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08.02 : 子供は残酷
08.10 : オロナミンC または 年寄り?
08.25 : 訪問販売の方々へのお願い
お母さんが、息子となにやら楽しげにお話しをされていました。お母さんは、僕と同じくらいの年齢。お子さんの方は小学校に上がったばかりのようです。
お子さんは、夏休みの出来事を楽しそうに話しています。そんな息子を、お母さんはまるで恋人の話を聞くように楽しんでおられました。
どうやら、坊やにとって今年の夏休みの最大の出来事は、
25メートル泳げるようになった!
ということのようです。
「タカ君も、ヨーちゃんも25メートルは、まだ無理なんだ。でもね、この間、僕、泳げたよ!」
と坊やは母親に自慢しています。
そんな坊やを母親は誇らしげに、よかったね〜、すごいね〜と実に楽しそうに坊やの頭をなでながら、話を聞いておられました。ところが。
「ママは何メートル泳げるの?」
という、坊やの何気ない質問が空気を一変させました。
「ママはね、泳げないんだ」
と母親は、ちょっとがっかりした顔をして、正直に坊やに答えました。
「じゃあさぁ、僕が今度教えてあげるよ」
と坊やは言いました。
僕自身は、まだ子供を持ったことがないので、今ひとつ、子供がかわいいという気持ちが分からないのですが(除く、姪っ子&ヤエちゃん)、そんな僕でも、こういうことを自分の子供から言われたら、愛しくて仕方ないのだろうなということくらいは分かります。
お母さんは、本当に嬉しそうに坊やの頭をなで、
「うんうん、ママにも教えてね」
と言いました。
ところが。
坊やは、少しだけ困った顔になって、
「でも、ママ、おなか出てるからなぁ。浮くかなぁ?」
あ痛!
元気はつらつ!
または
小さな巨人
なオロナミンCですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
などと、相変わらず唐突な始め方をしていますけれど、ホント、皆様いかがお過ごしでしょう。東京は急激に暑くなり、例年のごとく、冨倉家のクーラーはご機嫌斜めで、少し途方に暮れています。
ともあれ。
オロナミンCです。
オロナミンCというと、僕の中では、赤マムシドリンクと並んで、おじさんご愛用な一品となっています。ところが、どうも最近は様子が違うようです。
ご存じの方もおられるかもしれませんが、現在、オロナミンCは、キャンペーン中でして、有名人の元気を分けてもらえるのだそうです。問題は、
プレゼントしてくれる人が、誰なんだか、ちっともわからない!
総勢20名の有名人(多分豪華)な方々からの元気をもらえるようなのですが、結局僕には3名しかわかりませんでした。
もともと芸能人には疎いことを差し引いても、このヒット率の低さはどういうことか! 標準的なおじさんの芸能界知識以下ってこと? 中年すっとばして老年ってことでしょうか?
ちなみに、僕が知っていたのは、泉谷しげる、ISSA、マギー審司でした。無念……。
平日は、たとえ給料泥棒だったとしても一応は働いているわけで、自宅にはほとんどいないわけです。休日は休日で、家でじっとしていられない性分なため、やっぱり自宅にほとんどいません。
そんな訳で、訪問販売を受ける機会は、それほど多くないのですが、東京では夜間もがんばって仕事をされている勤勉な方々が多いようで、たま〜に訪問販売な方々の襲撃を受けるわけです。
ところで、普段、自宅にいるときの僕はTシャツにジャージと、ラフな格好をしています。特にこの時期はクーラーが例年通り機嫌悪いこともあって、Tシャツとパンツ姿で室内を徘徊しています。
確かに32歳として、その格好はどうかと自分でも思わなくもないですが、それでも訪問販売な人々には、
「お父さんは、おられますか?」
と開口一番口をそろえておっしゃるのは、やめて頂きたいと切に願います。32歳(独身)としては、大変心外な気持ちになって、その後の対応がつっけんどんになりますので。