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10.07 : 秋だ、秋刀魚だ、お芋もおいしいですぞ
10.16 : 人生いろいろあるよね〜
この週末、谷中で秋刀魚&芋煮大会が開かれました。
「若くて美人の女性がたくさん来るよ」との、あっこさんのご主人からのお誘いに、いそいそと出かけたわけですが、若くて美人の前評判に誤りはなかったものの
主婦だ〜!
今回は、やえちゃんのお友達と、そのお母様がメインメンバーと言うことで、手は出せないです。
とは言うものの、秋刀魚がすごくおいしかったので、僕としては非常に満足です。芋煮もおいしかったですし。
それはともかくとして、今回発見したこと。
その1 女の子は秋刀魚よりも調理道具に興味を持つ
その2 小さくても女性。嘘泣きだと分かっていても、心が痛む
その3 それに比べて、男の子はガキだ
と言うわけで、実家に帰省していました。案の定というか、予想通りというか、「結婚」のプレッシャーがきつくて、ほうほうのていで東京に逃げ帰ってきたわけです。お二人の息子ですから、そんな浮いた話があるわけないことを、そろそろ理解してほしい今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
それはともかく。
よくエッセーなんかでは、新幹線の車内で隣に座った女性が美人で楽しいひとときを……なんてことが書かれていますが、31歳、そんな嬉しい経験はまずないわけです。
ところが。
京都からの帰り道、名古屋駅ですごくいい匂いがしてきました。
正直に言うと、僕はどうも昔から化粧とか香水の匂いが苦手で、厚化粧なおばさんがそばに来ると、思わずうわぁ〜と心の中で絶叫してしまうような人間です。幸い、僕の母親、妹は化粧っけの少ない人で、これまで仲良くしてもらった女性も、
ま、口紅くらいはつけるけどね〜
的な人が多かったので、これまでは重大な問題に発展しませんでした。逆に言えば、いつまでたっても免疫ができないとも言えるのですけれど。
話を元へ。
ともあれ、そんなわけで香水系の匂いには基本的に苦手なのですが、その日香ってきた匂いは甘いと言っても甘すぎない、本当にいい匂いでした。思わず読んでいた本から目を上げると、
美人!
年齢はちょっとわからないものの、結構高そうな服に身を包み、大きなシルバーのイヤリングをつけた女性が座っておられました。
こんなこともあるものだなと思っていると、なんと女性が大きな包みを取り出し、「これ食べる?」と差し出されました。中から出てきたのは、
大きな大福!
甘いものは苦手。しかし、美人さんからせっかく差し出されたもの。1秒考えた後(別の言い方をすれば即座に)、僕はお礼を言って大福を受け取りました
しばらくの間、女性と話し込み、彼女に僕が31歳であることを納得させ、連休を利用して帰省していたことなど、らちもない話を続けていました。
とは言うものの、美人さんは微妙にハスキーボイスです。正確には、ハスキーというより、「太い」と言った方がいいかもしれません。そんなことが気になりだしたころ、
「こんなこと、初めて会った人に言うのもおかしなことだけどさぁ、実はわたし、タケシっていうのよねぇ」
タケシか!
そこからは即席の人生激白コーナーとなった新幹線の一画。人生本当にいろいろありますね。でもまぁ、東京まで楽しかったからいいのですけれど。
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