12.02 : 物欲の世界
12.03 : 今日は特にネタもないので
12.04 : 突っ込みに敗れる
12.07 : 同じ穴の……
12.09 : たれこみ情報その1
12.13 : 今年の事件
12.22 : 納得できない
12.26 : 大江戸落語展
周囲が思っているほど、僕はパソコンに代表されるデジタルグッズが
「好きで好きでたまらない!」
という人間ではなかったりします。
実際、ペンティアムだセレロンだ、やれ何メガヘルツだと言われても、特に魅力を感じません。また、このグラフィックカードを装着すれば、3Dゲームがグリグリ動くぜ、と言われても、別に僕はパソコンでゲームをやりたいとは思わなかったりします。暇つぶしに麻雀とか将棋ができればいいなとは思いますけれど。
僕のパソコンの使い方と言えば、あいた時間にこそこそと仕事の続きをしたり、記憶力に自信がないので広義のデータベースとして使ったりと言った具合です。
ところが。
自分でも不思議に思うのですが、なぜか我家にはノートパソコンばかり3台もあります。
1台目は大学院時代に買ったPowerBook520。これは、当時の研究室には共用のパソコンが2台しかなくて、とりあえず研究室でも自宅でも自由に使えるパソコンが欲しかったという、比較的に合理的な理由で買ったわけです。
2台目は就職してから、職場がWindowsな世界になってしまい、Macとのデータのやりとりが何かと不便になったため購入したLet's Note。こちらの購入動機も、割合にマトモと言えるのではないでしょうか。
そして最後が現役のLibrettoです。酷使してきたLet'sNoteがそろそろガタが来て、おまけに出歩く仕事が多くなり、さらに出先でPCを使う必要が増えてきたことから、非力な僕としては
「1Kgを切ったPCが欲しい!」
と、やはり切実な理由だったりします。
自分で言うのもなんですが、これまで買ったパソコンは、ぜーんぶ合理的な買い物だったのではないかと思います。
が、しかし。
やはり、目の前にノート型ばかり3台もパソコンがあると、さすがにどうかと思います。やはり無駄遣いなのでしょうか。
でも、ATOK搭載の新型Visorが発売されるんだよね〜。欲しいっす。
神戸を中心に関西では、「違う」ということを「ちゃう」と言います。
これだけなら、特に東京の人と意思疎通ができないというほどのこともありませんが、しかし、
「あれ、チャウチャウちゃう?」 (あれは、チャウチャウという犬ではなかろうか?)
「ちゃうんちゃう」 (違うのではないか)
「ちゃうんか?」 (違いますか?)
「ちゃうって」 (違います)
「やっぱし、チャウチャウちゃう」 (やはり、チャウチャウという犬だと思うのだが)
「チャウチャウちゃう」 (チャウチャウではありません)
という会話になると、東京の人にとっては、
わけわからん
ということになるようです。
久しぶりに神戸の友人からメールが来たので、ふとこんなことを思い出しながら、今日の東京日記はおしまい。落ちは特にございません。
普段強気すぎるほど強気な知人が、ある日、
「負けた、負けた」
と言ってやって来ました。
どうしたのか、というより、知人に「負けた」と言わせるようなことは、一体どんなことなのかと興味津々で話を聞くと、なんでも、某芸能人のコンサートに行って来たのだそうです。そこでファン交流のコーナーがあったそうなのですが、その場で、知人は、ちょっとしたミスをしたのだそうです。知人の言葉をそのまま信じると、「多分、誰も気づかないようなミスで、実際、他の観客は気づいていなかった」程度のミスだったのだそうですが、関西出身のその芸能人は、彼女のミスを見逃さず、速攻で突っ込みを入れたのだそうです。
知人曰く、
「関西の人って、本当に突っ込みが速いね〜」
とのこと。
そんなこと今さら感心しなくても、目の前に関西人がいるではないかと言うと、すかさず
「あんたは、ボケやん」
違うよ、僕は、突っ込みっすよと反論するものの、全然相手にされないわけで、くやしすぎる〜。
最近、知人はおかんむりなのです。
また、僕が何かしでかしましたかと恐る恐るお伺いを立てると、なんでも彼女の母親に対して腹を立てているのだそうです。僕じゃなかったすね。少し一安心。
ともあれ。
なんでも、母親が、知人のことをいつまでたっても子供扱いするのだそうです。
そりゃさ、親なのは分かるよ。私だってもう子供じゃないんだから、もう反抗期って歳でもないしね。でもさ、やっぱり子供扱いされたら腹が立つわけよ。
とは、彼女の言い分です。
僕自身、子供の頃から、あまり構って欲しくないタイプの人間だったので、彼女の気持ちは分からないでもありません。実際、あーだ、こーだ言われると、ついつい、「もう、いい」という気持ちになって、ふらっと家を出てしまうような子供だったりします。
ただ、いかがなものなのでしょうか。そういうあなたこそ、僕のことを思いっきり子供扱いしているのではないでしょうか。
が、しかし。
子供に子供と言って、何が悪い?
