06.07 : 結婚式と血のつながり
06.20 : 日記と子育て
06.29 : 成長したつもりなのに
この日曜日、妹の結婚式に出席してきました。
式に先立って、それぞれの親戚を紹介することになり、まず新郎の父から順に親戚一同の自己紹介が始まりました。それぞれ新郎の叔父のだれ某です。このたびはまことにおめでとうございますなどと、つつがなく挨拶は進み、いよいよ新婦側である我々の番になりました。
いきなり、「このたび新郎の」と始め出す人、自分の名前を間違えてしまう人、さらには「新婦の叔父です。これが妻です。これが息子です」とだけ言って着席してしまい、妻から「名前を言いなさい」と突っ込まれている人と、厳粛な室内の雰囲気は一挙に吹き飛び、まさにつかみはOKというか、こんなところでボケてどうするというか、さすがは我が親族、あなどれないと感心していると、父は父で、ウェディングドレスを踏んづけーの、緊張のあまりどこに座っていいか分からなくなりーのと、案の定、色々としでかし、そんな夫の妻である母はというと、受付で名前を書こうとして、あんたは来賓じゃないと周囲から突っ込まれていたりする訳で、結局、僕のおっちょこちょいは、一族郎党先祖伝来のものだったのだということをあらためて実感した一日でした。
ちなみにとどめは、我が妹で、式も終わり、いよいよ新婚旅行という前夜、実家に電話をかけてきて、なに事かと思っていると
あんね、財布忘れてん。持ってきて
ということをやってのけ、
あんたは、サザエさんか
と冨倉家一同を脱力させておりました。
このような新妻&親戚一同を背負い込むことになった新郎F君の、今後のご多幸を、心から願ってやみません。
個人のホームページの定番といえば、日記のページな訳で、一応このページも「東京日記」と名乗っているのですが(毎日の記録からは、ほど遠いですけれど)、そんななか、最近、僕のマイヒットは、秘密結社よかよか研究所(通称:よか研)の「絵のない絵日記」で不定期に書かれている「バカ親日記」です。
題名から、勘のいい方は気づかれたように、1歳の子供の日常生活を描いている訳ですが、これが実にいい。例えば、6月15日の日記には、
最近、朝食に「ミックスジュース」が出てくる。もちろん主任(1歳)の大好物で、主任はミキサーの音を聞くだけで、激烈な勢いでテーブルに付くやミキサーの方をジイッっと睨みつけているのである。
しかし、当然のことながらミックスジュースはボクや会長も飲むわけです。
が、主任はこれがメチャメチャ気にくわないらしい!
主任は食事が始まると、まだお代わりのジュースが残っているミキサーの方を見ながら、ただひたすらミックスジュースを飲む。
そしてボクや会長がジュースを飲むのを見るとさらに焦ってジュースを飲む。
飲み干すとお代わりを要求!
そしてまた飲む!
我々がお代わりしようもんなら
ひ〜〜ん!
といいながら益々焦って飲む! そしてお代わりを要求!
かくして毎朝主任はミックスジュースが無くなった後、飲み物なしでトーストを食べることになるのであった......
...あほか > 主任
といった具合で毎日が展開していく訳で、なんとも言えない、ほのぼのとしたいい味を出しています。
それにしても、自分の子供ですら素直にかわいいと言えない難儀な精神構造を持つ大阪人。そんな両親に育てられる主任(1歳)の今後の活躍が楽しみです。
確かに、僕は、あまり年相応の格好をしていない。それは認めましょう。
しかし!
東京に出てきてから、9月で2年になるわけで、言いかえれば、宮仕えを始めてから、そろそろ2年が経過しようとしているわけです。少なくとも税金は払っているし、都知事選にも投票したので、それなりに社会的責任も果たしているのではないかと自負しております。それよりなにより、コップ1杯までなら、お酒を飲んでも眠らなくなったことは、飛躍的な進歩と言っていいでしょう。
それにもかかわらず!
先日、京都に戻って、久しぶりにいろんな人に会ってきたのですが、どういう訳か、会う人、会う人、
なーんにも変わってないねぇ
とか
学生の頃のまんまやねぇ
など。
28の男性(独身)に向かって、それはないんでないかい。