03.11 : 24000ヒットおめでとうございます!
03.14 : 大入り
03.18 : 鑑真和上展
03.21 : 東京日記・近況
03.22 : 朝の喫茶店
03.25 : 仲良きことは美しきかな
03.30 : テレビ電話
先日、打ち合わせのため某社を訪問したところ、受付の女性がにっこりと微笑んで、
「面接の方は、あちらにお回りください」
とおっしゃいました。違うっす。仕事で来たっす。
この時期は、どうも僕にとってはあまりいい季節ではないようで……。
ともあれ、いたくらさん、
24000hit おめでとうございます!
取り急ぎ、今日はそれだけ。
立川らく朝の一人会に行ってきました。大入りでしたね。前座でこれだけの人を呼べるのですから、二枚目昇進は間違いないでしょう。
さて、ホームページで古典落語の紹介をしている人間がこういうことを言うのもなんですが、僕は、落語は読むものではなく、あくまでも聴くものだと思っています。それもできることなら、テレビやラジオではなく、寄席で聴くのが一番楽しい。
なぜ寄席が面白いかというと、テレビやラジオの「公式」な場では今あまりできないバレ噺(要するに性や下ネタを扱ったもの)を聞けたり、あるいは枕になる部分が、結構きわどい話を聞けたりするからということも勿論あるのですけれど、それ以上に、
あのライブ感がたまらない!
わけです。あたしゃ、出囃子でタテノリするっすよ。
あと、今回はあまりの人の多さで会えませんでしたけれど、今度は一緒に落語を聴きませんか > 小川さん
開口一番、
「笑いたければ笑え」
と知人が言いました。
知人は昔からの癖っ毛で、先の方が跳ねてうっとうしいから思い切って髪を切ったのだそうです。問題は、知人がイメージしていたよりも短く切りすぎてしまったのだそうで、その結果、前述のような発言になったわけです。
しかし、「笑え」という言葉を信用して本当に笑うと、後でどの様な目にあわされるか、過去何度かの痛い経験で学習していた僕は、
「いや、まぁ、それはそれで……」
と言葉を濁しておくことにしました。自分でもすばらしい学習能力だと思います。ところが、そんな僕の優しい気持ちを踏みにじるかのように、「そういうよそよそしさはいかんと思う。感想はきちんと述べるべきであろう」と僕を詰問します。仕方なく僕が、
「ちんちくりんかも」
と率直な感想を述べると、蹴りが入りました。言えっていったから言っただけなのに……。
ともあれ。
3月のそぼ降る雨の中、東京都美術館でやっている鑑真和上展に行ってきました。情報をくれた美人のお姉様2人(両方とも既婚)には感謝感謝です。
館内は雨にも関わらず、大勢の人でにぎわい、必ずしも好き勝手にゆっくりと展示品を眺めるというわけにはいきませんでしたが、それでも、十分堪能できました。ちなみに知人は、
「あんなに遠くから、よく運んでこれたねぇ。ありがたいこってす。なんまんだぶ、なんまんだぶ」
と妙な点に感心しておりました。いいんですか、それで。
先日、こんなメールを頂きました。
Subject : 日記 |
こんばんは。 3月も半ばになったというのに、今月の日記は更新されてませんね。ご病気になられたとか?読後感想と一緒に楽しみにしてるんですが・・・・・。 東京日記ファンより。
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うわー、申し訳ない。
特に病気になったとか(相変わらず、殺しても死なない憎まれっ子ぶりを発揮しております)、ネタが切れたとか、そう言うわけではなかったのですが、確かにおっしゃるように、最近、東京日記を書いていませんでした。
正直に言うと、足を引っ張っているのは、「森君日記」だったりします。負担はそれほどでもないのですけれど、やっかいなことに、
「今何を書いても、森君の文体になってしまう!」
わけです。やばいっす。
この東京日記は、僕の素の文体で書いているわけですが、ついつい、森君調になってしまっている自分を発見して、「いかん、いかん」と慌てて直すことが最近多いです。
プライベートな文章なら、たとえ森君が出てきてもそれほど困ることはないのですけれど、まずいことには、
「仕事の文章にまで、森君がちょっかいをかけてくる」
先日も、某学校の卒業式の挨拶文の下書きを書いていて、気がつくと
「卒業おめでと。明日から、社会人なわけだけど、みんな本当のところどうなの。社会人としての自覚ある? ないよね〜。僕もないもん」
などと書きそうになっている自分が恐かったりします。
などと言い訳を言っている暇があったら、とっとと東京日記を書けばいいわけですね。
ともあれ、今後とも末永く東京日記をよろしくお願いします。
東京に出てきてから4年。いまだに馴れないことの一つに、朝のラッシュがあります。
朝っぱから押し合いへし合いするのは、低血圧気味な僕としては非常に疲れるというのもあるのですが、それ以上に、列車に乗っている間に何もできない! という状況は退屈で非常に困るわけです。
そんなわけで、僕は朝7時30分頃の列車で通勤しています。この時間帯だと、車内で本や新聞を広げられるぐらいのスペースは確保できます。
ところで、この時間に列車に乗ると、始業の1時間以上前に新橋に着いてしいます。
これでさっさとオフィスに入れば、「できるサラリーマン!」なのでしょうけれど、あいにくなことに僕は「できないサラリーマン」なので、そのまま喫茶店にこもってしまっています。
朝の喫茶店でのひとときというと、優雅な感じがありますが、実際にはそれほど優雅なものではありません。実際、眠りこけているサラリーマンの隣で、ちょこちょこと遊んでいることの方が多いわけで、「優雅」からはほど遠い世界です。
ともあれ。
先ほどから僕の好奇心をくすぐっているのは、隣のおじさんです。見たところ、50代後半。薄くなった白髪、コートの疲れ具合からも歴戦のビジネス戦士であることが伺われます。
が、しかし!