そう言う言動は、子供の教育に良くないと思います。
先日、大学時代の友人からたれ込み情報がありましたので、ここに慎んでご報告いたします。
Subject:看板 |
それは看板でした。その看板は交通安全を目的にして建てられているもので、「スピードを出すと危ないよ」という趣旨のことを言いたいのだと思いますが、書いてある文句が何と 「せいてはならぬ 急ぐ人は 別世界旅行へ…… 公旬社」 です。 しかも、その末尾に書いてある公旬社とは神戸市垂水区近辺で勢力を張っている葬儀屋さんで、その看板も公旬社さんの営業所のまん前に立っています。いやー、葬儀屋がそういうことをいうと迫力があります。 |
ずいぶん以前にこの東京日記でも、王子周辺の謎な看板・ポスターを紹介したことがありますが、いやいや世間には、この手の真面目なんだか、なんなんだかよくわからない看板ってたくさんありそうですね。
と言うわけで、僕もしばらく看板探しの旅に出てみようと思います。結果は、当サイトにて公開します。あと、この種の看板を見つけられた方、ご一報ください。
いよいよ12月になりました。この時期の定番と言えば、1年の重大事件特集でしょう。というわけで、当東京日記でも、恥ずかしげもなく今年一年を振り返ってみます。
第3位 Visor購入
誰がなんと言おうと、Visorは大変便利かつ有意義に利用されています。たとえ、依然としてPCとのHotSyncに失敗していようと、どこぞの誰かさんが「3万円のメモ帳」と悪態をつこうと、便利なものは便利です。スケジュール管理、備忘録、電車の乗り換え案内とフルに活用されています(もっとも、実際にはVisorのポテンシャルの10%も使っていないのでしょうけれど)。というわけで、ボーナスも出たことですし、拡張モジュールを買いたいのですが、ダメっすか?
第2位 冨倉ふたまたをかける
東京に出てきてから、僕のお気に入りは、風呂屋のお嬢さんだったりします。美人なんですよ、本当に。ほっそりとしていて、しなやかとしか表現のしようがないスタイル。黒目がちで魅力的な瞳。人見知りをせずに、誰にでも愛想のいい対応。完璧っす。と言っていたのですが、今年になって、文房具屋のお姉様に心引かれる日々が続いていたりします。こちらはこちらで気品のある優雅な仕草、気分屋で、機嫌のいい日は体をすり寄せるかと思いきや、ちょっとでも気にくわないことがあると、プイっと席を外すわけで、僕としては、心かき乱されるわけです。週末の昼間は文房具屋のお姉様とじゃれ合い、夜は風呂屋に通っているわけで、29歳独身男性、近所の犬と猫を相手にして、なにをやっとるのかと少し反省。
第1位 お金を落とす
これは痛かったっす。本当に。忘れもしない9月26日。いつものように昼休みに1ヶ月分の生活費を引きだし、銀行備え付けの封筒に入れて、胸ポケットにいれました。正確に言うと入れたつもりでした。ところが、夜、自宅に戻って、胸ポケットを探ると
ない! いくら探しても出てこない!
入れたはずの封筒が、どういうわけか影も形もありません。その日から冨倉の家計はなけなしの貯蓄を食いつぶす日々が今日まで続いていたりします。
反省:面倒くさくても、お金はこまめに引き出すようにしよう!
しかし、こうして振りかえってみると、今年も平穏無事な一年だったようです。
東京に出てきてから3年。それなりに東京の暮らしには慣れたつもりですが、いまだに納得できないことがあります。それは、
地下鉄千代田線 霞ヶ関の駅
についてです。
東京ローカルな話なので、少し詳しく説明すると、地下鉄千代田線の霞ヶ関の駅は、地下鉄と言うだけあって、まずは地下に下りなければいけません。地下鉄だから当たり前の話のような気もしますが、地下鉄銀座線の渋谷駅は、どういうわけか地上2階(それとも3階?)にあったりするので、東京の地下鉄はなかなかあなどれないのですけれど、それはともかくとして、霞ヶ関駅は地下にあります。それはいいんです。
地下にある切符売り場で切符を購入し、自動改札を通って、ホームに出ようとしたところで、あなたは恐らく目の前にくり広がる事態に困惑されるのではないでしょうか。いや、絶対困惑するはずです。なにしろ、電車に乗るには、
もう一度階段を登らなければならない!
のですから。
これは一体どういうつもりなのでしょうか。もしかして、運動不足をになりがちな都会のサラリーパーソンの健康を気遣って、わざと余計な移動をさせているのだろうか、などと勘ぐってしまいますが、しかし、あの営団地下鉄がそこまで気の利いたことをするとは思えません。素直に、地下1階に切符売り場、地下2階にホームを設置すれば良かったのに、と思うのは僕だけではないでしょう。
ちなみに、今日も大手町に行った帰りに、下り階段を探して霞ヶ関駅でさまよっていたりするわけで、絶対なにか間違ってる。
とりあえず自分の方向音痴を棚に上げる冨倉
池袋から丸の内線に乗り込み、本郷三丁目で、噂の大江戸線に乗り込んだ我々は、一路、両国へと向かいました。目指すは、江戸東京博物館で開催している「大江戸落語展」です。
余談ですが、大江戸線の名付け親は石原の慎太郎君です。彼の都知事就任最初の仕事が、命名大江戸線! 脱力系ネーミングセンスはばっちりのようです。一見環状線でもちょっとなにかが違う大江戸線の様に迷走しなければいいのですけれど。
それはともかく。
落語の展示会と聞いて、僕が過度の期待をしていたということもあるのかもしれませんが、ちょっと肩すかしでした。
確かに、もともとが見るものではなく、聞くものということもあって、考えてみれば落語の展示会って、難しいです。落語家の羽織を展示されてもなぁ〜(といいながら、僕的にはかなり楽しんでいたのですけれど)。