。
【J-L.フルニエ】 (J-L.フルニエ 『ぼくの最後の黒い髪』(講談社 2007)) (2007.11.25)

#624 命ある限り、絶望あり。
【J-L.フルニエ】 (J-L.フルニエ 『ぼくの最後の黒い髪』(講談社 2007)) (2007.11.25)

#625 道化とはおそらく歌に挫折した人間なのだ。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#626 準備が出来ている奴、自分が何をする気なのかしっかりわかってる奴は、いつだって有利だ。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#627 彼女にとっては、たったひとつの欠陥が、隠す理由になるのだ。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#628 誰でもみな何かもろい部分を抱えていて、人はその部分を護ろうとして自分の性格を組み立て直す。そうした秘密が、人を予測不能に、狡猾に、神秘的にする。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#629 美人で、しかも道化になろうとする女はなかなかいない。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#630 僕は人生を俳句のように生きているのさ。一音節ずつね。
【ペリー・カツェク】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#631 僕たちのあいだには、つねに何か新たに作り上げるべきものがあるように思えた。彼女が帰ったあとも、彼女に言いたいことが何かまだひとつ、僕にはいつも残っていた。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#632 俺はただ、首までクソに浸かるくらい不運な、だけど溺れ死にはしないくらい幸運だった男だよ。
【S.ダイベック】 (S.ダイベック 『僕はマゼランと旅した』(白水社 2006)) (2008.01.26)

#633 実践に役立つ知識というものは、本に齧りついているだけでは、なかなか手にはいらないということなのである。
【山口雅也】 (山口雅也 『日本殺人事件』(東京創元社 2007)) (2008.01.26)

#634 表彰というのは、期待通りのことをした子どもが親に頭をなでられるようなものだ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの口車』(文藝春秋 2008)) (2008.11.22)

#635 女の辞書には、「他人の過ち」ということばはあっても「自分の過ち」ということばは存在しない。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの口車』(文藝春秋 2008)) (2008.11.22)

#636 「準備すれば心配しなくてすむ」は真理かもしれないが、「準備するより心配する方が楽だ」も真理である。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの口車』(文藝春秋 2008)) (2008.11.22)

#637 わたしには政治的立場を表明する自信もなければ見識もない。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの口車』(文藝春秋 2008)) (2008.11.22)

#638 どんなことでも終わりがくる。とくに、楽しいことやうれしいことは迅速かつ確実に終わりがくる。苦しみも、それほど確実ではないが、いつかは終わるはずだ。
【土屋賢二】 (土屋賢二 『ツチヤの口車』(文藝春秋 2008)) (2008.11.22)

#639 芸術作品とは、仲介者なしでそれと一対一で向い合い、作者が表現しようとしたことを虚心に受けとめるべきものだ。
【塩野七生】 (塩野七生 『ルネサンスとは何であったのか』(新潮社 2008)) (2008.11.22)

#640 やりたいことを実現するには、万人がその必要性を自覚し納得するのを待っていたのでは実現できない。
【塩野七生】 (塩野七生 『ルネサンスとは何であったのか』(新潮社 2008)) (2008.11.22)

#641 哲学とはギリシア哲学につきるのであって、それ以降の哲学は、キリスト教と哲学の一体化という、所詮は無為に終わるしかない労力のくり返しではなかったか。
【塩野七生】 (塩野七生 『ルネサンスとは何であったのか』(新潮社 2008)) (2008.11.22)

#642 世の中には、他人の悪口を聞きさへすれば喝采するたちの人がかなりゐるけれども、批評で肝腎なのは、中身のあることを藝のある言ひ方で言ふことなのである。
【丸谷才一】 (丸谷才一 『綾とりで天の川(文藝春秋 2008)) (2008.11.22)

#643 やれやれ、燦々と日の降り注ぐこの地上にあって、生きとし生けるもの、また何と単純にして明快なのだろう!
【K.チャペック】 (K.チャペック 『クラカチット』(青土社 2008)) (2008.11.22)

#644 あまりにも高尚な思想の持ち主が往々にしてそうであるように、彼もまた退屈極まりない人物であった。
【K.チャペック】 (K.チャペック 『クラカチット』(青土社 2008)) (2008.11.22)

#645 最高を求める者は人間から目を背ける。
【K.チャペック】 (K.チャペック 『クラカチット』(青土社 2008)) (2008.11.22)

#646 ブレークは送信のアイコンをクリックすると、何千キロも離れたパソコンのモニター画面に、ほとんど同時にメッセージが届くんだな、とぼんやり思った。なぜだか、これは距離をよけいに遠くするように思えた。
【M.スケルトン】 (M.スケルトン 『エンデュミオンと叡智の書』(新潮社 2008)) (2008.11.22)

#647 混迷の中で悪あがきをすれば、それはなお事態を深刻にするだけでしかない……。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマから日本が見える』(集英社 2008)) (2009.01.01)

#648 自分には確たるビジョンはないのに、他人のやっていることには一人前の批判をする。つまり、「批判のための批判」でしかない。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマから日本が見える』(集英社 2008)) (2009.01.01)

#649 いつの時代でも、知識人というのは現状洞察能力だけには優れている。
【塩野七生】 (塩野七生 『ローマから日本が見える』(集英社 2008)) (2009.01.01)


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