そんな威厳を吹き飛ばしてしまっているのが、彼の寝言です。
「ぼかぁ、温泉に行きたいんだよ。ディズニーランドじゃなくて。ヒロコ〜」
ヒロコさん、温泉にしてあげてください。温泉には卓球もあれば、エアホッケーもあります。きっとミッキーより楽しい思い出ができることでしょう。保証はしませんけれど、多分。
赤羽のマクドナルドで遅い朝食をとっていたときのこと。
右隣に高校生とおぼしきカップルが座っていました。男の子の方も女の子の方も、今風の可愛らしい格好をしていました。可愛らしい二人は、案の定可愛らしくいちゃいちゃし始めました。お互いの食べ物を交換してみたり、店内でかかっているBGMを一緒に歌ってみたりと、もう本当に「可愛い」としか言いようのない、いちゃつき方に、隣で座っていた二人組(29歳独身、30云歳独身)は、苦笑するしかありませんでした。
「あたしにも、あんな時代があったんよね〜」
と知人は言い、
「マジっすか。想像できないっす」
と答えると、テーブルの下で蹴りが入るわけで、絶対にあんな可愛い女子高生時代はなかったはずと確信するわけです。
ともあれ。
問題は左隣のカップルです。
我々脳天気二人組が席についてしばらくしてから店内に入ってこられたのですが、入ってきた瞬間から、
険悪
としか言いようのない雰囲気を漂わせておられました。年の頃は、両方とも僕と同じくらいか、少し年下といった感じです。
しばらく無言でハンバーガーを食べておられたのですが、突然、ものすごい罵倒合戦を始めました。僕の稚拙な文章力ではとてもその時のものすごさを再現できないのですが、あの強気な知人が、おもわず数歩席をずらしたと言えば、そのすごさが少しは想像してもらえるのではないかと思います。
右に熱々のカップル、左に別の意味で熱々のカップルに挟まれた二人組。立つに立てない。
ホテルの一室からお届けする今日の東京日記。皆様いかがお過ごしでしょうか。
元々僕は、どこに行っても
「住めば都」
という気楽な性格なため、ホテル暮らしに全く不便を感じていないわけで、むしろ、今の自宅の状態を考えると、散らかってない分、結構生活しやすいかも! とか思っていたりします。
ともあれ。
相変わらず可愛い声の美人の女子大生から、
「卒業できました」
と電話がありました。
おめでとうございます!!
普段なら、お茶の一杯でもごちそうさせてくださいと言い出すところなのですが、あいにく今はホテル暮らしで抜け出すわけにも行かず、もどかしい気持ちで一杯ですが、それにしても、まもなく30歳になるというのに、相変わらず電話で話すのが苦手なのは、そろそろ何とかしないといけないと最近思います。
実際、他の人は、どうして普通に話すのと同じように電話で話せるのか不思議で仕方ありません。基本的に僕が電話で話すことと言えば、
以上2点しかありません。考えれば考えるほど、他の人は電話で何を話しているのか不思議です。
周囲の意見を参考にして検討した結果、僕が電話で話すのが苦手なのは、
相手の表情が見えない
のが最大の原因のようです。そうすると、テレビ電話を導入すると、もう少し状況は改善されるかも。そうでもないか。