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ついにやりました。10万円貯金達成です。昨年の暮れ、ある結婚式のパーティで500円玉貯金箱をもらってから、こつこつと貯めて、ついに10万円達成です。なんだ、僕でもやればできるやんと、ほくほく顔になっています。
しかし、冷静に考えれば(考えるまでもなくとの意見は却下)、32歳独身、10万円貯めるのに半年かけてどうするという気がしないでもないですが、そこはそれ。半年かかろうと、なんであろうと10万円の価値に変わりないわけです。
さて、10万円貯まったとは言うものの、今回、その10万円で特別に何かが欲しいということでもないわけです。ここで貯蓄の出来る人なら、さらに貯蓄を続けるという思考になるのでしょうが、あいにくなことに僕はどうもそういう
「貯蓄のための貯蓄」
は苦手なようです。変なところで客観的になってしまっていますが、とにもかくにも10万円の使い道をどうするかに思考は傾いています。
とは言うものの、これまでのように、
「突撃、神保町!」
とか、
「デジタルガジェット〜!」
というのは、まずかろうという判断はつきます。
そんなある日、テレビを見ていると、小雪のお姉さまが「国債(は〜と)」とにこやかに微笑まれる CM が流れていました。
これだ、これっきゃない!
と32歳独身を突き動かすには充分すぎるほどの魅力的な微笑みです。
が、しかし!
国債ってどこで買えるの?
相変わらず常識ないです。
ともあれ。
国債は国が発行するもの → もしかして郵便局で買えるかも → そういえば、僕の父親は郵便局で働いている! という僕にしては論理的な経過をたどって、国債を手に入れる方法を調べるべく、久しぶりに実家に電話しました。その結果、
という事実が判明しました。
抽選って当たんないんだよね〜
小雪のお姉さまに貢ごうと思ったものの、わずか10分で断念してしまう32歳。だめっすね。
土台が悪いとその上をどう取り繕っても、ダメなものはダメ。
いきなりみもふたもないことを言い出していますけれど、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は新しいパソコンを購入して、非常に嬉しいです。
ともあれ。
はっきり言って、僕はかなり目が悪いです。何の自慢にもなりませんが、裸眼で0.1ないです。と言うわけで、僕にとっての眼鏡とは
日常生活を支障なくすごすための必須道具
なわけです。
ところが最近は、
眼鏡もおしゃれの小道具!
みたいな風潮があるのだそうです。
とは言うものの、先ほども申し上げたとおり、土台が悪ければ、その上で何をどうしようと、悪いものは悪いわけです。32歳、少なくとも自分の顔がどのようなつくりになっているか、もはや幻想を抱くこともなく、ちんたらと生きています。
そんなある日、職場の若い子が
「冨倉さん、眼鏡買いに行きましょう、眼鏡!」
とおっしゃいました。せっかくお声掛けしてもらったのだからと、のこのことついて行ったところ、
かな〜りおしゃれですぜ、旦那!
少なくとも32年生きてきて、眼鏡屋さんといえば、おじさんがぼんやりと店番しているようなところしか知らない僕としては、ちょっとしたカルチャーショックです。トッポイ感じの(って今はこんな言い方しないですね)お兄ちゃんとか、お姉ちゃんとかがにこやかに微笑みながら、一度捕まえた客は逃さねぇ!みたいな感じで店内をうろついておられ、気弱な田舎者の僕としては、もうそれだけで気後れ状態です(弱)。
ところで、裸眼視力が 0.1 ないと、どういう世界かというと、
眼鏡外すと自分の顔がどうなっているかわかりません!
そんなわけで、これまでは眼鏡を購入するとき、正直フレーム選びで迷うことなく、最初に視線に入ったものを購入してきたのですが、今回は何でも、
冨倉変身計画
の一環なのだそうで、そういうわけにもいきません。とりあえず、いくつかフレームを選び、同行してくれた職場の人達に「どう?」と確認を取ったところ、
「ズルイ」
との答え。
後日、同行した職場の子が、「記念に」と、そのとき購入しなかった眼鏡を掛けているところの写真を送ってくれたのですが、これって「ズルイ」のではなく、「アヤシイ」と言うべきなのでは?
なお、怪しい冨倉を見たいという奇特な方はココをクリックしてください。なお、この眼鏡は買っていません。念のため。