メルマガ 「首相心のメール ジュン君篇」
首相心のメール ジュン君からのメッセ〜ジ ================ 2001/09/09
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★☆ 改革も新学期の季節です ☆★
------------------------------------------------------------- No.013
□ 目次
【らいおんは〜と 特別版】
・官邸の居心地 または 落書きする人寄っといで
【関係者ほんねと〜く】
・心に残る手紙 （坂口君）
・ステーキって素敵（オヤジ入ってます） （武部君）
【ジュン君のうごき】
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【らいおんは〜と 特別版】
● 官邸の居心地 または 落書きする人寄っといで
小泉っす。
官邸に移り住んで早くも５ヶ月が経つっす。初めの頃はどこに何があるの
か分からず、困っていましたが、今では随分慣れました。まだ、森君の言っ
ていたお化けも出てないっす。
官邸はすごく広いっす。いまでも家の中で迷子になることあるくらい本当
に広いっす。独身の僕には無駄な広さ。どうするよ、おい。結婚しちゃおう
か？
冗談はともかく、官邸は歴史の証人っす。5.15事件（高校の歴史でやりま
したか？）や2.26事件（ごっちゃになるよね）もここで起きたっす。当時の
弾痕や刀の傷跡があるそうです。こわー。
でも、傷跡と言えば、歴代総理の署名が、あっちこっちに彫ってあるのが
気になるっす。達筆なのは、吉田茂、あと岸君も達筆だね。角栄君（マキちゃ
んのお父さん）は、いかにも豪快というか思い切りよく彫られていて見てい
て爽快っす。あと宇野君（覚えてますか？ 珍しく日本の総理で女性問題で
クビになった例の彼です）が、申し訳なさそうに、ちっちゃく書いてあるの
が、印象的でした。
ちなみに森君のは、どこにあるかと探してみたら、トイレの隅っこの方で
した。最後の方、ちょっといじけてたからなぁ。
僕は、今の官邸には落書きしないでおこうと思っています。その代わり、
来年完成予定の新官邸には、でっかく書くっす。それまでは、何があっても
総理の座は渡さないので、そこのとこ、夜露四苦！（あ、これって森君のマ
ネっすね）
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【関係者のほんねと〜く】
● 心に残る手紙 （坂口君）
前略。
夏も終わり季節は秋です。日中は夏の名残を惜しむかのような暑さですが、
朝夕は随分涼しくなりました。ご機嫌はいかがでしょうか。あなたからもら
った暑中見舞い、今でもときおり読み返しています。
私の方は宮川村に来てからというもの、これまで想像もしなかったいろい
ろなトラブル（コガネムシを耳に入れてしまう少年なんて信じられますか!?）
にも、ようやく慣れたといいますか、ここではそういうものだと割り切るよ
うになり、生活の方も落ち着きました。関西の乗り突っ込みにも、随分うま
くなりました。今度あなたに会うときは、きっと笑わせてあげられると思い
ます。
さて、ここに来て、いろいろと貴重な経験をして、研究室にいた頃よりも
医者としてはもちろん、人間としても成長したと感じています。こんなこと
を言うと、あなたに笑われるかもしれませんが、でも随分、私も大人になっ
たと思います。
ただ一つ困ったことがあります。それは、あなたに会えないことです。こ
こに来た当初は、毎日バタバタで、一日が終わると泥のように眠っていまし
たが、生活にも慣れ、少し気持ちの余裕が出てくると、思い出されるのはあ
なたのことばかりです。今頃あなたは何をしているだろう、何を考えている
のだろう、そんなことばかり想像しています。
本当は、今すぐにでも汽車に飛び乗って、あなたのいる東京に帰りたい。
そして宮川村での出来事を話してあげ、あなたの笑う顔が見たい。時々塩の
加減を間違えて辛くて食べられないかしらと、困った顔をしながら差し出す
あなたの手料理も懐かしく思います。
それにしても、あなたに会いたい。先日あなたから届いた手紙を何度読み
返したことか！ 本当に、あなたに会いたい。今はそれだけが私の望みです。
そうそう、10月に入ってから、一度、報告も兼ねて東京に戻れることにな
りそうです。今からその日が来るのが待ち遠しいです。帰ったときは、卵焼
きを作ってくれると嬉しいな。塩加減は間違えないでくださいね。
末筆になりましたが、お体は大切にしてください。
早々
これ、大学院生の頃に妻に宛てた手紙です。今読み返してみると、顔から
火が出るほど恥ずかしい。若気の至りというやつですか。
教訓：手紙を書くときは、深夜は避けよう。
● ステーキって素敵（オヤジ入ってます） （武部君）
肉、食いて〜！
トリもいい。ブタもいい。でもやっぱり牛がいいよね〜。
焼き肉は楽しいし、牛鍋もいい。しかし何をおいてもステーキ！ 分厚
い肉を中まで完全に火を通さずに焼き上げ、ナイフで切り分ける時の快感、
そしてそれを口に入れたときの歯ごたえといったらたまらないです。まさ
に至福の時ってやつ。
ただ許せないのはサイコロ・ステーキ！ これだけは納得がいかない。
何が悲しくてあんなに細切れにしなければいけないのか！ 牛さんが可哀
想じゃないか！
やっぱりステーキというものは、ナイフでガッと切って、フォークをブ
スッと刺し、グワッと口の中に入れるのがいい。それこそがステーキの醍
醐味です。しかし、サイコロ・ステーキには、それがありません。どうな
のか、それは。やっぱり、いかんだろう。
ところが1980年代末には約50％だったサイコロが、どんどん増加して現
在は60％です。わたくし武部はこれを当面10年で55％に。将来ゆくゆくは
50％に制限するつもりです。これは容易ではありません。「わたしぃ、口
小さいからぁ、ちっちゃくないとたべられないしぃ」などとすかした口を
きく者共をステーキ屋さんから駆逐しなければいけません。様々な問題が
あることは事実ですが、「ステーキ」は、私たちにとって命の源であるだ
けでなく、健康で充実した生活の基礎をなすものです。コギャルなんかに
負けるものかという意味でも、サイコロの駆逐は重要な課題であると、私
は信じています。
今後とも関係者の理解を得て、サイコロ・ステーキではなく、本当のス
テーキを食べさせてくれるステーキ屋さんを増やしていきたいと思ってい
ます。
とは言うものの、今現在は、サイコロでもいいから肉、食くいたい！
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【ジュン君のうごき】
● 高祖君にエールを送ってみる（09/04）
● ミスさっぽろからトウモロコシをもらってご満悦（09/05）
● クエール君に森君の迷言を教えてあげる（09/08）
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