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てなわけで、今年もやりました「谷中サクラ会」
ところで、僕は毎年このお花見の場所取りをしています。正確に言うと、場所そのものは、あっこさんの旦那さんが確保されていて、僕はお花見が始まるまでのあいだキープしているだけだったりします。たまにござを雑巾で拭いたりするくらいはしますけれど、基本的には、桜の下でボケーッとしているだけです。従ってはっきり言ってしまえば、
なにもしてませんぜ、この人は!
事実、記念すべき第1回目の場所取りの時は、待ってる間に隣で始まっていたお花見の集団になぜか混ざって、本番が始まる前にすっかりできあがってしまっていたなんてこともあります。
ともあれ。
今年ものこのこと10時過ぎに会場に現れ、適当にござ代わりのビニールシートの雑巾がけをしつつ、持ち込みのビールを飲んだり、本を読んだりしながら、場所キープに励んでいた(全然励んでないやん)のですが、今年、僕は重大な発見をしました。
ビニールシート4枚広げてしまえば無敵モード!
これまでは、たま〜に、「このござ、どけていい?」と聞かれることがあったのですが、4枚広げてしまうと、そのような問い合わせは勿論のこと、誰も近寄ってきませんぜ、旦那。ますます何もせずに案山子状態になっていた冨倉。いいのか、そんなことで!?
ちなみに、お花見本番は、寒空はだかさんのオンステージがあったり、手品の出し物があったり、火を使うときは注意しようなことがあったりと、例年通りはちゃはちゃな中、楽しく終了しました。
なお、僕は途中から記憶がなく、夜10時過ぎに服を着たままなぜか自宅の浴槽の中で目を覚ましました。水を張ってなくてホント良かったです。
姪っ子がすくすくと大きくなっています。可愛いです。はっきり言って僕はメロメロです。
それはともかく、32歳になりました。1週間遅れですが、ハッピバースデイ・トゥ・ミーです。祝ってくれる人いないんで、自分で自分を祝っています(寂しいやつ)。もっとも32歳なので、祝ってもらっても、それはそれで困るのですけれど。
そんなある日、電話が鳴りました。たまたま読んでいた本が佳境に迫っていたこともあり、誰だよ、一体とかなり不機嫌になりつつ電話に出ました。
「まーくん」
姪っ子でした。その瞬間、バカ叔父は猫なで声に変わりました。
「なんや」
「あんね、お誕生日おめでとう。また遊びに来てな」
命を捧げてもいいと思った瞬間です。たとえそれが妹に言わされているとしてもです。
「ありがとうな」
「ほなな、バイバイ」
「うん、バイバイ」
ちなみに、姪っ子が書いた僕の顔を掲載しておきます。
今日は完全に叔父バカモードです。今度帰るときはピカチューの巨大ぬいぐるみを持っていこうと心に決めました。